SEEK & DESTROY DAY2 HAJIMARI |                    Laugs surfshop yokohama ラウグス サーフショップ 横浜

                   Laugs surfshop yokohama ラウグス サーフショップ 横浜

横浜星川駅前のサーフ、サーフスケート、ファッションのお店
海でのセッションや旅など…そんなページです


EARTH サーフショップ 横浜
車内のモニターではKELLYがいとも簡単にTUBEをMAKEしていた。

クルーたちは興味なさげにモニターをただ見ていた。


KIMRAがNAVI上で指を指した場所が見えてくる。

ここは公園のような場所だった。


車をパーキングに止め海岸まで5分ほどかけてビーチ沿いの小高い丘を目指した。

綺麗に波が割れているイメージが頭の中でかけ巡る。

丘を登ると海が見渡せた。

イメージとは程遠く、ここでもテトラがびっしりだった。


落胆してる時間もない。

俺はBAKABAYASIに車まで競争を挑んだ。

“負けた方がCOFFEEおごりな”

BAKAは元野球部の主将だけあってそれなりに早かった。

分かっていたことながら負けるとやはり胸くそ悪い・・・


ただレースをすることでタイムロスが少なく車に戻ることができた。

KIMRAは俺たちを見てSURFができないと悟ったのだろう。

どうだったかも聞こうとしなかった。


車が走り出す。

KIMは待ってるあいだに携帯を駆使して次なるPOINTを割り出していた。

“TENCHOU、次はけっこうメジャーなPOINTみたいなんでできるとおもいますよ。

・・・ただ波は風食らってるみたいです。人も多いかも・・・ここから30分位かかるかな~”

混んでるのはしょうがない。そこしかできないなら当たり前だ。迷ってる暇はない。

おれはKIMに念をおした“とにかく行こう”


KIMが探し当てたPOINTまで行くと海に入る時間は1時間弱、物足りないSESSIONになりそうだ。

ただ俺たちに選択肢はない・・・


“高速の入口が見えたら乗っちゃってください。POINT CHECK無しじゃないと間に合いません”

“OK、わかった”


高速の入口が見えたがその車線に並んだ車があり、私の走ってる車線から入ることができない。

しょうがなく、やり過ごしてしまった。

俺は一体何をやってるのか。とたんに自分が無力に感じる。

ただここで焦るとろくなことがない。

UTURNもかなりリスクがあった。

“次の入口まで遠い~か”祈るような気持ちで言う。

“う~ん10分位ですかね。でも引き返しても時間が掛かりそうですし、このまま行きましょう”

ここではKIMの方が冷静だった。

俺は素直に従う。

すると高速の柱の合間に少しだけ海が見えた。

“アッできそう”KIMが叫ぶ

俺もちらっと見えたがテトラと防波堤の間に波が割れていた。

今までの経験が間違いなくできると確信した。

反射的に脇道に入るとここも運良く公園のようになっていて無料の駐車場も整備されている。


車を止めると後ろのハッチバックを開けた。

後ろのクルーは若干戸惑っている。

BAKABAYASIが代表で口を開いた。

“チェックしないんですか?”

“大丈夫絶対できる”100パーセントの自信はなかったが俺が見えた海岸は間違いなくSURFABLEだった。

自分の感を信じるしかない。


皆で着替え出すとKT8がひとっぱしり海まで走っていった。

彼は腰痛持ちだが最近のHARD WORKで悪化した腰のストレッチのため海に入る前に必ず走る。

今日はチェックをかねてのWARM UPとなり皆にとっても心配の解消につながり願ってもない。


KT8は5分ほどで戻ると口を開いた。


WETに着替えながら皆は祈るような気持ちでKT8の第一声を聞いた。

“う~ん、堤防よりならなんとかできそうですけど・・・・正面はかなりHARDですね。”

とにかくできるという言葉以外は耳に入ってこなかった。

急いでWETに着替えボードを持つと小走りしながら小さい声でつぶやいた。

“どんな波でもやってやる。こんなんで2011年を終えられるか!”


海岸まででると丁度SETが入り驚きの光景が目に入る。

OVER HEADのPERFECTIONが目の前に広がっていた。(写真の波)

確かにHARDだ。TUBEも巻いている。でも間違いなくいい波だ・・・。


ストレッチしながら流れをみていた。

まだ誰も入ろうとしない。

すると遅れてきたKT8がストレッチなしで海に飛び込む。

かなりの速さで右に流されていく。

カレントに乗ると2分ほどで正面の沖に出た。

他の皆も続く。

KT8が沖にすんなり出たのを見て油断したのか他の皆はかなりハマってしまった。

一旦右に流されるがそのあと左に流れがあり、無理に正面から出ようとすると全く進まなくなる。

ただ良くは見てなかったがKT8がすんなり出たということは出れる場所があるはずだ。


結局相当なドルフィンを重ねながら右のカレントよりも更に右からしか出れないことを読み取ると10分近くかけて沖に出た。

最後に海に入った俺よりも遅く出てきたSUNNYやHRBYSは相当の体力を使ったに違いない。

俺が出たすぐあとに41も出てきた。

既にKT8は堤防近くにいた。俺も堤防の方へ向かおうとしたときに良い形の波が入ってきた。

様子見でこのMIDDLESIZEに乗ってみる。TAKEOFFですっと落ちると深くBOTTOM TURNをした。

張ってきたRIPにあわせてCURVINGまじりでRIPをエグる。(写真下のRIDING)

EARTH サーフショップ 横浜

綺麗に弧を描くスプレーが開始のホーンがわりだった。

12月31日 15時45分俺たちの日本海が始まった。