簡単すぎる表現は、往々にしてぶっきらぼうなもの。
最初はリスニング力が不十分で生徒さんが「ポカ~ン」というリアクションでも、めげないめげない。
むしろ、よほど英語に力を入れている学校でなければ、生徒のほぼ全員がきちんと耳だけでフォロー出来るクラスルーム・イングリッシュをあなたが展開出来ているとしたら、
1.生徒が抜群に優秀である。ありがたいことですね。
2.もしくは、残念ながらあなたの発音が・・・・
初学者を教えたことがある方なら、きちんと発音されている英語よりもノンネイティヴの英語のほうが日本人には往々にして「聞き取りやすかった。」となるのはご存じですね。
あるべき表現、例えば「Would you~」という表現を最初にきちんと言ってから、それを段階的にシンプルな表現に持っていく。生徒のレベルに応じたシンプルさまで噛み砕いて表現してあげなくてはいけませんから、これは学校や、クラスによっても様々なシチュエーションが考えられるでしょう。
ですから、言いたいことが一覧になっている「クラスルーム・イングリッシュ表現集」のまる覚えなどでは充分でないのです。
もう少し、お付き合いください。