まずはわたしを口説いてみてください! | 歌う税金教室  税理士冨永英里のオフィシャルブログ

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こんにちは!税理士の冨永英里です。

毎日、暑いですね。。。

体調はだいぶよくなりましたが、1日2回、電車に乗って打ち合わせに行くのは
まだちょっとシンドイので、今日は自宅周辺でランチミーティングをお願いしました。

さて、今日のテーマです。

今日のテーマは、

「まずはわたしを口説いてみてください!」

 これってどういう意味でしょう?
わかりますか?
 まさか本当に、わたしを口説いてね
と私がお願いしているわけではないということはおわかりかと思いますが・・・

 じゃあどんな意味合いをもつのでしょうか?

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 顧問税理士として、日頃社長さんからいろんな相談をされます。
「先生、こういう会社経営は税務上どうなるんでしょう?」と。
そんなとき私は、いつもこう答えます。

「ではまず、わたしを口説き落としてください。
私は税務の専門家です。
私を口説き落とすことができなければ、
絶対に税務署が納得することはないでしょう」

と。

なぜならば、私は社長さんの会社の顧問税理士、社長さんの味方です。
その味方である私が「大丈夫ですよ」と思えない方法を
対戦相手である税務署が納得するはずありません。

すなわち
社長さんにとって税理士は
相手の手の内が見える味方!
なのです。


だから味方である税理士とは
どんどん作戦会議をねってください。
それが税務調査をうまく切り抜けるコツでもあります。

私は作戦会議の内容によっては
「そのやり方では相手の思うツボですよ!やめましょう」
とはっきり言うときがあります。
そんなときは、
怖がったり、
逆ギレしないで、
もう一度作戦を再考してみてください。

そして、
次の作戦では
わたしを口説き落としてみてくださいね!
と茶化しながら言うことがあります。
笑っていますが、言っていることは結構マジメ!
なんです。


よく考えてみれば
これほど力強い味方はいないと思います。

顧問税理士を
単なる帳簿や決算書を作成する人として使うのは
もったいない使い方だと思います。

税理士を参謀役としてとらえ、
手を動かすよりも
頭を動かしてもらうほうが
社長(大将)としてはベストな使い方ですね。


そんなふうに考えると、
顧問税理士は単純に価格を比較して選ぶものではないし、
会わないでメールで済ますものではない
というわたしの信念に通じるものがあるのです。



以上、最後までお読みいただきありがとうございました。


冨永英里