ニッケル水素電池を自己放電させず、すぐ使えるように弱いトリクル充電☆+ | えるなのブログ

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240401
「普通のニッケル水素電池」は自己放電が多いので、使いたいときに出して、まずは充電するという手間がある。

そこで、「弱いトリクル充電」を行いながら保存しておく。
昔のNiCdは、30~100時間だったと記憶している。これで、電池の寿命も10年以上と言うことらしい。
ヘタに過放電させるよりマシである。

このテの電池は、容量の140%程度の電気量を満充電に必要とする。

で、今回はニッケル水素なので、自己放電が少し小さいと見積もり、200時間を超えるような程度と長めにしようかと。

ただ、この方式の欠点というか、唯一対処できないのは、機器に入れているときの自己放電は抑えられないことだ。

で、ACアダプターは3.0Vか3.3Vか迷ったが、同価格で3.3Vの方が性能が高かったので3.3Vにした。



電流の計算は至って簡単。電池は1.4Vとする。厳密では無く、アバウトで良い。
キルヒホッフの法則により、
(3.3-1.4)/R=1.4C/200
C:電池の容量
R:電流制限用抵抗。

で、Rは、、
単3用⇒100Ω⇒20mA
単4用⇒220Ω⇒9mA
程度とした。

3.3V電源は2.2A出力なので、たくさん並列にしてもOK。

+12V電源から006P電池用もあっても良いかも。

 

部品はそろってるのだが、土台の板が欲しいので、まだ作っていない。

 

充電電流と寿命に神経質な人は、300時間とか500時間とかの充電時間を試してみるのも良いかも。

 

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アクリル板を見つけたので、接着中。

電池ケースはPPだと思うので、難接着物に該当。

よって、接着剤をSUソフトにした。

アクリル板よりプラ板やベニヤの方が安上がりで加工も楽だとは思う。

 

 

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完成。


 

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この手のラグ板接続の電池ケースは、今でもとてもタチが悪いことが分かった。はっきり言って信じられないほどのレベルの欠陥商品だ!!

 

まず、フラックスを塗っても半田濡れが非常に悪い。

そして、もたもたしてると耐熱性の低いプラ部分が溶けてくる。

そこで寸法が狂ったり、接点間にプラの膜が張ったりして問題を起こす。実際7割が接触不良だった。

対処は、再度溶かし、寸法を戻すという手間。

 

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注意点:電池を「逆接続」しないように。

つまり、ケースに逆に電池を填めてしまうトラブル。

単3は防止策がケースにあるが、単4は無い。

 

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追記>

使ってみた感想では、標準充電して、

その後、こちらの回路に接続するなら、

つまり、満充電を維持したいだけなら、今の1/2~1/3の電流でも良いのかも知れないという感触だった。

それだけ、自己放電は抑えられてると言うことだろうと感じた。

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まとめ記事。