自分で書いておきながら胡散臭いテーマですな。。。
でも、結構自分なりに考えまくっている分野なので、ちょっと纏めてみようかと。

まあ、そんなのある訳ねーだろと突っ込まれそうだけど、そんな事はねーですよ。
僕は一つだけ(1年前位に)発見して、今年の利益の8割位?はそれです。
勿論、使える必勝法は公開しないので(といっても10年以上株式投資やってきて1つしか発見できてないけど。。。)、そういうのを期待している人は読まない方がいい。

また、書いた手法はリスクを伴うものもあるので、やらないよーに。
読み物として読むのが正しい用法であります。

1.必勝法の定義
3つの条件が必要と思う。
1)合法である事
インサイダー取引とか違法な事をやればそりゃ儲かる。でも、そういう明らかに違法なのは論外。
問題はグレーをどう判断するか。
上場企業がやっているように(グレー全てをNG視せずに)個別に射程距離・リスク等を分析して、判断していくしかないかなと。
(僕は、家族を悲しませたくないので、少しでもリスクがあると思えばやらねーです。)

2)「ローリスク・ハイリターン」を「安定して」実現できる事
単に勝率が高いのを必勝法と言っていいのであれば、例えば上限なしTOBの鞘取りとかが該当する。
但し、こういうのはローリスク・ローリターンなので僕の必勝法の定義には入っていない。

また、不安定なものは定義から除外。
例えば、PO鞘取りとかは、証券会社という相手先の行動に左右されるので除外。
また、よくある「過去こうだったから未来もこうなるだろう系の手法」も安定性に欠けるので除外。

3.反復性がある事
例えば、数年に1回しか使えないとか、極めて特殊な事例にしか適用できないようなものは除外。

2.必勝法の分類
1)相場操縦系
例えば、以前紹介した ように、アルゴリズム取引を用いた相場操縦は、現行の規制では法的にはグレーに該当する。このループホールを突く事が考えられる。
ただ、記事に書いたようにそれなりにリスクを伴う。
また、アルゴリズム取引を用いて相場操縦をやりまくれば、恐らく証券会社から取引停止処分等をくらうだろうなと。

2)インサイダー系
a.流出系
・グーグルメールのデフォルト設定が一般公開だった時、色々な情報を見ることができた模様。中にはインサイダー情報もあった模様。一般公開されているので、不正アクセス禁止法違反とはできにくいし、「伝達する意思」もないのでインサイダー規制違反ともならないかと。
・うっかりアップ
これは、正式発表前に企業のホームページにアップした情報を見るというもの(過去の事例からアドレスを推測して)。これも上記同様違法とは判断しにくいだろうと。
・SNS等で流出
例えば、某企業の社長秘書が、某企業の社長と会談している事を示唆する内容を公開していた。
・公開買付結果
某証券会社が正式開示前に分かるようになっていた。
etc。。。

b.バスケット・157条でも拾えない
バスケットは基本的に「その企業だけ」が影響する情報でないと適用できないかと。例えば、薬の副作用が出たとか、資金調達できるようになったとかそういうのは適用できると思う。但し、例えばリーマン破たんという情報を知ってみずほを空売りしたとしても、これをバスケットで拾うのは無理かと。みずほの株価に影響は与えるだろうけど、その他にも影響を及ぼすし、そこまでバスケットで拾えるとなると何でもありになってしまうので。
最近の事例だと、九電とかが太陽光の受付停止というニュースがあったけど、あれを知って太陽光系の企業を空売りしても、バスケットで拾う事は難しいと思う。
157条に関しては、まあ以前記事に書いたけど、実際に適用するのは難しいかと。

c.非公開情報提供サービス
アメリカだと、例えばスーパーの乗用車の出入りを無人の飛行物体で記録して、情報提供するサービスがある模様。(ヘッジファンド向けでくそ高いので、実際使った事がない。なので、詳細不明)

3)フロントランニング系
基本的に違法なんだけど、ループホールがある。詳細は書かないけど。。。

株式投資に限るとこういう整理になるのかもしれない。(書いていて思ったけど、上の定義とどうも噛みあっていませんな。。。)
不動産投資とか迄広げると、インサイダー規制がないのでまだ色々やりようがあるんだけど、それはまた今度。

租税回避ネタもそうだけど、こういう世の中のシステムを知り、それをブレイクできるようなネタを見つけるのは、知的好奇心を満たすという観点から見れば、非常に面白い。勿論、道徳的観点から見ると、どうなのとは思うけど。。。

恐らくキーとなるのは、株式投資とは関係ない分野の深い知識・洞察だと思う。
株式投資の世界には優秀な人がうじゃうじゃいて、収益機会を逃すまいと色々研究されている。
なので、何か手法を見つけても、皆が知っている為に鞘が縮小して「ローリスク・ハイリターン」とはならなくなっている可能性が高いように思う。
ダイエーの件があったし、イオン絡みという事でちょっと記事に。

まず、僕はウエルシアHDの株をもっとります。(但し、今の株価水準で買おうとはしてないっす。この点よくご理解を)
なので、バイアスがうんたらかんたら。。。

まず重要な点をおさらい。
4月に開示されたこれ を見ると、イオンがウエルシアHDの過半数の株式を買いますよとある。
で以下纏め。

1.公開買付があるのか?
ウエルシアHDの株主構成及び3分の1ルールの絡みから公開買付をする事は間違いないかと。

追記:コメントで指摘をもらったけど、第三者割当増資となる可能性もゼロではないかと。
直近で行った事・その際に27年8月期に着工・完成する投資計画の資金調達迄見込んでいるのでまずないと思うけど、さらに追加の投資計画を立てれば、資金需要は無くはない。


2.時期は?
時期としては、2月を目途とあるので、1月の決算発表と同時という事かと。

3.プレミアムが付与されるのか?
まずされる。
4月の発表時が分割後ベースで2,800円程度だった。
10月の決算次第という事もあるけど、プレミアム30%とした場合、3,640円程度。それくらいは望めるのかもしれない。
但し、上限ありなので、市場株価はそこまで鞘寄せしないかと。

で、リスク。
1.10月決算発表
来期予想が悪いんじゃないかなという気がしないでもない。
10月決算発表後に買った方がそういったリスクはない。

2.大して買わない。
現在イオンの持株割合約35%。過半数といっても、約15%程度しか買わない。

で、問題点を。
1.資本提携発表後、ウエルシアHDの副会長が、「安値で」「イオンに」持株を売却している。
6月下旬に、副会長である高田さんは、自分の持株を、市場株価より安値でイオンに売却している。
これから資本提携の話し合いをやろうとする時に、株主から委任されている取締役が、相手先に安値で売却するというのはどうなんだろ。勿論違法じゃないけど。。。
こういう事をやると、副会長は安く売ったんだから、イオンに高値で買ってほしいとかそういう交渉はしにくくなると思う。
もし、11月の総会に行く人がいたら、この点突っ込んで欲しい。

2.3分の1ルールの潜脱?
イオンは6月に高田さんから(市場外で)買って、約29%の持ち分が約35%になった。
これ見て、3分の1ルール上どうなのと思ったあなた!マニアの世界へようこそw

結論から言うと、違法じゃない。けど、制度の趣旨上どうなのという気もする。(制度の趣旨も結構曖昧なんですけどね)機関投資家でも答えられない人多いんじゃないかな。。。

要は、大量保有報告制度における共同保有者と、公開買付規制における特別関係者という概念が違う為に、こういう事が許されてしまう。

公開買付規制上、高田さんはイオンの特別関係者に該当しているので、高田さんからの買付は、公開買付規制の「適用除外となる買付」となる。

本来こういう違法じゃないけど、議論を呼びそうな行為ってやらない所も多い気がするけど、イオンは結構アグレッシブにやってくるなーというイメージがある。僕の勝手なイメージだけど。
時間がないので、書きながら考えます。。。
思う所を。

1.ガセの可能性
現時点で日経・時事通信・産経が独自取材で報道している模様。
イオン・ダイエーの公式コメントは確認できないけど、それが明確な反論等がなければ(当社が発表したものではないとか)まずガセの可能性は低いかと。

2.交換比率
予測は結構難しい。

いくつか影響を与える要因を挙げてみる。
1)イオンの持株比率
約45、丸紅保有分を含めても約50%位。
特別決議を通すには、もうちょっと集めなくてはならない。
なので、それなりにプレミアムを付与する可能性は高い。

2)2013年にTOBをやったばかり
その時は、TOB価格135円(分割後ベース)
最終的にディスカウントTOBという形にはなったけど、観測報道前から見ると、あれはプレミアムTOBとも解釈できる。
丸紅としては、安く処分させられたという形になるのはメンツ等の面から許せないかもしれない。(気にしないか。。。)

3)市場株価法で計算するとダイエー株主サイドに有利になりそう。
ざっと週間ベースで6か月間のイオン・ダイエーの終値を取得して比率を計算してみると、約0.108~約0.150。
追記:ほとんどの期間は、0.11から0.13の間。0.14以上は6か月前のほんのちょっと。この辺りは注意が必要かもしれない。
で、今が最少である0.108近辺。
仮に0.14とすると、現在のイオンの株価をベースに計算すると、約157円。
ダイエーの株価121円から計算すると、プレミアム約30%。まあ、いい線なのかもしれない。
(ただ、ダイエー株主に有利な比率にすると、イオンの株価にマイナスに影響すると思うので、実質的なプレミアムは下がる可能性がある。)

DCF法での計算は、鉛筆なめなめの世界と思っているので、検討から除外。

4)業績が悪く、救済色を帯びている事。
ダイエーの業績はとにかく悪い。
高いプレミアムを付与してうんたらというのは、イオン内部でも異論がでるかもしれない。

個人的な予想としては、0.125近辺以下であれば買ってもいいような気がする。
つまり140円以下。勿論根拠も自信もないし、明日その株価で買える保証はないけど。