ピピ!最近、駅やレジなどで現金を使わずスマートに会計をこなす人の姿をよく見かけます。
SuicaやEdyと呼ばれる電子マネーです。
事前にカードにチャージ(入金)しておけば、取扱店舗やインターネットショッピングなどをキャッシュレスで利用することができ、クレジットカードと比べるとサインもいらず、少額から使えるので小銭入れ感覚でお手軽に使うことができます。
現在、電子マネーの平均利用金額は500円程度ですが、2006年の利用総額が数兆円規模まで膨らむ言われているほど利用が拡大しています。
そんな、僕たちの生活に密接になってきた電子マネーですが、これからどのような変化をもたらしてくれるのでしょうか?
それを予想するにはまず電子マネーというものをもっと理解しなければなりません。
電子マネーの形態は様々なバリエーションがありますが、一般的に知られているものは『ICカード型』です。
ICカードとは正式には『非接触型ICカード』と呼ばれ、貨幣情報を記憶したICを搭載したプラスチックカードです。最もポピュラーなものはJR東日本のSuicaです。
従来の銀行のキャッシュカードやクレジット会社のクレジットカードは、情報を記憶するのに磁気テープを使用していますが、ICカードはICチップを利用することによって磁気テープの数十倍から数千倍の記憶容量を持っています。
ところで、現金で決済を行なわない電子マネーは、同じ現金決済でないクレジットカードやデビットカードとはどこが違うのでしょうか?
クレジットカードの使用時は、カード会社がユーザーに『信用供与』する(カード会社の財産を一時利用すること)形をとっていますので、これはユーザーが借金をしている形になります。
一方、電子マネーはその場でお金のデータのやり取りをするので、純粋に自分のお金を使うこととなります。
しかし、それだとデビットカードとたいした違いがないように思えます。
デビットカードは店頭でカードリーダーに通して暗証番号を入力するだけで自分の財産から決済が完了します。
表面的にはICカードとほとんど変わりませんが、デビットカードのシステムをよく見ると、決済の時点で自分の銀行口座の”現金”が店の口座に振り込まれることになります。
つまり、ネット上の決済には大きな変化はありませんが、デビットカードの場合は現金の口座間移動であり、電子マネーのようにデータとなったお金がネット上を駆け巡ったり、ICカードのメモリーを財布のようにして使用することは構造上できません。
ここまででわかることは、電子マネーのデータは実際のお金と同等の信用を持っているということです。
電子マネー社会がこのまま拡大、発展していくと近未来、僕たちのライフスタイルは今とは全く違っているのかもしれません。
電子マネーが気軽に使えるようになれば、まずネットバンキングが急速に進化し、自宅のパソコンでICチップの情報を読み取るICカードリーダーが普及します。
そうすれば、ネットバンキングサービスにアクセスするだけで自分の預金口座からカードリーダーを経由してICカードにお金を”ダウンロード”することができるようになります。
これは自宅のパソコンが実質的にATMと同じ機能を持つということになります。
ICカードにダウンロードしたお金で買い物などの支払いを行ない、残金を再び自分の口座に入金することも自宅で可能になるということです。
こうした近未来図を考えると、ICカード型電子マネーは完全にキャッシュレスの世界を実現することができます。
僕たちの世界は、便利さやスマートさを追い求める傾向にあります。無駄な時間や無駄なモノを省き、今度はとうとうお金まで無くなってしまいそうな勢いです。
こんなに無駄をなくしてどうしようというんでしょう。利用する僕たちにとって大切なのは”無駄をなくすこと”よりも”便利になることによって
余った時間で何ができるか”を考える事かもしれません。
本当に有意義な時間の使い方とは何か?
一生懸命、無駄をなくして作ったせっかくの時間ですから、無駄にはしたくないですよね。
りすぺくと
iPhoneからの投稿
