【B-1ご当地グルメ】みちのく合衆国。お台場と浪江の距離を思う。 | 英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

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ゴールデンウィーク、今年は前半大荒れの天気だったりする中。

実はB-1ご当地グルメの中でも東北大震災の被災地のグループを集めたイベント、「お台場 みちのく合衆国」が、お台場フジテレビ前で行われています。(本日まで。)

被災地といえども、どのグループも「あの」「数万人規模の」B-1グランプリに出場経験のあるおなじみのグループ。味はもちろん、オペレーションだってバッチリです!!

もちろん、美味しいもの大歓迎。そのうえ、チョッピリだって被災地支援が出来たらそれはうれしいものo(^▽^)o

もちろんもちろん、全部全部食べたいのですが・・・

今日は家族もお友達もいなくて独り。

ひとり。

ぽつ~ん・・・・

なので、グランドスラム(全種類食べる)はあきらめて。

となると、私が買いたいものは決まっていました。

ずばり!

浪江やきそば!!

被災地はどこでも大変。昨年の今ごろ、矢も楯もたまらない私の仲間と宮古市をはじめ沿岸部にボランティアに出かけた私が目にしたのは、圧倒的な破壊。被災などという言葉で表現出来ない街の様子でした。(だからといって、他に言葉は浮かばないのですが。)

そして私の仲間たちは、被災各地でいろんな人とつながり、目に見える形で支援を継続していこうと努力しています。

「がれき、がれきって簡単に言うけどさ。俺たちの大事な物もいっぱい入ってるんだよなあ~。」

という現地の方のなにげないつぶやきに、言葉を失った友人もいます。

だから被災地のことは絶対に忘れない。だけど、その中で一つだけ、こだわるとすれば。浪江町です。

行ったこと?残念ながら一度もありません。

そして今。

行く機会はいつになることか、まだ誰にも分かりません。

とても不躾で失礼なことだったかもしれませんが、売り場の方に「がんばってください。」と声を掛けました。

誰も忘れていない、と、ご承知なのは分かっています。でも、そういう風にしか言葉が出てきませんでした。

売り場の若いお兄さんは、ほほえみながら、でもきっぱりと

「今ちょっと帰れないけども。」

とおっしゃいました。

今帰れないけども、帰れる日まで。

そして帰った後に本当に始まる復興のために。

彼らのソウルフード、浪江やきそばを、心して食べさせていただきました。

豚肉、もやし、ソース味。

その一見全国区な焼きそばの具材をご当地の味そのものにしているのは、うどんのように太いもっちりした太麺です。

今日は残念ながら最終日。でも16時まで。まだ間に合います。

お散歩がてら、難しいことは抜きででも、美味しいご当地ソウルフードを食べに出かけてみてください。