【Dear Santa】Such a scary story. ニュースより。悪夢のクリスマス | 英語よみきかせの講師育成。英語で世界の絵本を紹介するDJ!Ms.Miyuki

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イギリスのタブロイド紙に載ったニュースから。サンタクロースへの手紙。

イギリスの住む13歳の少女が、サンタクロースにあてたという手紙。ママが見て驚いたのは当たり前のこと。そこにはクリスマスプレゼントの「要求」と、叶えられなかった時の「報復」が書かれていたそうです。

希望のクリスマスプレゼントがもらえなかったらサンタクロースを「殺す。」罪もないトナカイも「肉にする。」というのですから、なんとも物騒、それに直接的なお話しですね。

13歳という年齢、おそらくサンタクロースが本当にいると信じていて書いたものではないでしょう。サンタクロースはいるんだよ、という子どもの心のファンタジーを大切にしていらっしゃる家庭でも、ティーンになるまでサンタクロースを子どもが信じていたというケースはあまり聞いたことがありません。毎年この季節の何気ない会話の中で、サンタクロースという人が来てプレゼントをくれるというわけではない、と子どもながらに悟る時期というのは、いつかは必ず訪れるものです。

実在しないサンタクロースだから、これはきついブラックジョークなのでしょうか。これがもし実在する誰かにあてたものだったとしたら、立派過ぎるほどの「脅迫」です。

この手紙、ママにショックを与えて自分の思い通りにコントロールしてやろうという意図が透けて見えるようですね。不謹慎な冗談が好きなあまり、いい年をして私もあちこちでお叱りを受けるクチですが、これは笑えません。そして彼女の野望は大きい。アメリカに住むジャスティン・ビーバーに会いたいとは。

ジャスティン・ビーバーに彼女が会うことは叶わないでしょうし、その憧れからはさらに一歩遠のいてしまったでしょうから(ジャスティンのマネジメントの人は彼女が危険人物だと認識したでしょうし)口は災いの元。

でも、私は別のことを考えていました。

ジャスティン・ビーバーに会うというほどのビッグチャンスがもし彼女にめぐってきたとしても、準備ができていない人にはそれ以上の幸運は訪れることがありません。ジャスティンに会ってハグしても彼はいきさつを知っていればいい感情を持たないでしょうし、肖像権にうるさいアメリカで、よほどのお金持ちでもなければ一緒に写真に納まることだって出来ません。

会って、どうするの?

彼女が一度でもジャスティン・ビーバーと会うことが出来て、それを悟る機会があればよいのでしょうが、現実の世界でそれは起こりそうもないこと。ジャスティンとそのファンにとっては、もちろんそのほうがいいのですが。

Christmasって、Christmas spiritsを交歓して、日頃お世話になっている人へカードを書いたり、家族や友人や、それだけではなく隣人とまで心を交わすということが楽しいのです。彼女とその家族にも、等しくクリスマスは訪れます。良いクリスマスになるといいですね。