恥ずかしいことですが、私は人見知りが大人になってもいまいち克服出来ていないタイプ。残念だけど、パーティーなどでもなかなか自分からは食いついていけないタイプです。
でもそんな私と付き合ってくれる頼もしい友人の中に、一般には人づきあいがニガテとされているアスペルガーの友達がかなりいます。(「調べてみたらそうだった。」とカミングアウトされます。)
どの友人にも決して私は違和感を感じず、気が合うなあ~と思ってお付き合いしています。
調べてはいませんが、私自身はアスペルガーではないと思います。
アスペルガー的な傾向のある人は結構たくさんいらっしゃいますが、何ゆえ私はからみがちなのか。なぜかはわからないのですが、多分、という心当たりはあります。
私には少しだけ上等な「発言の内容に関わらず、その人の心情がダイレクトに伝わる」センサーが付いているのだと思います。
たとえ周りの空気が一瞬で凍り付くような発言であっても、当の発言者が悪意で言ったのでなければ全く気になりません。かっこつけで言っているわけではなく、本当にそうです。
また反対に、どんなエレガントな表現やオブラートにくるんだような言い回しでも、その発言の奥にあるトゲは必ず見えるもの。ただし、こちらはあまり得意ではないかも。私に嫌味を言ってスルーされた経験をお持ちの方、多分私は気が付いていないかもしれません。(気が付いたら私は大人げなく怒るタイプです。)
アスペルガーの人は空気を読むのがニガテですが、私も失言多いです!←これは私の課題です。(アスペルガーの人が失言が多いという意味ではありませんので、念のため。)
私が「心が伝わる」英語にこだわるのは、英語を「正しい正しくない」で判断するよりも、会話ならば「心が伝わってこそ」コミュニュケーションが成立すると思っているからです。
会話は瞬発力勝負ですから、ややこしい文法事項全般の知識はあまり気にしてもしょうがないのです。全く知らなくてよいわけではもちろんありませんが、間違いをあげつらって発言前の「正しい英作文」に時間がかかり、発語が滞るくらいなら、単語だけでもいいから何かしら発語したほうがいいのです。
会話をするときにまず笑顔を見せるのは、あなたのお話しを聴く準備が私には出来ていますよ、という大切なサイン。英語を話すときは頭がフル回転でそんな余裕は無い、とは思うのですが、そんな時こそ、大きく呼吸をして口角を上げてみてください。微笑みには微笑みが返ってくるものです。