いきなり、「英語教師なら、しかも高校レベルの教員なら英語しゃべれるでしょ?じゃあ、クラスでも日本語でぐだぐだ説明しないで、全部英語で授業やってね。」
って、ショックを受けたり、急に不安になった先生も正直、いらっしゃるのでは?
まして、高校となると学校によって生徒の英語力は全然違いますよね。
まずはクラスルーム・イングリッシュ、簡単な表現から、と言いたいところですが。
それよりも前に、絶対にやっていただきたいことがあります。
それは、名前のお話し。
高校であれば、教師はMr.XX, Ms.XXのように(私で言えば Ms.Yokomizoです。)名乗ることになると思いますが。
一度そのように名乗ったら、ぜひクラスの中だけでなく可能な限り他の時間にも、XX先生という呼び名ではなくMr.XX Ms.XXという呼び方を徹底させることです。
英語教師の自分だけが先生、ではなくMr.XXと呼ばれるのは恥ずかしい?
あるいは、特に生徒以前に他の教科の先生などに徹底することが難しいかもしれません。
ですが、最初が肝心。
なぜ私が英語での呼び方にこだわるか。
それは、英語を話すときに名前を呼び合うことを避けることは絶対に出来ないからです。
日本語には、相手の名前を直接に呼ぶことを、可能な限り省略させたいというクセがあります。それを意識にのぼらせ、生徒を英語モードにシフトチェンジさせるためには、最初が肝心。
おひとりではじめるのは難しいでしょうから、ぜひ同僚の英語教師同士で合意形成して、きちんとはじめていただきたいと思います。
これは本当に大事なことですから、がんばって!!
もう少し、続きます。