
カステラ大好き、ぐりとぐらは今年で初版から50周年。
見開きいっぱいのユニークなパンにワクワクのからすのパンやさんは、40年目の今年、子どもたちがそれぞれ成長してからのお話しが出ました。
どちらも今読んでもいささかも古めかしい部分が無い、楽しい絵本ですよね!!
絵本ってね。
コドモの魂をゆり動かすためのもの。
だから。
まずは自分の魂が動かされる本を選びましょう。
それが良書選びの基本中の基本です。
良書というのは、学校の先生が勧めるような、ちょっとマジメな本?
いいえ。違います。
あなたが読んで、誰かにその面白さをおすそ分けしたくなる本。それこそが良書です。
良書には、50年や100年の時の流れの中にも古びない、本物のお話しが書いてあるはずです。
時には馬鹿馬鹿しいお話しも結構。ダジャレやなぞなぞなどの言葉遊びを子どもと一緒に楽しむことが出来るのは、その言葉に秀でた人だけの特権ですからね。
でも。
コドモって今はあどけないコドモにすぎなくても、その人は未来の大人。その人にふさわしい絵本を探すとなるのなら、「手っ取り早くコドモにウケそうな本」ばかりでは物足りないとお感じになるのではありませんか?
「絵本は未来の大人へ、今あなたから贈る贈り物」だと思うと、絵本を選ぶのも楽しくなる気がしますね♪