こんにちは。ellyです
前回のブログです。↓
先日、テレビを見ていたら、
研究者を目指していたある男性が、家業を継ぐことになり、
自分の夢をあきらめ、家業を支えるために奮闘する姿を映し出していました。
番組では、男性が近所の人たちと協力して、地元と家業を盛り上げるためにアイデアを出して、新たな取り組みを始めたりして、
番組の最後はいい結末で終わっていたんだけど…、
私は何か、複雑な気持ちで見ていたんですよね。
「本当のところ、この男性はどう思っているんだろう」って。
そんなことを思ってしまった。
家業を継ぐことで、親は安心するし、近所のお店や地元の活性化にはなるのかもしれない。
でも、
この男性は研究者になりたかったはずなのになぁ…。
他のテレビでも、親の仕事を継ぐのが親孝行みたいな感じで放送していたりして、
何か商売している人への取材でも、
親は「子供にぜひ継いでもらいたい」って言っていたり、
取材している側も、そこに子供がいると「将来は、こちらのお店の○代目となることに決まりですね!親御さんは安心ですね」…って言っていたり。
こういうやり取りを見ていると、最近モヤモヤする
…やっぱり、世間的には、そういうのが「親孝行」ということになっちゃうのかな。
私はそうは思わないんだよね。
子供が親のやっている仕事に尊敬していて、
心からやりたいと思って継ぐのならいいと思うんだけど、
子供にやりたい事や夢があるのに、
本人の気持ちを無視して、継ぎたくないのに継がせるのは違うと思う。
でも、今回のテレビ番組に出ていた方のように、
さまざまな事情があって、家業のために、夢をあきらめざるをえなくなった人って、たくさんいるのかもしれないと思いました。
自分の夢を優先するのか、
それとも親の夢を優先するのか、
商売をしている家に生まれた人の葛藤するところですよね。
皆さんはどう思いますか?
私の話になりますが、仕事が忙しい時期に父から、
「お母さんがさ、もう仕事したくないって言っててさ。お前はどうする?」
あ…、来た来た、この質問。
私は、ちょっと勇気を出して、
「私もこんなにできないと思ってる。無理だと思う」
って、話したんですよね。
そしたら父が、
「そうかぁ…、店閉めるしかないか」
と、寂しそうにポツリとひとこと。
その様子を見て、
私は「悲しませちゃったかな」と、罪悪感を感じてしまったんです。
すぐ情にやられちゃうのが私の弱点
次に父が言い出したのは、
「事業を縮小すればお前たち(私とパートナー)にもできるだろ?検討しておいてね」
私は、
「…うん、わかった」と、言ってしまったんです。
その話のあと、父は上機嫌。
私は、またはっきり断れなかった悔しさとモヤモヤを抱え込みながら、
そんな素振りも見せずに、機嫌良く振る舞って仕事をしていました。
その日の夜、お風呂から出たら、何か身体のあちこちがかゆいんです。
次の日の朝、起きたら全身にじんましんが出てしまいました。
身体は正直です…。
私のように、家業を継ぐつもりはないけど、親から継ぐように言われて悩んでいる方、
継がない予定だったけど、結果的には継いでみてよかったという方、
継がずに自分のやりたい事をしている方、
親と仕事していて、大変だったエピソードなど…。
いろんな方々のご意見聞いてみたいです。
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