中日ドラゴンズ、最下位独走中です。
その上、ここで勝たなきゃいけない時に、昨日の日本ハムとの交流戦最終戦では、先発柳が2点は取られるも最後までわりと好投し完投したのに、打線が打てずに点取れず連続完封負けし、6連敗…。
結局、パ・リーグ最下位の日本ハムに2連敗してるわけです。
日本ハムと言えばBIGBOSS新庄監督のチームです。
開幕戦が始まった当初は、新庄監督と立浪監督は華々しいスター監督同士よく比較され、大方は新庄監督の自己流采配に批判が集まり(実際試合に負けてもいたし今も最下位)、立浪監督の堅実な采配に割と評価が集まっていたのに、今やその立浪監督が同じく最下位の日本ハムを見て「選手がみんな生き生きやっている」と羨ましがるようなチーム(最下位だけど)、になっていて、それで結局2連敗です。
新庄監督が面白眼鏡をかけて試合前に挨拶に来るリラックスぶりなのに比べて、中日の方は立浪監督がやたら監視の目を利かせてピリピリしてるし、挙句せっかくよく打っていたルーキー鵜飼を、立浪監督が直接指導し出すと三振の山を築くようになるという悪循環ぶり。
先頃2軍のバッティングコーチから1軍コーチに返り咲いた波留コーチがあまりの選手の覇気の無さにブチ切れ、怒鳴り散らして激を飛ばすという光景まで昨日テレビ中継で放送されました。
それで発奮して選手が活躍すればいいですが、その後も鳴かず飛ばずで、1点も取れずに完封負けです。
柳は2点取られたとは言え、割と好投したんですけどね。
いかんせん、打撃の援護が無い。
波留コーチのブチ切れ指導は、チームによっては、監督やコーチの厳しい態度によって改善するところも今だってあると思いますので、まぁそれで雰囲気が変わってくれればいいんですが、しかし中日というチームには、そういうやり方は向かないような気も。
寧ろ、逆に選手が萎縮してしまうんじゃないかという心配もあります。
そりゃ波留コーチの言ってる事は正しいんです。
だけど立浪監督がただでさえ厳しく目を光らせて選手が固くなっているところに、怒鳴り散らすコーチが出てきて改善しますかね。
チームの雰囲気の悪さはいかにも最下位のチームらしい最悪のものになってしまいました。
波留コーチの檄が、この後選手を発奮させてくれればいいんですけどね。
どちらかと言うと波留コーチは、かってメジャー出身の広島の黒田投手を攻略するほど観察力の鋭いクレバーな参謀タイプに思えて結構好きなんですけど、そういうタイプの人らしい教え方、というかバッティングの伝授の仕方も復活させて欲しいなぁと思いますね。(もうやってるかもですが)
それとこういう状況で残念なのは、昨年で立石コーチを中日が切ってしまったことです。
こういう打線が打てずに、調子の良かった選手や潜在能力のある選手が活躍できない時に、立石コーチは選手を打てるように改善指導してきた人で、立石クリニックとまで呼ばれていました。
そういう能力ある人と契約解除してしまったこともマイナス要素に繋がっているような気もしますね。
交流戦が終わり、また元のセ・リーグの戦いに戻りますが、何とか最下位脱出してほしいですね。
追記:さて、ここへきて、立浪監督、根尾を投手にコンバートだそうで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aacfd4190d4651eedb35e1ce4ce43e2f0dfd67f
特に投手出身の解説者は、そんな甘くねーよってそりゃ言うよね。
普通、いかにかっては甲子園のスターだったとしても4年も経って今の体たらくだったらだいたい無視されてるよね。
でも根尾は1軍でコンスタントに活躍してる選手より妙に人気あるんだよね。
色々器用に出来るけど、外野手以外は一流とは言えないレベル。
器用貧乏的に色々出来ても、どれも三流だったらプロの選手ではやっていけません。