反対の開示 の11ページ目に書いてある。
「現時点では」と書いてあるけど、このタイミングでやらないとスケジュール的に無理かと。

こういう時の為に高いお金を払って(時間も使って)防衛策を導入したのに、(発動できるのに)発動しないと判断した点には違和感がある。

現状の株価水準のままで、対抗措置を発動しない場合、(エフィッシモが)拒否権を握るのは避けられないかと。
開示資料には、拒否権握られるのは嫌だと書いておきながら、何もしないというのはちょっと引っ掛かる。

この点について色々考えてみた。

1.理由
開示には、「総合的に勘案し」と書いている。要は、まともに説明する気がないと。(できない?)
考えられる理由は以下かと。

1)対抗措置を発動した場合のリスク
例えば、株主総会をまたやる事になると思うけどそのスケジュール・取得上限が低いのに対抗措置を発動する事に対する法的リスク・経済的利益をやらないとしてその法的リスク(やる場合のレピュテーションリスク)。こういった点を考慮して単純に断念した?どうだろ?

2)対抗措置を発動しても、そもそもエフィッシモ排除という目的を達せられないのでは?
例えば、経済的利益なしという条件で発動しようとしても、エフィッシモは撤回するはず。
そうなると、新株予約権の割当を中止する可能性が高いと思う。(買収防衛策にもそうする可能性について触れているし、それでも強行した場合、別のリスクが出てくるはず。)

とすると、エフィッシモという脅威は何ら取り除けない事になる。

3)実効性のある対抗措置を打つ為?
第三者割当増資・対抗TOB(或いはMBO)といった手であれば、エフィッシモを排除(実質無力化)できる。
こっちに気持ちが傾いたのかもしれない。

2.第三者割当増資は可能なのか?
過去の判例上、資金調達目的が示せればいけるかと。
問題は、有利子負債がなく現金も豊富にある・投資もそんなに必要ない状況下で、資金調達目的を示せるのかという点かと。
ちょっと難しいかもしれない。

3.対抗TOB(或いはMBO)は?
セゾン情報の反対の開示書類を見ると、買収価格が不当に低いというよく見る文言はない。
これは、対抗TOB等ができるようにする為の布石のようにも思える。

ただ、ここまでエフィッシモに対抗してきた経緯がある中で、ある意味エフィッシモに屈する形になるのを良しとするのかどうか?
良しとするんであれば、経済的利益を与えるという条件で対抗措置を発動すればいいんじゃないのという気もする。

経済的利益もブルドックの時のように、TOB価格を基準にせずに、過去の一定の株価水準で決めれば、エフィッシモに屈したという事にはならないような気もするけど。どうだろ。
色々報道している件。
要は、税制改正リスクが顕在化して、100億以上納税する必要性が出てきたと。

1.主張は通らないのでは?
要は周知期間が短いと。
過去、遡及立法が問題となった事例はあるけど、今回はそんなレベルの話じゃない。
周知期間が短いのでうんたらという事例は初めてだと思う。
裁決事例を検索したけどない。判例は、図書館に行くのが面倒なので見てないけど。

この主張を認めると、税システムの根底が揺らぐ気がするのでまず無理と思う。

2.贈与等を駆使しなければいけなかった。
相続時に、税制(それ以外も含めて)がどうなっているのかは予見が難しい。
余りにも「現行の制度」に頼りすぎた対策はリスクが大きいと思う。

贈与等であれば、贈与した時点で基本的には完結するので、そういったリスクは回避できる。
但し、数億円レベルであれば贈与等だけで相続「税」対策は問題なくいけるけど、数十億を超えてくるとそれだけでは無理が出てくる。

対策は色々あるけど、とにかく特定の何かに依存し過ぎた対策はリスキーだと思う。

3.こんなに残す必要があるのか?
どーでもいい話かもしれないけど。。。

僕も相続対策とか考えているけど、資産を残す必要性ってどこまであるんだろうと思ってしまう。
僕も順調にいけば、数十億とか残せると思うけど、そうする事によって争いが生まれたり、子供が怠惰になったりする可能性は十分あると思う。

個人的には、親の遺産なんか当てにせず、自分で人生を切り開いていくような人間になって欲しい。
国の一人当たり借金位はもらい過ぎ分として、残す程度でいいような気がする。
FACTAに書いてあった。

以前も書いた記憶があるけど、社長の持株の行方がどうなるのか?
FACTAには、ファンド・同業他社等10社近い企業が株式取得のアプローチをしている模様と書いてある。

いくつか気になる点を。

1.プレミアムTOBでうんたらとなるのかどうか。
不祥事から始まった話なのに、プレミアムを付けて株式を売却しますよという流れを良しとするのかどうか。
レピュテーション等を考慮すると、ディスカウントTOBでという流れになるのかもしれない。
(そもそも、社長持分のみであればTOBが必要ないか。)

勿論、ファンドがLBOでという事であれば、完全子会社化でプレミアムTOB以外ないだろうけど。

2.随分時間がかかっている。
不祥事は、1年以上前の話。
社長としてそもそも株式を売却するのかどうか。
経営陣としても残るのかどうか。

3.株価は割安?
FACTAにはよだれが出そうな美味しい銘柄とか書いてあるけど、どうだろ。
確かに高値から見れば随分安くなったけど、業績もその分悪化している。
結局、今後の業績をどう見るかに尽きるような。

4.時期
公表があるとしても、2月決算だし、株主が結構分散しているので、総会後の決算と同時というラインかと。