
いつも英語読み聞かせを通じて「心まで伝わる」英語を教えている私Ms.Miyukiが、英語でのよみきかせが大好きなワケ。
もちろんいろいろありますが。
ひとつには、読み手の「素」の部分、本当のその方の個性が英語読み聞かせではくっきりと表れるように思われるところです。
日本語での読み聞かせなら、初めて渡された本であっても、なんとかみんなの前で読了することが出来るでしょう。
読むことに集中するあまり子どもの反応が目に入らないほどの緊張も、どんなあがり症の人でも何度も続くことはありません。
でも、英語で日本人の子どもさんに読み聞かせをするときは違います。
だれでも多少とも緊張しますし、私たちの修了生もはじめは緊張のあまり、子どもさんの反応がどうだったか目に入りませんでした、とよく言います。
子どもの反応も、ある程度予想がつくし、突発的なことがあってもなんとかなるのが日本語での読み聞かせ。
でも、英語への子どもたちの反応は、その時によって様々。時には耳慣れない言葉への緊張感から、大声でひきつった笑いをするお子さんがいらっしゃることも。もちろん反対に、知っている英語を子どものほうからたくさんお話ししてくれることも。
日本語での読み聞かせなら、せっかくのオモシロ話なら間にときどきギャグをかませながら、なんてアレンジ進行も出来るわけですが、英語では出来るだけシンプルに、かといって読みあげるだけですませない、繊細な進行が求められます。
やっぱりね。人間、手抜きが通じない100パーセント全力のときには、その人の持っている「本当の個性」が出てくるように感じられます。
同じ絵本でも、読み手によって、そして聴き手によって本当に違う。
これはまさに一期一会の時間なのだと思います。
だからこそ、楽しい。やめられない。
修了生と一緒の英語よみきかせライブは、毎回その方の個性が花開くのを見せてもらえる、私にとってもワクワクするような時間なのです。