
数日前に、海外在住の友人から一本の電話がありました。
「赤ちゃんが産まれた友達に英語絵本をプレゼントしたい。イクメンな男性だから、ピッタリの絵本を選んでよ。」
よろこんで!!ヾ(@°▽°@)ノ
と、いくつか私の「ホントに本当のとっておき絵本」をご紹介しました。
せっかくなので、皆様にもおすそ分け。(^∇^)
ですが、その前に。
ひとりのアーティストやベストの1冊、なんて選ぶのは本当に難しいことですが、
私が一番愛してやまない絵本のお話しから。
私が世界で一番好きな絵本作家さんは、間違いなく、アーノルド・ロベルさんです。
どのくらい好きかっていうと、私がボブ・ディランを好きなくらい。о(ж>▽<)y ☆
(って言っても、音楽のお話しを一緒にしたことがない方にはピンとこないたとえでしたね。)
日本では、三木卓さんが翻訳なさった「がまくんとかえるくん」のシリーズが有名。
落ち着いた色調の独特の絵の中に、くすり、と笑わせる諧謔味と、人生って素晴らしい、と思わせてくれる無限の暖かさを感じさせてくれる、アメリカの絵本作家の中でも巨匠です。
騒がしいMs.Miyukiのこと、あっちこっちで「この本、大好き!!」と宣伝しつつ読みまくっているのだろうなー。と思ったアナタ。
意外かもしれませんが、小さいお子様の集まるイベントなどでこの方の本を私が読み上げることはほとんどありません。
たまに本当に英語力のあるお子さんと少人数でゆったりと楽しむことはありますけどね。
特別に思い入れのある本だから、粗雑に読みたくない?
そういうわけではなくて、やはり大人数・大声で朗らかに楽しむ本ではなく、ストーリーを丹念に追って行ってクスリと笑う種類の本だからです。
でも、この人のお話しの味わいは幼児にも伝わる普遍性の高いもの。
なので、視力がまだ弱く、メリハリのある色使いにばかり目が行きがちな0~1歳児さんではなくなって、少しの間お話しに集中できる年齢になったら、こどもと二人でのんびり楽しむには本当に良い本です。
和訳も出ているクラシックな定番絵本ばかりなので、きっともっとずーっとずーっと後、おそらく子育て世代のあなたがお孫さんを迎えるお歳になっても売っているはず。
家族のレジェンドを紡いでいく、そんなことにも役に立つ。
そういう力をもった名作ばかりです。
Frog and Toad (がまくんとかえるくん)のシリーズなど、どれもオススメですが、私が一番好きな作品は・・・あれですねぇ。
今度お会いした時に、私に直接訊いてみてくださいね!