【絵本の世界の閲覧注意】何を子どもに与えるか?与えないか? | 英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

心まで伝わる英語絵本の読み聞かせで、本物の英語力を育てます@神保町+オンライン講座。子ども英語講師の指導力と英語力を上げる・英語絵本コノサー講座のトレーナーMs.Miyukiのブログです。英語で子どもと笑おう。楽しく世界の絵本を英語でご紹介!!

 

絵本の中には時々ですが、

大人がはじめからターゲットになっていて

子どもが読むのはどうかな?というものがあります。

例えば、

日本の翻訳界の巨人

柴田元幸さんは

エドワード・ゴーリーの

陰鬱なモノトーンの絵本を

愛してやまないようで

たくさんの和訳を出されています。

人気シリーズです。

これが絵本の体裁をとっているからと言って

そして人間のある真実を

冷徹に切り取った秀作だからといって

「子どもにも見せたい。今、この小さい子に。」

とはならないはずです。

これは極端すぎますか?

では、インターネットにあふれている

「閲覧注意」の画像。

というと、様々な報道写真や

わいせつなどの過激な画像のおはなしと

思われる方もいらっしゃるかも。

でもたとえば。

生命に満ち溢れたこの地球の

真実を切り取った写真であっても

アブラムシが隙間なく葉っぱを覆い尽くしている写真。

など、身震いするひともいらっしゃいますよね。

これも人によっては

充分に「閲覧注意」写真。

小さいお子さんの発達に合せて

「これは閲覧注意かも。」と

保育や絵本に造詣の深い方がおっしゃる場合は、

その作品をけなすのが目的ではなく

その作者さんをおとしめることも目的ではなく

「この先、信号あり。」の

交通標識みたいなもの。

子育ては長距離ドライブのようなものです。

無理に走り続けるのではなく、

時々は休みながら、

のんびりといきましょう。

安全第一。

ママが「感動した!」の涙も

大事なお子さんが

「ママが泣いてる。悲しいの・・・?」

と不安に思ってしまうようでは

本末転倒です。