【本】『断片的なものの社会学』岸政彦 著。 | 蒼の深さを見上げてみたり。

蒼の深さを見上げてみたり。

認知症の母との日々や日常の些細なこと、読書の記録などを綴ります。


『死ぬまで生きる日記』で

取り上げられていたので

再読。


面白いエッセイだったな。

という記憶しかなかったけれど


今回

読んでみたら

理解不能なくらい

入り組んだことが

書かれていた。


前に読んだときは

さらっと流してしまったのかな?


なんか

心に引っかかる文章が多くて

付箋をたくさん貼ってしまった。



マイノリティと

マジョリティというのが

この人の

専門なのかと思うけど


いわゆる

“マイノリティ”と

周りからラベリングされてしまう

人たちにインタビューをするのを

生業としているらしい。


それでもって

どんな研究をするのが

社会学なのかは

知らない。


知らないが

あとがきまでも


生きることや

他者との関わりや

社会というものや


なんか

いろいろなことを

考えさせられる

本だった。


すごく

平易な文章なのに

全く理解が及ばない

頭の悪さが

厭わしい。