私は以前に住んでいたサンフランシスコの野球チーム、サンフランシスコ ジャイアンツのファンです。
フェイスブックなどで彼らの活躍を見、さらに彼らが遠い日本の被災のために今回チャリティーなどを呼びかけてくれているのを見て、それは励まされます。
(その心意気がうれしく、興奮して書き込みをしたあとに幼稚園児なみのアホなスペルミスに気が付いてちょっとへこみましたが。w)
野球に勇気をもらっているのですね。それは本当です。
そして選抜高校野球。このために野球を頑張ってきた高校生たちのプレイには、誰もが励まされることでしょう。
でも、ひるがえって今回のセリーグ開幕の話となると、それはどうでしょうか。
しかも選手会が自粛したいと言っているものを・・・。
当たり前ですが、選手が高いレベルの華麗なプレイで私たちを魅了してくれるのも、体力はもちろん気力が充実して高い士気が維持されていればこそのこと。心が100パーセント入っていなければ、ケガの発生する率も高くなろうというもの。だからこそ、選手の気持ちが大切だと思います。
さらに、ドーム球場で、ナイトゲームでというのも、他に方策は無いものかと思います。
なぜなら、少しでも被災地への電力供給などに役に立つと思えばこそみんなが協力して節電をしているのだと思っているからです。
今回の計画停電で分かりましたが、本当に電気ってライフライン。被災地の電気の復旧と維持は、今なにより優先してほしいことです。
開幕戦を楽しみにしていらっしゃる方も中にはいるでしょうが、それをもし見に行くつもりがおありになるなら、行く前にぜひ考えてもらいたいものです。
誰に勇気を与える野球なのかと。
このまま予定通りに開催されるのかどうか分かりませんが、私は賛成できかねます。野球に興味が無いからではありません。野球を見て面白いと思うふつうの人間としてそう思います。