ザ・シンガーズ・アンリミテッド『A CAPELLA』☆
昨日のイブにザ・シンガーズ・アンリミテッドのクリスマスレコードついて書きましたが、シンガーズ・アンリミテッドは別にクリスマスレコードじゃなくても、バッチリクリスマスに似合うなと思いますな☆
特に代表作と言える『A CAPELLA』にはそんな感じがすごくしますね☆
「青春の光と影」やビートルズの数曲などなどの有名ポピュラーソングを、無伴奏のア・カペラコーラスの多重録音で、まるでクリスマスソングとしてカバーしているようにすら思えてしまいますな☆
特にクリスマスに聴いてるとね☆
これもアナログレコードでまた聴いてますが、やはり名曲をア・カペラコーラスでさらに凛とした深い名曲にしてるなと思いますね☆
実に厚みのあるア・カペラコーラスには、冷徹なまでに完璧な調和と温かみが混じり合った素晴らしさがあり、やはり最高の名盤ですな☆
さて、せっかくだから、これを期に、名盤が実に多いザ・シンガーズ・アンリミテッドのアルバムについて、しばらくの間、ここで書いていこうと思うのですが、
ザ・シンガーズ・アンリミテッドは、1967年に結成された、50年代のジャズコーラスグループ、ハイ・ローズにいたジーン・ピュアリングをリーダーに、同じくハイ・ローズ出身のドン・シェルトンに、レン・ドレッサー、女性ボーカル、ボニー・ハーマンの、男性3人、女性1人の4人組コーラスグループ☆
上記の『A CAPELLA』は、日本では1972年に発売され、そのマルチレコーディングを駆使した多重録音、ア・カペラコーラスの素晴らしさが反響を呼び、その後どんどん日本でも人気と高い評価を獲得しました☆
勿論無伴奏のア・カペラアルバムだけではなく、オーケストラとのコラボアルバムなどもあります☆
8枚目のアルバム『センチメンタル・ジャーニー』は、ロバート・ファーノン・オーケストラとのコラボアルバムで、これもとても好きですね☆
シンガーズ・アンリミテッドの深みのあるコーラスと、バックのオーケストラの演奏が、その音の厚みや深みで共鳴し合っていて、まるでオーケストラとコーラスが深いところで一体化して胎動しているような素晴らしき感動をもたらすアルバムなのですな☆
曲は「エンジェル・アイズ」「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」「4月の想い出」「センチメンタル・ジャーニー」他の、1920年代から50年代のハリウッド映画で歌われてヒットした曲や、ジャズの名曲などのスタンダードナンバーが多く、それらの名曲をさらに深みのある見事な楽曲に仕上げております☆
ちょうどクリスマスが終わっていく時間帯に、ワインやシャンパン、カクテルを飲みながら聴いていると、クリスマス独特の哀愁が感じられるなと毎年思っております☆
だから、今からまた繰り返し聴こうと思います☆
こちらも素晴らしき名盤です☆