
最近知り合った若い友達から、お借りしている本です。まだ読んでいる途中です。
題名からして刺激的。The Teenage Liberation Handbook(ティーンエイジャー 解放 ハンドブック、って感じかな?)
お題のとおり、ティーンエイジャーに、伝統的な学校に行かなくても勉強したり社会参加したり、カレッジへいくための具体的なアドバイスが載っています。
筆者は、学校で教えたこともある教師で、今は 学校に行っていない子どもたちのためのキャンプを主宰したりしている方だそうです。
学校に行っていないというと、ああ、不登校ね、とお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、そう単純なものではありません。
日本でも以前に較べれば教育には選択肢が増えてきたとは思います。しかし、もともとの国の成り立ちからして自由を標榜するアメリカでは、教育は親が子どものために選ぶもの。
だからこそ、私たち教師は保護者のお一人おひとりに向かってことあるごとに、数ある選択肢の中から私のもとへ子どもさんの教育を任せていただいていることへ感謝を惜しみません。個人面談ではもちろんのこと、折にふれて私たちが最初に申し上げるのは、私に大切なお子さんを預けてくれてありがとう、ということです。
少し前に別の記事で、私は、LDなどのお子さんでもそれに寄り添う教育があれば個性を押しつぶすことなく持って生まれた才能を伸ばすことが出来ると書きました。
この本を紹介してくれた私の友達はいわゆるLDなどの方ではありません。とっても健康な若い人です。面白い経歴をお持ちで、とても知的。
その友達が私にわざわざ投げかけてくれたものなので、私が知るべき必然性のある事柄なのだろうとワクワクしています。
40を過ぎても、まだまだいろんなことを勉強させていただけるこのお仕事に感謝です。