英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki -242ページ目

英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

心まで伝わる英語絵本の読み聞かせで、本物の英語力を育てます@神保町+オンライン講座。子ども英語講師の指導力と英語力を上げる・英語絵本コノサー講座のトレーナーMs.Miyukiのブログです。英語で子どもと笑おう。楽しく世界の絵本を英語でご紹介!!

ファザーリングジャパン 夏の絵本ライブ キャラバン2日目は宮古市の保育所2か所と学童保育所2か所で。

朝一番の保育所では、前日にお知り合いになるきっかけを得た地元のベテラン読み聞かせボランティア虹の会の方々が朝から応援に来てくださり、やりがいも2倍に。途中の道が混んでいて到着が遅れ、子どもたちも手持無沙汰だったはずですがライブがはじまると元気に楽しんでくれました。

この日は午前一回、午後に三回のライブです。

午後の最初は、少し高台に建つすてきな保育園。ただし、周囲の被害は甚大です。子どもたちは元気いっぱいですが、きっと保育の現場でそれだけ注意が払われているからでしょうね。頭が下がります。

つぎは一か所目の学童、ここは今回はじめての屋外でのライブ。まだ避難所としても供用されている小学校の敷地のこと。偶然でしょうがあの3月11日当日の、地震が起こるほんの数時間前にこの小学校の屋上から撮られた写真が残っており、被害の大きさと、もともとの人の暮らしのあった光景とのギャップに粛然となります。

最後の学童では、受け入れ側のコーディネーターをしていただいている地元のパパママ読み聞かせボランティアグループおどっつぁんずから、ゴールデンウィーク以来の再開となる懐かしいお顔が。子どもたちも落ち着いていて、目が届いている印象の学童保育所です。

一回一回は短い時間であっても、全力投球のライブゆえ、4回の充実感はなかなかのもの。この日は花巻へ泊るため、ライブの後は撤収し、宿で一息ついた一夜となりました。



7月31日の夜に都内で集結し、一路北上したキャラバン隊。私は実は心に重いものを抱え、まさに万難を排して参加となりました。今日家を離れてよいものか?との迷いがあるなか、それを振り切るように出かけたのが初日のこと。

朝には高速を九戸で降り、道の駅で休憩。その道の駅の建物、「オドデ館」という名前がかいてあったのですが、何か旅心をくすぐりますねえ。オドデって何?分からずじまいだったのですが、知っている方はぜひとも教えてください!

私の心の重さが伝わったかのように、最初の読み聞かせでは保育園児から「英語分からん」の声。大人と違って本当に思ったことを言ってくれる子どもの反応はありがたいものです。ここまでスベるのはさすがに久しぶりでしたが、それがライブの魅力かつ魔力でもあります。

久慈市では保育所のあともう一か所、学童保育の場所でのライブ。今度は小学生。和やかな雰囲気でやっとペースを取り戻します。

午後はゴールデンウィーク以来再びの宮古市田老地区へ。復興の様子が目に入るのはうれしいことです。同行者には「復興が遅い!もっと政府とか頑張ってくれないと!」というもっともな意見もあるわけなのですが、私はこれは大きな大きな被害から自分たちを取り戻すためにも、とっとと終わらせるということではなく、一緒に時間をかけて考えて進むべき道のりなのかもと思いました。

田老の子どもたちは私たちキャラバンを覚えていてくれたりして、本当にここにもう一度くる機会があったことをうれしく思いました。何度でも、復興を見届けるまで通いたいと思いますが、そういう気持ちこそ軽々しく口にするのがはばかられる思いもあります。

ただし、私は元来はとても楽天的。さようなら、というよりも普通に「またね。」と言ってお別れするのが好きなタイプです。なので、ここでも賛否は分かれるところでしょうが、私はまたね、と言って心を少しだけ置いてきました。田老の子どもたちは時々地元にいるALT(小中学で教える外国人講師)とふれあう時間があり、英語にとてもポジティブ。反応はバツグンです。

宮古市では、地元のボランティア団体のみなさんとゴールデンウィーク以来の再会をよろこんだり、新しい出会いをつなげる楽しい懇親会が。それだけでもうれしいところを、海沿いならではの魅力的な海産物をいただいて、楽しい一日目の夜が過ぎてゆきました。



8月第一週は、お休みをいただいてゴールデンウィーク以来となる再びの東北へ。行ってまいりました。

今回初めてうかがった場所もあり、再訪して再会を喜ぶことのできたご縁もあり。

思い出すかぎり記憶をたどっていこうと思います。

クルマで移動するツアーなので、休憩も含めて高速道路のサービスエリアや道の駅などで、その土地の美味しいものを買って経済的な復興支援、もキャラバンのみんなの楽しみ。家に妻子を置いてのイクメンな参加者のこと、おうちに戻った時のハニーへの感謝の表し方も心得ていらっしゃいます。

ですが、実は私は前回ゴールデンウィークのときにはお土産を買うことはありませんでした。そもそも営業が出来ていない場合や、棚がカラッポだったことも。私自身、目の前のことをこなすので精いっぱいで、とてもお土産を見る余裕などなかったのです。

そして今回。物流も戻りつつある中で、私が家に持ち戻る目的で買ったものは一つだけ。

昨日8月4日に行った陸前高田のローソンでゲットしたもの。実は、昨日は震災後お店が再オープンした、奇しくもその当日でありました。

にぎわうコンビニの店内に平積みで置いてあったもの。岩手日報社の、震災報道写真集です。

仕事柄よく行く神保町で、大手のメディアが出しているこの手の出版物はたくさん目にしていますが、震災後特に買い求める気にはなりませんでした。中には子どもの手記など、心を動かされるものもありましたが、もともとは地縁の全くない私がその手のものを買い求めるのも、興味本位に感じられていたのがやや敬遠していた理由です。

ですが昨日の客でにぎわうローソンの中で、この写真集があの場所に売られていたことには、とても必然性を感じました。

後付けのものではなく、その場所にある地方のメディアでしか撮ることのできない圧倒的なリアリティ。大手のメディアがどれほど大量のヘリを飛ばそうと、届けることが出来なかった現実の重みが、心に痛く鋭く飛び込んでくるようです。

どのようにむごいものであっても、であればこそ、これは今高校生の子どもに見せなくてはならない。だから買いました。

美味しいお土産を全く買わなかったのは、今日も平穏なる我が家で楽しむのではなく宮古なら宮古、大船渡なら大船渡、その場所に戻って、そこで美味しいものを食べたかったから。愛する家族を連れてきたいな、と思ったのはもちろんのこと。それに、志同じきツアーメンバーとも、しばらくたってから「あの時は大変だったけど」と言い合えるようになってからまたあの場所で、今度こそ美味しいものを一緒に楽しむ日が来ることを祈っています。

お土産もじゃんじゃん買って復興支援して、旅行でもじゃんじゃんお金を落としたり出来れば一番良いのでしょうが、私は少し不器用で、両方のことをうまくこなすことは出来ないようです。(大苦笑)