自分の仕事に好きを見つけたい。
誇りと目的を持ちたい。
何のために働いているのか?
の答えを見つけたい。
本書が生まれた背景は、
小さな会社こそ、
真剣に売上に悩む社長にこそ、
一生懸命に頑張っている人にこそ、
楽しみ方、働き甲斐、好きや誇りを手にしてほしい。
そんな熱い想いを込めて松野さんとライターさん、
わたしで構成を考え、ストーリーを考え、
本質をえぐり出し、表現することに苦心しながら
生まれた一冊なんです。
原稿を揃えるまで僕が担当し、
その後は編集にバトンタッチ。
原稿を形にしてもらい、
読みやすさと、カバーデザイン、
タイトルとコピーには口を出さず、
編集者に一任。
編集者からタイトルとコピーについて
相談されたときは、
こんなコピーじゃダメじゃない!?
と厳しめに言ってしまったこともあったけど、
僕や社長、編集長とみんなで案を出し合い、
最後は担当編集として新人の阿部が
いまの形に仕上げてくれた。
本の売上はもちろん大切だけど、
この本をつくる過程で、
それぞれの思いや著者の真意が
どこにあるのかなど、
担当編集の阿部と話し合い、
阿部自身も、
「すごく勉強になる本に出会えた」
「面白いです!売りたいです!」
と言ってくれた新刊です。
編集自身が売りたい!
と思えるのは極めて大切なんですよね。
マーケティング会社の女性営業マンが主人公で、
売上に苦しむ会社を訪問しては、
いろいろな難題に直面する物語にしています。
(物語とはいえ、実話をもとに小説にしています)
よい本に出会えるのは財産ですし、
よい本、売りたいと思える本に出会えるのは、
出版人として嬉しいことなんです。
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