Sonyの空間オーディオ対応ヘッドホン「MDR-MV1」を購入して試す+追記~。 | えるなのブログ

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まず、第一印象な結論。
・プレゼンス帯域が弱い。
・その上のエア帯域の低め?5K~9K辺りが盛り上がってる。
・低音が強い。

よって、非常に感覚的であるが、プレゼンスの豊かな、明るい、ヌケのあるサウンドではないイメージではある。
なので、MDR-M1STの方が好みだが、、SoundIDに対応してないので、対応してるMV1は強みがある。
あと、完全筒抜けのSTAXのような完全なオープンではなく、セミオープン的な存在だと思われる。


まず、聴感での結果の評価。
・プレゼンスが絶対的に弱いと感じ、低音が強いと感じた。

「このヘッドホンでMIX収録すると、逆の特性になると思う。ソレを狙ったのかも?」

で、
・一部ノイズが目立って聞こえる。これは、MDR-CD900STに似た傾向。
(ゲームでは敵の足音が良く聞こえるとか言って絶賛も。)
それは、10000付近の盛り上がりがあるかも?⇒実際はそのちょっと下だった。

そして
・低音が結構強いと感じる。

Sonyのモニターヘッドフォンの中では、一番鳴りがおとなしいかも。

F特の測定は割愛し、その代わり、SonarWorksのSoundIDから見て見る。オーラのかかったピンクの線がそれ<SWの描く特性は結構ゆるめの結果になってる気もするが。個体差も考えてのことなのかも知れません。

ホントに緩やかなら、補正はラクである。<ターゲットがフラットな再生が良いのかは置いといて。
エンド付近は、デジタルなサウンド設定の影響もありそうだ。

まあ、上で述べた聴感。そんな感じが直に出てる。
プレゼンスとしては上、エアとして下、というつなぎ目辺りが上がっている。

 

補正したサウンドは結構良い印象を持っている。

空間認知に向けたというのは、今のところ、よくわからない。
プレゼンス辺りのちょい下が立体感を強く感じる帯域のような気もするけど。そこは弱そうだし。

 

まあ、サウンドとの相性もあり得ます。

あとは、イヤーパッドのコンディションで結構音が変わるので、この先使い込んでいくウチで音質が変わる要素ですね。

 

5万に見合う高性能なのかは疑問だとは思うかも。

 

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追記

数時間のテストにて、
SoundIDで補正したうえでですが、パンニングの移動が広いし動きを感じました。

 

23/10/03追記

追記02>
SoundIDはAtmosへの研究もしていて、そういうVerもあるが、
とりあえず、Atmosに最適化されたターゲットカーブがある。
黒い線のヤツだ。

低音から中高音で、2~3KHzから上はドロップする。
コレの理由は、多分位相にあるのだろう。高周波は位相が回転しまくって判別出来ない。
低周波が上がってるのは、回折現象を考慮してのことだろうか。

MV1では一部の高周波が上がっているが、これは、音の強さでパンニングを感じるような部分なのかも知れない。

あるいはハース効果が有効なのかも。。

どちらにしても、音楽観賞用という感じかは疑問だが、聞き分けのためにそこら辺をブーストした感じと思われる。

なにせ、脳内部の伝達関数はどこまで個人差があるのやら。。
 

まあ、立体感の聞き分け以外をある程度無視したヘッドフォンとなるだろう。


となると、一般の観賞用とは距離があるのかもしれない。

 

 

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2023/11/11追記>

MDR-MV1で測定の評価を更新しました。

結構近い感じが出ました。

低音が若干強く、Micの高域は16KHzまでだったような。

もうちょっと、定在波は取り除けるとは思う。

 

 

ソレに伴ってMDR-M1STも。

最後のDATAがうろ覚えなのが悔やまれる難点。。

 

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※ここでいう「プレゼンス」とは。2.5K~5KHzを言います。

この前、ギターAMPを見たら一番左につまみがあったので、

楽器によって違うのかもしれません。

まあ、言わんとしてる帯域は、その代表的になる部分ということでしょうか??

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オーディオ系のまとめ記事。