【男性の育児休暇】拙速であることの耐えられなさ | 英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

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私は戦力には数えられていませんが、

日本に帰ってきてからはずっと

基本的に「イクメン」を

応援する立場でいます。

ひとつには

私のような若干規格外の娘を

見守ってくれた実父が

実に子ども好きな人間でありまして

子どもに積極的に関わる男性って

私はいいものだと思うから。

という誠にたあいない

自己中心的な動機から。

そしてもうひとつ、

アメリカで教職で働き

そこでパパもママも当然に

子どもの育成に責任を持つ

ということを

「あたりまえ」

としてきたからです。

日本に帰ってきて

感じた事。

お父さんって、どこにいるの??

(もちろん職場ですね)

自分の大切なお金。

自分で管理するのが当たり前だし

そうでなければ信頼できる家族に

任せますよね?

場合によっては

専門家のお知恵を借りたり、

お任せするということもあるでしょうが、

すっかり目を離して放置するってことは

普通に社会人の方ならありえないでしょう。

子どものいる人なら

お金よりもさらに大事なのが

自分の子ども。

そう。

子どもさんも同じ。

大事なものから目を離さない。

自分がそれが出来ない場合は

信頼できる人に任せる。

単純なことです。

だから。

育児に関わる男性のことを

私はあきらめたりしません。

・・・というのが前提でのお話し。

「男性の育児休暇」

私の中では、すでに

個々の事案ではご本人の

希望ベースではありましょうが

いろいろあるにせよ、

「取れてあたりまえ」

くらいのつもりでおりました。

ますますグローバル化していく社会。

育児のみならず介護待ったなしの

社会に直面していて

今さら「マタハラ」もなかろう、と

一億総活躍の社会のために?

かどうかはわかりませんが、

企業も

責任を果たしていかざるを得ない

からです。

ただ、

私がずっとずっと

ひとつ気にかかっていたこと。

女性の産前産後には

出産という「物理的な」変化があり

産休は時期を

「コントロール」することは出来ません。

それに比べると

男性は

自分の肉体に

変化が起きるわけではないので

忙しい業務を離脱するにあたり

「なぜ、この時期に」

という疑問をぶつけられたり

「期間はどのくらいで、それは適正なのか」

といったことに答える場面が

女性と比べると多いはず。

企業といえどもまだまだ事例の少ない

「男性の育休」

これから

「おめでとう!育休はいつから?」が

パパのあたりまえ

になるためには

ここ数年が本当の勝負だろうと

思っていたところでした。

老婆心。

なのでしょう。

そして

ここのところ

無敵の快進撃を続ける

週刊文春の爆弾投下。

公人が男性で「育休取得」

その

「ありえない」顛末。

なんと言うか、

「はらわたが煮えくり返る」

気分でいます。

「選良」であるという

期間限定の特別な使命の人間が

育児のために戦線離脱することに

今現在の日本で

「当然」という空気ではなかったと思います。

そこに疑問を持つ人がいても

それはあたりまえ。

なにせ国会議員って

不逮捕特権まである

やはり「特別な」身分であることは

間違いないからです。

「彼本人の資質とは別」

という乱暴極まりない

不思議な論理で

「それでも国会議員も

育児休暇を取るべきだ」と

守られるべき権利が

存在するのかどうか。

「子どもに見せられない」

事態に堕していかなければよいです。