
半島の最南端の街には統一感の無い様々なTYPEの店がある。
ただ観光客のほとんどは海に近いこの南の楽園で刺身をイメージしてるのか和食の店が多かった。
今晩の晩飯はイタリアンに決めていた。
昨日から刺身や蕎麦と和食づくしだ。
俺的にはまだまだ飽きねえぜってな具合だが若いみんなにはそろそろ洋食が恋しい時期だと思っていた。
趣味ではないがネットとやらで散々と探し回った結果、いい店を見つけることができた。
男だけなら感だけを頼りに暖簾をくぐり酒と肴で一杯やりたいところだが、女、子供がいるとそうはいかない。
洒落た洋食の店に連れていけば大抵はことたりるのだ。
俺はいつものごとく遅れて店に到着した。
一番歳上である俺が早くから店で皆を待つという光景はダサいというほか無い。
皆は既に酒を食らっていた。
ERTH暗黙のRULEがある。
それは皆を待つなということ。
待てば待つほど酒も肴も不味くなる。
BEERは冷たいうちに、そして料理は温かいうちに食べるに限る。
皆が集まったので遅れて乾杯をする。
既に出来上がっているものも今来たばかりのものも、乾杯のあとの一杯は格別だ。
皆が同じ船に乗りそしてこの土地を冒険した。
協力してやり遂げた達成感が酒の旨さを格別にする。
昔の海賊もそうだったように俺たちも知らない土地で旨い肴と酒で祝った。
財宝は形にはないが俺らの心に持ちきれないほど刻まれたのだ。
イタリアンも美味かった。
ピザがBEERと良いハーモニーを奏でていた。
一日目の民宿の飯も良かったがここもまた格別だ。
女性たちも満足していたように思う。
腹も酒も八分目で店を出た。
皆次の思い出探しに店を探し出した。
YMSANは地元漁師の店へKIMと暖簾をくぐった。
TKOは彼女の45の焼き鳥屋へ・・・
他のメンツは洒落たBARに向った。
いつものことだがまとまりはない。
みんなで一緒じゃないと行動できない人間が増えてる中でこんなふうに自分勝手に新しい店に別々にはいっていく輩を頼もしく思った。
俺はどこに行くか迷ったが久しぶりにグラスを混合わせたTKOのもとに・・・・
このあとのことは何を飲んだかも何を話したかも覚えてない。
ただただ酒を食らって馬鹿騒ぎをしたのだろう・・・・
明日は横浜に戻る日だ。
GWの帰省のピークでもある5日である明日は大渋滞が予想されている。
私は早い時間に帰ることを決めていた。
波もだいぶ下がっていたので西湘あたりで少しやれればいいだろう。
帰りの車の中、酒とともに重くなる瞼は明日のLONGDRIVEが差し支えないよう早く寝ろと言ってるかのようだった。
TOBECONTINUE