バニラの蝶、ピニョンのこと。 | 羊毛フェルトで紡ぐ不思議へんてこなものがたり♠︎アトリエ.バニラ

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バニラのつくる、
不思議とヘンテコな世界。
羊毛フェルトや刺繍。
アンティークな素材でつくる、猫や動物、いろんなもの。
其々に
ひとつひとつの、
ものがたり。

それは


小さな出来事から始まった。






1年前の5月。

今も続くコロナ禍の始まりに

バニラが飛ばした蝶のこと。





ーー3年ほど前。

バニラはSNSから遠ざかりました。







久々に戻るきもちになった時


全部そのまま、書くことは

わたしにはとても難しく。

少しだけ、書いた。



消えたワタシに

ここで出会った方々から

届けられたいろんなもの。



カタチ有るものも、無いものも


「気にかけているよ」と

ことばを発しているように

あたたかだった。




その時に心に降り積もった

あの「あたたかさ」に

見合うものがなくて。


自分の中で思ってばかりで

過ぎて行って。


伝えなくちゃな。


「何か」

一生懸命に伝えたいなあ。

会いたい人や、頂いたキモチに。





小さな贈り物やてがみ。


コメント・メッセージ。


小さな痕跡を残してくれたこと。


見守ってくれたこと。



バニラからの「お願い」に

快く応じてくれて

探してくれた、過ぎた個展の葉書。


お話し会のための栞。


行けないのに

欲しいなんて、悪いかな…が

伝わったような案内状。




そうしてくれた、「あなた」のこと。







本当はまだまだ、飛ばしたいひとが

いるのです。












夢中になって、あちこちに

飛ばしたので


写真に残すのを

忘れてしまったものもあります。


それらの蝶は、バニラが送った

誰かのおうちに。

ここでつながる、

誰かの記事の中にも

見つけられたかもしれません。


バニラのシルクの蝶々を。




あの時

雫ちゃん



に向けて飛ばしたのも、

青い蝶でした。








昔、ご一緒することが

叶わなかった企画があり。


その時わたしは

「いつか」一緒にできたら、と。

そう思っている、と。


彼女にそう言いました。




青いモルフォ蝶を

彼女に飛ばしてから、間もなくのこと。



その「いつか」のはなしを

してくれました。

それはきっと

とても勇気がいること

だったんじゃないだろうか。






そしてわたしは


色んなことがあっても

この「いつか」を

やらなくちゃ。


やりたいな、と思いました。







そんな「蝶」の、成り立ちを。


この蝶は

シルク糸で出来ています。


まだ新しく

馴染みの無い方が多いであろう、

「シルクスレッドアート」

というものです。


(これに出会った時のお話は

何度か記事にしております。)







基本的な道具は、



反り鋏と、ピンセットなど。





シルク糸は、およそ80種類近く。




(これは、糸の一部)






それから

シルク糸を粉状に裁断してある

「フレーク」とよばれるもの。


「紙」をベースに下絵を描き、


専用のシールシートを使って

下地を作ります。


そこに

糸で線を書く様に

貼り付けたり、

フレークをのせたりして

作っていきます。



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糸を使う

不思議なクラフトを見つけた時。


資格が取れることを知って

すぐに門を叩きました。




🦋


※現在、こちらでは新たな募集はしておりません。

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羊毛とスパンコールの柘榴。


オレンジの花や葉をシルクスレッドで。






この植物もシルクスレッドで。

細かな模様も

全て糸で出来ています。







バニラの蝶々🦋……



雫ちゃんに飛ばした蝶から

遠く遠く、

続いていくものがたりのことを。


今日は先ず【始まり】のこと。



また続きをゆっくり

ここでお知らせしたいなと

思っております。








pinonpinon-stories🦋



では、また🌟