I am 不妊症

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29May
- 凍結胚盤胞移植1回目
  去年12月の採卵から、4か月。やっと移植することが決まった。ほんとは2月に移植する予定だったのが、卵胞の育ちが悪く家族の体調が悪くなったのもあってキャンセルすることに。3月も卵胞の育ちが遅く、HMG注射で頑張ってみるもなんと無排卵。基礎体温を計ってきて、無排卵になったのは一度だけ。ショックだった。自然周期は自分には向かないかも？そういうわけで4月はホルモン補充周期での移植になった。すんなりと移植日が決まり、４BBの子をお迎えに。一番成長が早く、一番グレードが良い子だったけれどなぜか自信が持てなかった。移植後の10日間は、吐き気や眠気があるもののよく聞く子宮や足の付け根の痛みはゼロ。心臓バクバクで迎えた判定日はやっぱり「陰性」だった。
28May
- はじめての採卵
  去年の12月に初めての採卵をした。この採卵では、４つの胚盤胞ができた。精液検査に特にひっかかったことがない夫の数値は今まで以上に良く、良かったと胸をなでおろしていた。(前立腺炎にかかっていたのでサプリやたんぽぽ茶で頑張ってました)それが、次に受精確認でクリニックへ行くと「受精前に元気がなくなり顕微授精に切り替えた」と聞かされてびっくり。体外受精へのこだわりは無いし、顕微授精のおかげで結果的に胚盤胞まで進んでくれたことは本当に嬉しかった。だけど、あれだけデータが良かったのに急に元気がなくなったというのは未だに少し疑問ではある....★★私の方も15個ほど見えていた卵胞が実際は8個採卵だった。半分は空砲ということで、そっちも衝撃だった。沢山の空砲と、急に止まった精子。それでも顕微授精で４つ胚盤胞ができた。４BB、３BCが３つ。それから2回凍結胚盤胞移植し、陰性。そして１つは融解後に変性してしまった。なので残る胚盤胞は３BCの１つとなる。卵管水腫の再発の疑いや着床障害などは今周期の検査で分かっていくとして.....今まで1度も妊娠したことがナイ私。あと１つの胚盤胞で妊娠出来る自信が無い。妊娠出来ても水腫があれば流産率も高まる。何だかんだと心配するのは良くないけれど、やっぱり自信が無いのだ。何もかもに自信が無くなってる.....。2回目の採卵を視野に入れて進まなければいけない。夫はやさしく励ましてくれる。いつでも....辛抱強く。。私は夫に何ができてるのか。2回目の採卵をするとすればせめて3か月前からは整った食生活、睡眠が必要。原子卵胞の頃から良い卵を育てなくちゃいけないから....。頭では分かってるのに、ご飯を作ることすら今はシンドイ。あれだけ料理が好きだったのに。息をするのもしんどくなる時がある。無性に泣けてくる時もある。決して不幸せじゃない、私は幸せだ。この感情に負けているだけ。早く家に帰って1人になりたい。
- 人工授精は3回まで
  手術をしてから1か月後人工授精(子宮内受精)にチャレンジした。10人中、8人が妊娠する。その先生の言葉は私にとって大きな希望だった。クロミッドやセキソビットで排卵を整え、夫の精子を入れる。痛くもかゆくもない。お金も1万円ほどだから、2日連続で行ったこともあった。(今思えば、2日連続で妊娠率が高まるのか疑問はあるｗ)この人工授精を、計5回した。タイミング法も合わせていたらあっという間に1年が経とうとしていた。私は思う。人工授精は3回ぐらいまでで踏ん切りをつけた方が良い！もちろん、4回目、5回目、6回目で妊娠してる人は沢山いるかもしれない。あくまで個人的な感想です。まず、人工授精自体の妊娠率は10%ぐらいと低い。もしピックアップ障害や男性不妊など他の不妊要因があるなら人工受精ではどうにもならない。繰り返す同じような治療と、出ない成果。生理が来るたびに、病院にもだんだん行きにくくなる。当時、私の中では自然妊娠はやっぱり理想だった。人工授精も自然妊娠に近いということで何度も繰り返してしまいたくなる気持ちがあった。手術をしたはずなのにおかしいな。首をかしげながらも、来月こそはと希望を持って。当時は、人工授精と体外受精の間では大きな壁があるように感じていた。確かに費用面でも精神面でも差はあるから間違いじゃない。でも体外受精の方がより具体的に治療が進んでいくのとより詳しく色んなことが分かっていくから実際は人工授精の時の方がしんどかったかもしれない。見えない敵と戦ってるようで。無理ゲ―な感じがずっとして.....手術から1年後、「8割以上は妊娠出来ます」2割の方へ入った私は半年の休憩を挟んで体外受精へ進むことになる。転院を決意した。県下で一番成績の良いクリニックへと。腹腔鏡手術をしていただいた病院。昔ながらのアットホームさに惹かれて、田舎から2年近く通った病院だった。静かに頭を下げてサヨナラした。
- 子宮内膜症で腹腔鏡手術
  子宮内膜症だと診断されて、4か月ボンゾールという薬を飲んだ。その間に体重が増えたりしたけどお薬を飲み、手術をすれば自然妊娠できる可能性がある。「可能性がある」よりももっと期待値が大きかった。「妊娠して子供を産む事ができる」まだ若い。私の不妊原因は子宮内膜症なんだからそれを治したら当たり前に妊娠するだろう。希望でいっぱい。9日間の入院生活。ごはんが美味しかった....。手術よりも手術前の筋肉注射がバカみたいに痛かった。それを打つと、すごく不安になって少し息がしにくくなる。その時だけ、手術から逃げたくなったのを覚えてる。夫がやさしく背中をさすってくれ、看護師さんが車いすに乗せてくれた。麻酔が一気に効いて、一瞬で記憶が無くなった。気づけばベッドの上で、ずーーーーーっと寝ていたみたい。手術後に先生が持ってきてくれたハーゲンダッツの美味しかったこと。お腹をみると、ホッチキスより太い芯が刺さっていた。でも思ったより痛くなくて不思議だった。入院中、具合が悪くなったのは1日だけ。手術後5日目。卵管通気検査が終わって、急に息苦しくなったことがある。肺が痛いような....1日中、背中も腰も痛みがあって苦しかった。それを除いてはほんとにゆっくりさせてもらい、前向きな入院生活だった。内膜症の具合もそこまでひどくなかったようだしお腹も洗ってもらった。希望でいっぱいだった。これで私は妊娠出来る。来月から、子宮内受精(人工授精)ができる.....。8割以上は授かるらしい。楽しみ。
- 親になるイメージができない
  高校生の頃から軽い生理不順。といっても、一か月半にくらいに一度はくるからそこまでひどい生理不順ではなかったと思う。今みたいに基礎体温なんて計ってないし、自分の身体を意識したこともあんまりなかったけど.....なぜかあの頃から「私は子供を授かることで悩むだろう」漠然と思っていた。結果的にはピンポン！生理痛もそんなに重くないから、まさか内膜症だとは思っていなかったけど。それでも、自分が体外受精(顕微)まですすむとは思っていなかった。親戚の伯母も不妊症で悩んでいた。(男性不妊だったらしいけれど)周りや、親戚に小さな子がいなかったのもあって自分が親になるイメージができなかった。それは今もそうで、子供との接し方が分からない。嫌いではないけどすごく好きなワケでもない。だから子供好きな不妊症の人とは少し違う気がする。「必ず子を授かって親になるんだ」という覚悟と自信。私には欠けているのだろう....。でもそんな理屈抜きでも、治療を頑張るのはやっぱり夫との子供が欲しいからなんだろうな。夫と家族を作っていきたいんだろうな。それだけは分かる....。
27May
- 友達
  不妊治療をはじめて4年目になる。小中高、短期留学と自分なりに好きに生きてきたと思う。それなりに友達はいて、楽しい思い出もあったけれど.....大人になると、上辺だけの付き合いが嫌になっていった。それで良い。その選択をしたのは私、何の後悔も無かった。もともと多くない友達の輪がさらに小さくなっていってついには仲の良い友達とも縁を切ろうとしている。頑張って結婚式に参加したけど、もう会うことはないと思う。たまにしか会わないのに、近況報告と称して治療内容を言うのは疲れるからだ。この気持ちは分かち合えないし、分かってもらおうとも思わない。私の周りは半年以内に子供を授かっていった。同じように内膜症があっても。そんなの関係なかった。妊娠報告しんどい。私には友達いらない。もういいの。勝手な選択をしてごめん。でもそれで今の私は保ててる。ぎりぎり、LINEブロックはしていないけど、、、。どうしたものか。自分を守れるのは自分しかいない。ハリネズミのようにバリアを張って生きてる自分に気づいた。部屋で小さくなってスライムの動画見てる時が一番落ち着く！(笑)この先ずっとハリネズミで生きるのはムリだと思う。そんな生き方はダメだと心の奥では分かってる。でも今はハリネズミでいる。そのせいで友情が壊れたら、それは私が負うべき責任！後悔はない！！人間いくつも頑張れない。
- そもそも
  妊娠する力を「妊孕性」と言う。私にはこの力が備わってるんだろうか。赤ちゃんや子供が欲しいと思う気持ち。中には子供を持たないという選択肢もあると思うけど私の場合も、好きな人と結婚し子供を授かることを夢見てきた。特別子供好きじゃなくてもやっぱり家族を作りたいと思うのは決して不自然な事でない。妊孕性。この言葉を見ると途端に自信が無くなる。なんでか分からんけど、シュンってなる....。つらいな、不妊治療。いつまで続くんや...不妊治療。32歳。まだ治療できる時間が残されている....お金はそんなに残っていないけど。不妊治療中、いつでも辛かったわけじゃない。希望を持って、明るく取り組んでいた時もあった。今はどうだろう。私は何のために不妊治療をしてるんだろう。
- 自己紹介
  はじめまして、eringiです。趣味はカフェやカメラ、旅行(体外受精してから行けてません)好きな食べものは蕎麦、いちご、チーズ。イヤリングやお皿を少しずつ集めてます。はまってることは、Youtubeでスライムやスクイーズ動画をみること昔はお菓子作りをよくしてたんですが、今は全然してません。いつかしてみたいことは、食育の勉強と中国語の再開。また台湾にも遊びに行きたいです。友達よりも、家族や1人でいるほうが好きです。夫婦仲は良いです◎実家にいる犬をこよなく愛してます(おじいちゃんダックス)性格は.....不妊治療に関しては結構ネガティブ人付き合い、最近しんどくて逃げがち。弱さに負けてダラケがち。絶賛バリア張り中長女気質なので頼られる方が性に合ってますよろしくおねがいしまっす。