【クラスルーム英語:中学校】中学校英語も、英語教育は原則100%英語環境へ。\(^0^)/ | 英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

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心まで伝わる英語絵本の読み聞かせで、本物の英語力を育てます@神保町+オンライン講座。子ども英語講師の指導力と英語力を上げる・英語絵本コノサー講座のトレーナーMs.Miyukiのブログです。英語で子どもと笑おう。楽しく世界の絵本を英語でご紹介!!

 
中学校の英語教育も、高校で先行している取り組みを受け、英語で英語を教えることを原則とする方向へ動き出すようですね。

現在すでに大人になってしまっている大学生以上の生徒さんになら、文法事項の説明などを日本語で説明したり理解を確認したりするのは時には有効。あるいは必須です。ですから、英語での英語指導が必ずしも万能の特効薬とは申し上げられません。

しかし、わずかに小学校で英会話に触れる機会があっただけの今どきの中学生は、まだまだ通常、英語学習のビギナー。

この人たちへの授業の形式が「日本語で英語を」から「英語で英語を」に転換してゆくであろうという動きは、私にとっては誠にうれしく、興味がつきません。

よく、日本の中学高校の6年間で英語教育に費やされる時間は3000時間といいますが。

この3000時間、言葉を習得するのにはいささか少なすぎる時間のうえに、大半を教師が日本語で説明する「日本語の時間」ですよね。3000時間のうちに、あなたが実際に英語で発語した累計時間は?あるいは、英語を実際に話す人の英語にあなたの耳が触れた時間は?

ここでもしあなたの英語の先生が私が英語を習った当時の先生たちのように「発音にかなり難のある、受験対策の教え方しか知らない英語教師」だった場合、英語を耳にした時間なんて、恐ろしいほど僅少になってしまいます。日本人はリスニングがニガテ?いいえ。そもそもやってないのと同じなら、出来るはずなど無いではありませんか。

私がアメリカで教えていた3歳から6歳のお子さんは、時間数で見積もってもおおよそ6歳までに17000時間を英語にさらされるといいます。俗にいう10,000時間を超えているのはもちろん、語学を吸収する天才的な時期の子どもたちでのこと。

高校の英語指導の原則が英語で英語を教えることに変化してはや数か月。英語で授業の流れを作り、英語での説明を原則とする中で子どもたちの理解力を上げていくためには、小手先の「クラス英語表現集」などでは追いつくはずもないことは、中学校で英語を教えていらっしゃる先生であればうすうすでもお感じになっていることでしょう。

多感な中学生に英語で英語を教えるための英語表現など。

しばらくお付き合いください。