
年末はクリスマスに年越しの準備、となにやら大賑わいのシーズン。
私たち大宮の住人は、氷川様の十日市(とおかまち)に行かないと歳が越せませんし。
忘年会やクリスマス会、それに年賀状だって書かなきゃ・・・
と、毎日なんだかソワソワしちゃいますよね!!
街中は景気の良いジングルベルやクリスマスソング。
ハッピーハッピークリスマス!!
という今の時期、独特のせわしなさも季節感があって良いものですが。
今日は、私がとても愛着を感じるクリスマスブックをご紹介。
The Christmas Quiet Book
しずかなクリスマスのお話。
私と同年代の方ならお分かりになると思いますが、
私が子どもだったころ、日本の元日の朝ってそれは不思議な静かさを感じる特別の日でした。
前日に夜更かししてるので、少し遅めの朝。だけどお年玉が楽しみだし、まだまだ楽しい時間は続く。その中で、ゆったりとした空気の、独特の時間。
誰一人出歩く人はいませんから、車の音もしないしずかさ。
あれと同じ空気を、12月25日に、アメリカで感じるのがクリスマス当日。今でもそうです。
なにしろ、夢の国ディズニーランドですらその日は閉園。夢を運ぶキャストでも、その日は家族と一緒に過ごす日と決まっています。
楽しいなかに、静かさが訪れるのがクリスマス。
その独特の空気感を、愛情をこめて描いた作品です。
ひるがえって、元日の朝も元気に営業する日本の小売業。
頼もしいとも思う反面、昔ながらの元日の様子がすっかり変わってしまったこと、私は実はとてもさびしく思っています。