
先日いつもの仲間・ファザーリングジャパン有志と岩手沿岸部にえほんライブをしに出かけたお話しをしましたが。
実は、東北と言えば、ローソン!!なのです。
東北沿岸部で、国道沿いのあちこちにあるローソンは、最初は土地勘もあまり無いままボランティアで訪れたわたしたちにとっても「ほっとステーション」。
疲れがたまりがちな旅先でのリフレッシュには、手に入りやすく、手軽で美味しいローソンのホットコーヒー、これには私たちのえほんライブの仲間にもファン続出。
ボランティアの気楽さと言われてしまえばそのとおりなのですが、短い間と言えども仕事を離れ、家族を離れてのえほんライブ。その私たちに、いつもの日常に寄り添うのと同じ味で提供されるコーヒーは、その土地土地の美味しいものとは別の意味で私たちの心を温めてくれるものです。
もともと東北での出店に実績があったのでしょう。他のコンビニチェーンよりも地域に根付いているような印象を受けます。
そういえば。
一昨年の夏のこと。
えほんライブで3度目の陸前高田に行ったときのこと。
沿岸部で壊滅的な被害を受けた陸前高田市は、市役所をはじめ市の何もかもが内陸にはいったところに移転しています。
そこで見た車列は、市内に元からあった地元のスーパーマーケットが移転開業をはじめたまさにその当日、お買い物に来た地元の人のクルマの列でした。
そしてもうひとつの車の列。待たれていたコンビニの営業再開。その当日にたまたま居合わせたのですが、それもローソンでした。
そこではじめて、私は岩手日報が出した震災の報道写真集を買い求めました。それまでにも山積みになっていた神保町の本やさんではなく、あの地に再び訪れたからこそ、素直に手に取ることが出来た、被災地入り3度目にして初めての「お土産」でした。