こんにちは、「愛と絆の微笑女税理士 冨永英里」です。
♫疑惑の領収書熱唱中♫
今日のテーマは 「決算書の売上と利益の関係について」です。
決算書をあまり見たことがなくても、
決算書をみたときにちょっと気になる項目があります。
それは・・・
売上!
どれくらいの売上があるか気になるのは当然のことです。
それともうひとつ・・・
利益!
どんなに売上がたくさんあっても、赤字だったら、
え~って思いますよね?
ちなみに、損益計算書には一口に「利益」といっても
いくつかの種類があります。
「売上総利益」
「営業利益」
「経常利益」
「(税引前)当期利益」
など。。。
ここでは
「経常利益」
を例にとります。
なぜ経常利益?って思われるかもしれませんが、
経常利益とは、その言葉通り、
毎年経常的に発生する費用を計上したあとの利益のことで、
とても重要な利益だからです。
では、売上に対してどれくらいの経常利益があれば、いい会社なんでしょう?
もしみなさんが社長だったら、
売上に対して何パーセントくらいの利益が欲しいですか?
10%、20%、それとも50%とか60%とか・・・
まあ、このあたりは感覚でいいと思います。
だって、決算書の分析なんてしたことないですもんね(^o^)
で、ここからはひとつ情報をゲット!
売上に対して経常利益がどれくらいあるかは、
「売上高経常利益率」といいます。
経常利益/売上×100%で計算されます。
さてさて・・・
日本の会社の売上高経常利益率ってどれくらいあるんでしょう?
探す方法はないのでしょうか?
ふふふ・・・
それがあるんです!
たとえば。。。ですが、
経済産業省のサイトでは、
平成28年度中小企業実態基本調査を公表しています。
速報のポイントのところに、
売上高経常利益率(法人企業)は3.18%(前年度差0.04ポイント上昇)。
と記載があります。
この数字は調査したすべての法人の売上高経常利益率の平均です
3.18%
高いと思いました?
それとも低いと思いました?
この数字はいろんな業種、会社の規模も何もかもまとめた平均です。
いわば、ごった煮の状態(笑)
業種毎に集計してみるとちがった数字が出てくるかもしれません。
あるいは会社の規模によって違うかもしれません。
こうやっていろいろと疑問を持つことが大切なんです
そして・・・
自分が働きたいと思っている会社の
売上高経常利益率
を計算してみるのもいいかもしれませんよ~
最後に・・・・
売上高経常利益率がとても高い会社があります。
それは「キーエンス」という会社です。
ここのサイトに有価証券報告書がのっています。
売上高と経常利益が探せたら、
「売上高経常利益率」が計算できますよ~
さて・・・・計算できたかしら?
それではまた!
「愛と絆の微笑女税理士 冨永英里」