最近特に注目されるようになってきた産後ケア。
これはひとつには日本人の「伝統」でもあった「里帰り出産」を補完する意味があるのですね。とてもいい試みだと思います。
里帰り出産がいけないということはもちろん無いと思います。
私の場合、子どもを産んだ約18年前は実家に戻らず、今も同居している義父母のお世話になりました。
実家は当時商売をしていて母に負担をかけるのが気が進まなかったということ。
そして、なにより信頼している夫から離れてひとり九州で出産するのがイヤでした。
主治医がとても頼りになる先生だったので、その先生にお任せしたい気持ちも強かったです。
本当に義父母には迷惑をかけたと思うのですが・・・。
自分の場合、立ち会いこそなかったものの(あっても希望しなかったと思います。)産後すぐから赤ちゃんに触れることが出来た私の夫はその場でパパスイッチ・オン!!
忙しい中、子どもを可愛がってくれたのは、早いうちから子どもと関わる機会があったことも大きな理由のような気がします。
時代もあり、育児休暇を取ってまで子どもとの時間を確保してくれたわけではないのですが、今の時代だったらどうだったでしょうね。
ところで、育児休暇。
家に居て、子どもにミルクを作ったり、おむつを替えたりする子どもケアをして過ごす時間。
だけだと思っていませんか?
とんでもない!!!
もったいない!!!
私は実は、育児休暇中こそ、時にはベビーシッターを活用したり、子どもを通じて知り合った大人同士協力したりして、自分だけの時間、そして夫婦二人の時間を作っていただきたいと思います。
育児休暇は、「誰かが赤ちゃんの面倒は見なくちゃいけない、その当番の時間」だけではありません。
むしろ、これからの社会人として、またこれからの家庭人としての人生を見つめなおす貴重な機会です。
修了生が「一生の趣味が出来た。」と言ってくれる「英語読み聞かせ」は、産休を「社会人ひと休み、赤ちゃんのお世話当番」だけで終わらせたくないママやパパに、私たちからのひとつのご提案。ビジネスを離れた産休・育休中に英語力アップするのは仕事に役に立つことも多いし、なにより子どもと一緒に英語で笑いあうのは楽しい!!それに自分の子育てが終わった後も、子どもたちと楽しむスキルが身につきますよ。一石二鳥、いえ、それ以上なのです。