本質の追求
私はスキー教師を25年続けています。
様々な技術レベル・年齢の生徒さんを指導させて頂きましたが、
今日はその経験から学んだことを少しだけ・・・
例えば、レッスンカリキュラムの一つにストックを外して
手ぶらでスキーを滑ります。
もちろん目的があります。
ですが、その目的をキチンと持って指導しないと、
或いは、生徒さんに指導の目的を伝えて行わないと、
””手ぶらで上手に滑ることが目的になってしまいます。””
本来はそうではありません。
私の場合は、このような目的です。
ストックを外すことで、体のバランスを取りにくくなり
肩・腰を回して(振って)滑るようになります。
これをローテションといいます。
この時顕著に表れる「ローテション」こそ、
その人の普段からの悪い癖で、これをはっきりと顕在化
させることが出来ます。
私はこのように目的を持ってレッスンを行い、
生徒さんにも事前に伝えています。
本質を理解することが重要です。
では一方、営業職の本質とはなんでしょうか?
・お客様の話を聞いてくること
・お客様の欲求をつかんでくること
・お客様の課題を共有してくること
この辺が土台としてあって然るべきです。
そして次には、
お客様に「応え」を出すこと。
この繰り返しで今までやってきたし、伝えていきたい。