英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki -116ページ目

日本でのCMでは
少し前に
プライスレス
という言葉を
さんざん流行らせた
イメージ戦略の上手な
VISAです。
グローバルスローガン。
2008年のチャートでは
Life Takes Visa
だったようです。
イメージが多重になっていて
これはこれでさすがの表現。
ですが今日は、
現在のスローガン
everywhere you want to be
グローバルスローガンって
どれだけ長い期間使うかにも
企業の姿勢が表れて
面白いものです。
everywhere you want to be
あなたが使いたいならどこでも
使える、というサービスの場面の
広さをストレートに表現しています。
クレジットカードで
支払いが出来ればいいのに。
と思われるような
病院でのお会計や
口座引き落としに代わって
毎月のご契約の新聞料金などの
お支払いで
常に先行出来ていた日本の国では
このイメージ、
まさにピッタリではないでしょうか?
ずいぶん前から
サービス自体はあったにも関わらず
日本では今一つ浸透していなかった
デビットカードのことも
上戸彩さんのTVCMで
上手にPRしていますよね。
モノづくりとは違って
目に見えないサービスは
「いいものを作れば結果は自ずから」
という待ちの姿勢では
企業の魅力を伝えるのが難しい。
このスローガンは
やっぱりビザって便利だね、と
わかりやすく伝わる表現になっていますね。
もうひとつ言えば
どこにだって
あなたが
行きたいところへ。
と、私たちを励ましてくれるような
ポジティヴなイメージも
一緒に伝えられています。
一度は行ってみたい世界遺産や
憧れの超高級ホテルでも。
あるいは気軽な南のリゾートでも。
ビザカードがあれば
安心して使える、ということでしょう。
さらに言えば。
everywhere you want to go
ではなく
everywhere you want to be
なりたい自分に近づくための
ジムやスクール、
エステなどのサービス。
そんなところでも使えますよ、と
プライスレスなサービスを
表現しているのかもしれませんね。

あるママがご自分の子育て中に感じた
こんなエピソードから。
体操教室に通い出したという
女の子をお持ちです。まだ園児さんです。
その女の子、
内村航平選手の素晴らしい演技を
テレビで見た感想。
「私も大きくなったら、あんな風に・・・(ウットリ)」
そのあと続いた子どもならではの発言に
びっくり大笑いだったというお母さん。
・・・あんな風に、
ふさふさの脇の下になりたい!!
だったそうです。
そう。子どもって時々
大人の常識なんてぶっ飛ばしてくれる
素晴らしい視点を持っていますよね。
子どもがニガテで、という方の中には
このような
思いがけない率直な視点に
ビックリしたり困ったりするからという方が
意外に多いような気がします。
最近気になりだした白髪。
下手な歯の治療跡。
嫌なニキビ。
あるいはもっと深刻なあざや病気の跡。
そんなものも、見逃してくれないのが
子どもというもの。
「怒るのは大人げないし、
でも言われて嫌なものはイヤ。」
だから、可愛くないとは思わないんだけど
子どもってニガテ!!
あらま、もったいない。
自分が言われてイヤなことは、
「私はそれを言われたらイヤだよ。
知りたいかもしれないけど、訊かないで。」
と言ってあげれば済むだけのこと。
ほとんどの場合子どもさんは
ただの好奇心で訊いてきているものですし、
もし「からかってやろう」という気持ちで
わざと訊いてきているのなら
なおのこと、
しっかり伝えてあげればいいのです。
「私は訊かれたくないの。」
日本語でそういう言い回しは
あまりしないですが
例えば世間話が高じて
自分のあまり話題にしたくない
個人的なことまで
相手が訊いてきたら?
「It's too private.」
これ以上訊かないでね、と
きっちりと表現するのも大切なことです。
英語はツール、とさらりと言いのける方は
カッコいいですが
タテのものを横にするには
それにふさわしいマインドも必要です。

2008年ごろの
クレジットカードサービスの会社
VISAのスローガン。
Life Takes Visa
第一義には
ビザがある毎日の生活って
便利ってこと!!
そして、
ビザのある生活って
活き活きするんだよ、という
やはり奥行きが感じられる
表現になっています。
生きてるっていうこと
そのものがビザと一緒。
日本語バージョンにするなら
「人生はビザと共に。」
とでも訳せられる表現でしょうか。
Lifeって言葉は
日々の人類の生活そのものを指しますし
もちろん人生そのものや
人の営みのすべてを表現し尽くす
幅広い意味があります。
そして take
これも多彩なイメージを
連れてくる言葉。
生きてるってことそれ自体が
VISAをtakeするという表現に
なっているわけなので、
ビザと毎日を。
という広告的なもっともな言い分から、
ビザと一緒だと人生が活き活きするね。
あるいは、
「生きることってVISAを選ぶこと」
といった言外の意味までが
たった三語とはいえ
このフレーズには込められているようです。
Life も take も
誠に幅のある言葉。
だからこそ、
言い切った言葉尻だけでは
とらえられない豊かな水脈が
伝わってくるのです。
これもドライヴ感あふれたフレーズ。
辞書に載っていない意味を
切り捨てるには惜しすぎる表現です。

