新バランス型ヘッドホンアンプ基板の制作。 | えるなのブログ

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数日前に新基板の制作が終わっていました。

 

とりあえず、電解コンの部分ははめてないでテストしたが、

特に問題ないようだ。

 

中華製品で「PH-A1J」というHP-AMPがあって、パワーTr使用のモノで、ホワイトノイズは多いが、比較的聞きやすく迫力みたいなのを難なく出す感じ。VRはBカーブを搭載しているが問題ないようだ。
つまり、にぎやかなサウンドという感じで、しかしかなり大きめの音でも高音が刺さったり低音に圧迫されず疲れるような圧迫感が感じにくい。
 

このアンプとSundaraが相性が良く感じた。

 

なので、パワーTr系を使ってみることになった。

コンプリメンタリ3種類のパワーTrは、すべてRb=10KΩにすることでうまくいった。hfeが似てるのもアリ。

アイドル時、暖かくはなるので暖気は必要。また、夏場は軽い冷却が必要かも?

 

その中でも、歪みが小さく、コンパクトなのになった。

2AクラスのTrではあるが、最大定格のコレクタ損失は高くない(900mW)。

つまりこの電源電圧だと2Aは持続的には流せないが、でかい出力で頭打ちになる要素は少ないというモノ。

コレクタ静電容量はCobは40pFと結構アル。

というか、今までのが低すぎた。

 

で、これできいてみたところ、それほど以前と変わらないイメージを受けた。他の石もにた感じ?

 

で疑ったのが、PH-A1Jのプリ段階はNE5532Pである。

3段目のOP-AMPを古いパッケージ(ツルツル)のNE5532Pにしてみたら、中高域が華やかな感じで聞き取れ、ボリュームを上げても疲れの来ない近いサウンドとなった。

 

今までNJM4580DDとOPA1612を試してたけど、高品質には感じたけど、疲れるというか、耳の奥が痛い感じから頭にくる感じ。

 

この違いは大分違うので驚き。

 

となると、PH-A1Jへ推奨のOPA627と変えると良いかも?

また、OPA827とかも良いかも?と言う気もする。

 

3段目は特に、Trを介しヘッドホンをドライブするため複雑な作用があり、OP-AMPの種類の影響を受けたのだろう。

 

現に、トーンコントロール用などのフィルタに、合わないOP-AMPを使うと、ほとんどトーン変化しないと言うこともある。位相変動の問題なのかも。

 

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オーディオ系まとめ記事。