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majiキャリアのブログ

キャリア、進路に関することを中心に、日々私の考えていることや感じたことを自由に書いています。
※記事内のエピソードは個人を特定できないように一部事実とは異なる内容に変更しています

バブル世代の後は氷河期世代ですが、文化やテクノロジーが急速に変化してきた時代を生きていて、かつ子育ての中心となっている世代です。

そんな30代後半〜50代の方々は今、自らのキャリアの悩みとともに、子どもの進路やキャリアについても悩まれていることと思います。

そんな親世代の皆様に気をつけていただきたいこと。

自身の時代とは世の中の価値観は大きく変わっている、ということを知る

私自身は、いわゆる氷河期世代。
どこでもいいからとにかく内定が欲しかった!
そんな時、有名な上位大学に進学していた友人はどんどん大企業に内定が決まっていく。
中堅大の学生は何十社と書類審査に送っても「お悔やみ通知」という厳しい時代でした。
仕事のやりがいや将来性を十分に検討する時間もなくとにかく短期的に職に就くことが重要だったのです。

時は20年以上流れ、特に2010年代はテクノロジーの発展と生活への浸透がめざましいです。

「世の中にある仕事の○%はなくなる」
などという研究結果から、世間にはそれにまつわる話題や書籍が溢れるようになりました。

が、しかし、、、
親世代の方々の中には、まだまだそれをリアルに実感できていない人も多くいるようです。

それを私が強く感じるのは、今の学生の『安定』を求める発言です。

今の世の中、これから先20年、30年、50年の『安定』とは何か❓❓❓

潰れないと言われていた金融機関はこの20年で統廃合を繰り返し、もはや元々の行名が分からなくなっています。
証券会社は新興のネット証券が台頭し、また個人取引をするだけの情報が溢れるようになり、トレーダーの価値が変化してきています。

公務員は確かに安定性は高いですが、『お役人』とある種崇めて接してくれていた世代は高齢化し、60代以下の世代は逆に行政を見る目は厳しいと言われます。利用者や市民の主張と向き合う難しさがあります。

機械の台頭で職業自体の消滅が予想されているものもある中、今の親世代が若い頃に持っていた『安定』という考え方とは大きく違って当然です。

だからこそ、今の若者が自らのキャリアを考えた時、固定された価値観ではなくこれからの世の中に対して自分が何をしたいのか?という、自分自身の価値観に気づけるよう、または変化を恐れないような環境が大切と感じます。

親世代の方は、ぜひ子どもとともにこれからの時代について一緒に考え、新しい価値観を楽しんでほしいと強く思います。

さて、2020年センター試験は終了しました。
長らく続いていた大学入試の大きな枠組みに変化が起こります。

とはいえ報道等で言われている通り、まだまだ不確定なことが多く、現役の高校生はもちろんそれを見守る周囲の大人も心配は尽きません。

『学力』の定義が変化していきます。


私が数年前出会った学生の中に、こんな学生がいました。
私立の最高峰というべき大学に現役進学し、数学科に在籍。将来は、数学の教師になりたい、と。

しかし、その学生、、、
▼挨拶ができない
▼人の顔を見て話が聞けない
▼聞きたいことがあってもその人に話しかけられない限り聞けない
▼話をする時に声が出ない(聞き取れないくらいか細い声で話す)

人と対峙することを極端に苦手としていたのです。

私は聞きました。
「なぜ、教師になりたいと思ったのか」

言葉は少ないなりに、いろいろと話しをすると、


自分は全てに自信がなく、唯一勉強だけは自信がある。他にできることもないから、教師かな?
数学得意だし。

ということでした。

「どんな教師になりたいか?」
「教師ってどんな仕事だと思うか?」


話をするうちに、教師にとって生徒を引きつける魅力の一つがコミュニケーションである、と彼は考えていて、自分のコミュニケーションが極端に消極的であることに課題を感じていることも分かりました。

将来自分が向き合う生徒には、自分が達成すれば良かったテストで点数をとること以上の、人間的成長をサポートする必要がある、とも考えていました。

そんな彼を応援すべく、今までの自分がしなかった何かをまずは一つやってみよう!ということになり、彼が自分で決めたのが、『自分から挨拶をする』でした。

普通に考えれば、当たり前のことですが、彼にとっては、これまでの19年、触れずにすり抜けてきてしまったことであり、この目標はとてもとても高い目標です。


同時に、どちらかと言えば消去法で選んだ教師、という職業以外に、自分にあった仕事はないか?も考えていくことにしました。



社会の変化とともに、若者たちはこれまでの誰も経験していない予測できない未来と真剣に向き合わなければなりません。

それに寄り添う大人たちは、自分の過去の価値観にとらわれずに理解しようとすることが大切でしょう。


前回のブログで紹介したマイクロカウンセリングのかかわり行動について、ご紹介します。

 
かかわり行動には以下の技法があります。
☆文化的に適合した視線の位置
☆言語追跡
☆身体言語
☆声の質
 
初めての人と話すとき、自分を簡単にはさらけ出せません。当然警戒します。
「この人にどこまで話しても大丈夫なのか?」
と、コミュニケーションをとりながらその見極めをしていると思います。
 
始めての人と話すときには、相手にとって警戒心を解き、安心して話せる環境をつくることが重要です。
 
私が、この「かかわり行動」を意識するのは、特に初対面の方とのお話です。その人の話し方や仕草、
表情を見ながら、話しやすいような視線の送り方をまずは気を付けます。
そのうえで、その人特有の「コトバ」を相槌のように繰り返すことで、その人自身が自分の価値観や感情を
振り返る・・・内省・・・ことを促します。
身体言語、、、その人の話を伺いながら、共感を示すうなずきや、相手にとって違和感のない声のトーン
などを気をつけてうかがっています。
 
 
私は以前、職場の後輩と話をするときにこれを強く実感しました。
職場のコミュニケーション、特に上司とのコミュニケーションに悩み、なんとなく転職を考えていた新卒2年目
の女性です。
 
私自身は、その後輩とは直接仕事をした経験がほとんどなかったのですが、これから一緒に働く環境と
なること、またこれらの悩みを持っているらしいことは聞いていました。
 
1年目の彼女の経験した来たことや思い、なぜこの会社に入社したのか、、、などいろいろと聞く中で、
彼女自身が、自分自身の足りなかった部分に気づき、これからは前向きに働きたいという思いに至る
過程を共有できました。
私としてはとても有難く、これから一緒に働く彼女を後悔させたくないと思いながら話を聞いていました。
 
ほとんど大学生と変わらない年齢の彼女にとって、自分の想いを口に出すことはとても勇気のいる
ことだったようです。
だからこそ、話を伺う側は、丁寧に傾聴し話しやすい環境を整えることがいかに重要かわかります。
 
「ヒト」を相手にするとき、どんな場面でもこういう姿勢が信頼構築の第一歩となることを忘れずに
いられると良いですね。