英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki -212ページ目

英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

心まで伝わる英語絵本の読み聞かせで、本物の英語力を育てます@神保町+オンライン講座。子ども英語講師の指導力と英語力を上げる・英語絵本コノサー講座のトレーナーMs.Miyukiのブログです。英語で子どもと笑おう。楽しく世界の絵本を英語でご紹介!!

北京の書店で買ってしまった、小学校英語の教科書について。

小学校1年生のA巻(上下巻の上)では、35レッスン分の課程が載っています。この巻で扱うトピックは1.体の部位 2.動物 3.色 4.アクティビティ(動きなど) 5.食べ物と飲み物。

子どもが生活に引き付けて覚えやすいトピックが選択されていますね。いきなり「外国人とも仲良くしたいから、外国語で(いつもの友達と)あいさつ」というよりも、リアリティがある分、小さい子どもでも入っていきやすいのでしょう。

ちなみにこのテキストの最後の部分で想定されている会話はこんな感じ。

[Drink some milk, please.][No. I want some Coke.]

我らが英語ノートは、「世界のこんにちはを知ろう!」からはじまります。前にも言いましたが、小学校の英語は英語にして英語にあらず。コミュニュケーションの授業ということで、中学で本格的に始まる外国語教育としての英語を前倒しで教えるとこは厳に戒められています。ですので、英語ノートの表記は原則日本語なのです。

ちなみに英語ノート1の最終レッスンは、すべて日本語で書いてある英語コミュニュケーションすごろく。「できるだけ英語で言ってみよう。」というルール。各マスに書いてあるのは

「友達とえいごでじゃんけんをしよう」
「アメリカの”こっちにおいで”をジェスチュアでやってみよう」
「コアラを英語で言おう」等々。

どんな感想をお持ちになったでしょうか。人によってとても意見が分かれそうですね。NOと言えるニホンジンになるためにはこれが正解だとお感じになる方もいらっしゃるでしょうし、もう少しこのカリキュラムの背後にある哲学をお知りになりたいとお感じになる方もいらっしゃることでしょう。

中国の1年生はそのままB巻に突入していき、学年の最後のほうでは

[What does the boy want?][The boy wants some chocolate.]

と、自分の意見を言いっぱなしではないところまですすんでいきます。

毎回のレッスンが1.新しく導入された単語 2.その単語を使ったセンテンス 3.確認テスト(ゲーム、クイズ形式) 4.その日の表現の歌(チャンツ)、のシークエンスで繰り返されていますので、やるべきことが整理されているのは、教える側には便利なところかもしれません。ただし、あまりにきちんと整いすぎたカリキュラムは「漫然たる授業」を生み出す温床にもなりやすいところです。やはり運用する側に意識が求められるのは、人にものを教える職業の人間にとっては当たり前のこと。そこに洋の東西など無いと私は思います。

せっかくですので、もう少し。続きます。






私が北京の本屋さんで買ってきたのは、小学校の英語の教科書。教員養成で定評のある清華大学の出版社から発行されています。1年生から各学年A.Bの2分冊になっています。定価6.15元。日本円で100円弱というところでしょうか。

中国の学校教育は分かりかねるのですが、英語(外国語)は小学校でも必修みたい。(どなたかご存知の方はぜひ教えてくださいね!)これに関しては推量で書いている部分も多いので、間違いはぜひ正していただけるとありがたいです。

ですが、英語に関しては間違いなく私でも判断出来ます。よくできている!!

日本では一時期、「仕分け人」なる民主党のみなさんがばっさばっさと予算の無駄に見える部分を仕分けするというのが流行りましたが、その時、日本の小学校英語で使うテキストブック「英語ノート」も存続の危機に見舞われました。辛くも生き延びた「英語ノート」。ゼロから始まる小学校英語の必修化に、内容の稚拙さはともかく、いきなり「廃止」は無責任極まる、というのが私の考えです。ですから、英語ノートのことはなるだけ擁護したい気持ちがあります。

ところでこの中国のテキストブック。小学校一年生のA巻、一番初めのテキストブックは、体の部位から動物、色、と単語単位で進んでいき、難しさは英語ノート1(日本の小学校5年生用テキストブック)と大差なし。生徒が見るページは原則英語のみの表記で、日本語での記述が目立つ英語ノートよりも英語にフォーカスが定まったもの。第一回めから、耳はear, でも両耳でears,と複数形もきちんと扱っています。これは英語ノート、完敗ですね。

幼児期ではなく学齢期になって以降に英語を勉強する際に、本当はこういう「母語に無いルール」のほうが見過ごせない「きちんと押さえるべきところ」なのですが、「楽しさ優先」で「勉強ではない」日本の小学校英語では、こまかいルールは全部無視。読み書きではなくコミュニュケーションの時間だからというので、英語での表記を極端に絞ってあります。

いくら「英語ノート擁護派」でもこれには反対。敷居を低くすれば楽しいとは限らないのが教育だと私は思います。特に、5年生や6年生ともなると、その知的水準にあったものでなければ、無邪気にはついてきてくれない年代。大人や先生が言うことに従うだけでなく、自分のアタマで考えることが一層重要になってくる年頃です。

1年生のA巻だけで35ユニットに分かれているということは、週に一度ではなく2時間ずつのレッスンがあるということでしょう。単純に時間数だけでも日本の2倍。もちろん公教育の中で、これを受けた生徒がすべてきちんと理解するということを期待するのは現実味に乏しいことですが、このテキストを見る限り、小学生の英語教育、快調に飛ばしていきます。

続きます。




王府井の中国系デパートでウィンドウに飾られていた金ぴかの龍くん。景気が良くてかわいくて、日本人が作るとこうはならない独特のたたずまい。

ここの並びにある中国屈指の大書店で、中国語も分からず簡体字も読めない私が買い込んでしまった商品とは?

じゃーん!!

ってこれ、ビニールの手提げ袋に入れる前に、キャッシャーのお姉さんがテキパキとひもで結んでくれました。ひもで結ぶ。確かに私が子どもの頃とか、日本のデパートでも健在のサービスでした。子どもが買ったおもちゃを持ちやすいように、持ち手を長く結んでくれていましたね。ぶらぶらと手に提げて、時々うっとりとながめながら家まで帰る。子ども心になかなか楽しかったです。今は紙袋。おうちに帰ったらすぐに、まだきれいなその紙袋はリサイクル。日本のデパートでも、ひもで結ぶサービスが復活したら楽しいのに。と、一瞬童心に帰って。

え?これじゃ何を買ったのか分からない?ごもっとも。

私が買ったのは・・・・

続きます。