痛みの原因は痛みと同じ場所にあるとは限らない。
多くのクライアントさんとの施術を通して、私はそう感じています
同じ意見をもつ知り合いの先生も多いです。
では、痛みはどういう具合に生じているのでしょうか?
ギューギュー詰めの満員電車に乗ったことがある方は、思い出して下さい。
立っている時のご自身は四方八方から強く押されて辛いで
ギューギュー詰めの満員電車でしんどい状態は、体に置き換えれば
ある部分に全身の小さ
だと言えます。
しわ寄せが最も集まった箇所に痛みが起きていると思うのです。
ということは、痛みとは痛みの発生箇所とその周りとの関係によって発生していると言い換えられます。
だから痛い痛いとサインを送っている箇所を押したり揉んだりして
満員電車だったら「ギューギュー詰めで痛い痛い」と言っている人だけ
満員状態の外側の人から順番に離していって、
隙間や余裕ができることで
ほっと一息
「あー楽になった」
痛みが取れていくということもそれと同じだと思います。
周りから少しずつ歪みを整えていくことで、
しわ寄せが解放されていき、
痛みが自然となくなっていくのです。
当院で施術する際には、痛みの場所はほとんどさわらず、別の場所から刺激を加えて歪みを整えていきます。
結果的にそれで痛みも消えていくことがほとんどです。
だから痛みの場所はとりあえず置いておく必要があるのです。