小学生のころから、病気のように好きだった宗美智子先生。

の、名作テニスまんが…あら!1巻と7巻がない。実家から全部持ってきたと思ったのに(泣)。もう手に入らないかなあ。最初と最後だけがないなんて悲しすぎる。

 

エースをねらえ!」と安積棍子先生の「ああ もうだめ!」とこの「はずんでイッキ!」が自称テニス博士の自分を作る作品でした。ああっ もうだめ!」はラブ多めではありましたけど、デビスカップなんかのことは覚えられたのです。

 

この作品でも、テニスのルールやテクニックを知ることができました。身長などの身体的特徴によるプレイスタイルの種類とか。スポーツまんがらしく、変わった性格やスタイルのキャラクターも出てきますが。

主人公の塩崎いつみちゃん(イッキ)の、明るくて素直な性格まるだしのプレイは、こちらも応援したくなるというか。大好きな宮下先輩(超イケメン)や、ピンチになった時の弱さも年頃の娘さんらしくてとてもかわいいです。

 

宗美智子先生を知るまでは、特にこれといって好きなまんが家さんてなかったと思うのです。というか、年齢も関係すると思うのですが、自分の世界というものが作られる時期に出会えたのが大きいかなと思います。

それまでも「週刊マーガレット」はずっと読んでましたから、なにかすごい出来事があったというよりは時期と作品がマッチしたって感じなのかもしれません。

 

宗先生の絵柄がとにかく好きで、ずっと眺めてました。手に入る作品はすべて集め、枕元に並べ、朝出かけるときには「行ってきます」と挨拶をしてました(笑)。もう宗教になってましたね。かわいい中学生です。

 

まあ正直楽しいとは言えなかった家での生活における、自分を支える柱のひとつといいますか。非常にたいせつなものだったと思われます。

 

1巻と7巻どうにかして見つけなきゃ…(泣)。