「おうちモンテ」
(自宅で保護者がおこなうモンテッソーリ教育)
をしてみたい!現在取り組み中!
というご家庭が必ず直面するのが、
「”教具”って買うべき?」
「正規品じゃなくてもいいの?」
「まず買うべき”教具”ってあるの?」
という疑問。
教具とは、
モンテッソーリメソッドに基づいて開発された、
「知的な道具」
のようなもの。
(すごーくザックリとしたまとめですが)
モンテッソーリといえば教具でしょ!と、
ネットショップで
思いつくまま検索してみたり、
本で紹介されている教具を
詳しくチェックしてみたり…
となりがちかもしれません。
が、
教具を買う前に!
本で勉強済みだから…と思う前に!
ぜひとも、
YouTubeで動画検索するのが
良いと思うのです!
(もちろん、モンテッソーリ教師の方が
教具を扱っているところを
実際に目にできれば最高)
なぜか?
動いているところを見ないと、
教具と切っても切り離せない
「提示」
の仕方がピンとこないから。
「提示」とは、
教具の使い方を子どもに教える際、
教える側がどう紹介するか?
というかもの。
間違った使い方や、
子どもが混乱するような使い方を
最初に提示してしまうと、
本来の目的や得られるものから
どんどんズレていってしまいます。
試しにYouTubeで、
「教具 提示」
「二項式 提示」
「円柱差し 提示」
などと検索してみましょう。
….
私は自分がモンテッソーリ幼稚園出身、
塾形式のエレメンタリー(小学生向け)、
異国のモンテッソーリプレスクールに
子どもが2年ほどお世話になるなど、
教具や提示の仕方には
かなり馴染みがある方だと思うのです。
それでも、
動画や先生の提示の仕方を見るに付け、
「自宅ではムリ!私には扱えない!」
と実感します。
自宅で、
わんぱく盛りの自分の子ども相手に、
こんなに静かに美しい所作でもって、
言葉の説明を極力省きながら、
「提示」ができますか?
先生方の提示を見るたびに、
茶道家のようだなぁ…
とうっとりしてしまいます。
もちろんお子さんによっては
しっかりじっくり
提示を見てくれるかもしれません。
敏感期ドンピシャな教具を提示すれば、
興味深々となるかもしれません。
でも、
「お母さんがやってみせるから、見ててね」
と言っても、
興味深々ならそれだけ手を出したくなるもの。
おうちモンテの本や記事で、
「家庭では教具もいいけど、
“日常生活の練習”をしましょう」
というのは、
ここにも理由があると思うのです。
(もちろん生活の場である家庭が、
“日常生活の練習”にうってつけ
というのもありますが)
正規の教具はとても高価。
そして、
扱いなれない教具を
しっかり「提示」できるかといったら
心許ない。
それなら、
「教具を買う前に自宅でできること」
にまず取り組んだ方が良い。
保護者自身も、子ども自身も、
緊張やイライラを感じずに
「持続可能な」
「本来の」
モンテッソーリ教育に取り組むには、
そこからスタートするのが
望ましいのでは、と思います。
(つづく)