卒業式、英語で言うと graduation というのはよく知られていますね。アメリカ人はさらにカジュアルに、grad!と縮めたりもします。
ですが、それは高校までのこと。実は大学の卒業式は別の言い方があります。
それは commencement という言葉。
実はこの単語、公文書などで使うきちんとした文語での”開始”の意味でもあります。
大学を卒業することって、本当に学問を修めるというステージが終わって新しく、自分だけのオリジナルな人生が始まるということでもあります。もう学生ではありません。
その門出を表す言葉としての commencement 。
私が大好きな、実に味わい深い表現です。
日本に住んでいるとピンときませんが、アメリカは今、卒業式シーズン。梅雨の無い国の6月は、初夏のさわやかさで屋外で過ごすのも心地よい季節でもあります。
大学を卒業するのは若い人とは限らず、社会で経験の豊富な人の場合もあるのですが、すべての卒業生に始まりへの励ましをこめて。 Congratulations!!