サムライWOMAN(2006年1月号) | OGAWA SHINICHI OFFICIAL BLOG

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美容師兼HAIR&MAKEUP小川真一の日々の感謝の何かいろいろ。

新春の砌、幸多きご迎年をお喜び申し上げます。

2006年も明けてしまいましたが、皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?
僕はと言うと、どこへ遊びに行く訳でもなく、結局仕事ばかりしてしまった
正月でした。

さて、今回の『店長の独り言』のコーナーですが、新年早々暗い話もなんですので心が熱くなるような話をとり上げてみたいと思います。

彼女の名は佐伯夕利子。ご存知の方はいらっしゃるとは思いますが、彼女は
スペインサッカーのナショナルリーグで、史上初めて誕生した女性監督なのです。

ナショナルリーグは1部、2部A、2部B、3部で構成されています。そして、その下には地域リーグがあります。

1部と2部Aが言わずと知れたリーガ・エスパニョーラで、いわゆるプロと呼ばれています。

ここを頂点とした巨大なピラミッドの上から4番目、3部のプエルタ・ボニータというチームに、今から3年前、彼女は監督として就任しました。

彼女の生まれは父親の仕事の関係でイランのテヘランで、少女時代は福岡、台北、東京と国内外を転々とする生活をしていました。

幼少の頃からサッカーが好きでサッカーボールを抱えて寝るなど、翼くんもビックリな女の子だったようです。

小・中学校とサッカーまみれの毎日を送ってきましたが、高校に入ると現実的にまだまだ女の子がサッカーをすることのできる環境の少なさを実感するようになります。

そして、彼女はサッカーへの夢はあきらめてしまうのです。

しかしあるとき、子供の頃の友人からの国際電話で『なぜ、サッカーをしていないの?』と言われ、自分にサッカーがないのはおかしい、もう一度サッカーをやろうと決心するのです。

父親の仕事の関係で東京の高校卒業後、1992年からスペインの首都に移り住むと、マドリードの女子チームに入団。

ブランクを取り戻し、すぐに選手として活躍するようになります。

そして、そのかたわら『将来もサッカーの世界で働きたい』と国立コーチ学校に通い、2003年、10年がかりでプロも指導できるスペイン国内最高の上級指導者資格『ナショナルライセンス』を取得しました。

彼女は今、スペイン1部リーグ「アトレチコ・マドリード」の女子Bチームの監督を務めています。

サッカーという一つの夢を追いつづけ、指導者としての努力も惜しみませんでした。

そして、日本人女性が誰しも手にすることが出来なかった栄光、スペインプロサッカー史上初の女性監督という夢を手にした今もなお、『自分の目で選手を選び、短期間でチームを作る代表監督をやりたい』とその歩を止めずにいます。

2006年、今年はワールドカップがあります。日本中が青く染まったあの時からもう4年も経ったんですね。

しかし、その影で日本人女性がこんなにも世界で頑張っていた事を皆さんはご存知だったでしょうか?

彼女のたゆまぬ努力、ひた向きに大好きなサッカーに向かい、挑戦し続ける姿は人々を感動させ、勇気付けてくれます。

僕もその純粋な思いを目指し、挑戦していきたいと思います。
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りすぺくと



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