Oside
O「一緒に…帰ろう?」
お願い…微笑み返してくれ…
N「大野さん…」
N「……本当に…いいんですか?」
O「もちろん…」
N「じゃあ…」
二宮さんはまた顔を赤くして、革ジャンに袖を通して言った。
N「よろしくお願いします」
ニコッと微笑み返してくれた二宮さんは、本当に天使のようだった。
O「・・・行きましょうか//」
俺もなんだか恥ずかしくなってきた//
俺がベンチから立ち上がって、二宮さんも立とうとしたとき、
N「ぉわっ」
O「危ないっ」
フラついて前に倒れそうになった二宮さんを抱きとめた。 あっぶねぇ
N「わぁ、すいませんっ」
O「ん、大丈夫です。…大丈夫ですか?」
N「……何とも言えません…//」
あ、抱きしめたままだった// ただの変質者になってしまう…。
O「すいません//」
すぐに二宮さんから一歩下がった。
N「//・・・あの、おんぶしてもらえませんか…?//」
下を向いたまま両手を握ったり離したりして言う二宮さんに、俺はほとんど恥を捨てていた。
O「フフッ もちろん、いいですよ」
俺は後ろを向いてしゃがんだ。すると、二宮さんはゆっくり俺に乗っかってきた。
N「ありがとうございます//」
O「はい//」
やっぱりちょっと恥ずかしいな…//
―俺達は帰り道、他愛もないいろんな話をした。
俺の歳、仕事、趣味。 二宮さんの歳、生活。
途中途中、無邪気な顔で笑ってくれるのが、すごい嬉しかった。
O「着きましたよ」
玄関の鍵を開けて、二宮さんを降ろした。
N「ありがとうございます。 お邪魔しまーす」
靴を脱いで、端に自分の靴をよせて、二宮さんはぴょんっと廊下に上がった。
そんな二宮さんが可愛くて、思わずにやけてしまった(笑)
O「リビングへどうぞ」
N「はーい」
誘った俺が言うのもなんだけど、初対面のおじさんの家にそんな無邪気な笑顔で…
置いてこなくて良かった…
N「ふぁ~… んぅ」
大きいあくびをして涙目になった二宮さん。
N「大野さん… 先寝ててもいいですかぁ?」
あ、やめて、そんな目で見ないでー…
N「…大野さん?」
O「あっすいません(笑) いいですよ、えーと…」
ベット一つしかないよ… しかもシングル…
N「あ、僕、全然床でいいですよっ」
O「何言ってるんですか!そんなの駄目ですよ、ベットで寝てください」
N「え、でも…」
O「俺はソファーで寝るので」
なぜかここでアイドルスマイル。
N「んふふ ありがとうございます。」
…なんで今笑われた? 笑顔が不自然だったかな?
N「じゃ、お言葉に甘えさせていただきます」
O「はいっ あ、ベット向こうです。着替えはタンスから好きなの着てください」
N「わかりました。 ・・・では、おやすみなさい。」
また天使のような笑顔を向けてくれた二宮さんに、俺も負けじともう一度やってみた
O「おやすみなさい」
最高のアイドルスマイルを。