
こんばんわ everyone・・・
星川にお店が移って早いもので半年が過ぎました。
私もサーフショップを始めてすでに30年近くになろうとしてますがその間に何度かお店の場所を移動いたしました。
場所が変わるとマインドも変わるものでサーフショップのベクトルも少しだけ軌道修正するものです。
今日はそんなことを実感したあるお話・・・
昨年の秋
お店をリニューアルオープンして1か月弱が過ぎた頃だろうか?
ある女性が古びてうす汚れたサーフボードを持参してお店にやってきました。
”このボードを引き取っていただけないでしょうか”
実はこのような問い合わせは非常に多い。
昔やっていたのだけどいらなくなったボードを買い取ってほしい とか もらってくださいとか・・・
お店を移転してからのこと、サーフィン始めたいということでなく、いらないサーフボードの相談が頻繁過ぎて
私は少し気持ちが沈みはじめていた。
彼女の持ってきたボードをチェックしてみると某大型店のオリジナルボードで薄汚れていたしまあまあ年期ものだ。
でもよく見るとワックスやほこりで汚れているだけでボードの状態は悪くない。
少しメンテナンスすれば使えそうである・・・。
そこで私は彼女に話した。
”直したりしなきゃダメだろうけどまだ使えそうだね・・・。引き取ることはできるけど・・・もったいなくないかな?もう一度やってみる気はないの?”
などなど・・・・
サーフボードを名残惜しそうにみつめながら
”色が素敵で買ったんだ”とボソッとつぶやいたのを皮切りにサーフィンの思い出を話し始めた。
ひとしきり彼女のサーフィンの歴史を話し終わると次にサーフィンをやるうえでの難しい理由をいくつか話してくれた。
子育て、引っ越し、学費のことなど。
私も子供が二人いるので気持ちはよくわかる・・・・
でもなんとなく彼女は、海に戻りたいんじゃないかと思った。
そこで私が提案してみた。
とりあえずボードをきれいにして直しといてあげる。
どうせ売るとしても直さなきゃダメだからネ!
来年の春までにもしやる気になったらお店に相談に来て。
やりたいならリペア代とか払ってくれればいいし・・・
春までに来なければそのまま引き取ってしまうネ!
そうしたら勝手に売るだの学生にあげるだのしちゃうから文句は言わないでね。
私の一方的な条件を快諾した彼女は何かためらっている様子はあるものの
来た時よりはなんとなくだけど明るい表情をうかべたように見えた。
そしてお店のドアから出て行った・・・・。
続きはまた明日に