Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜 -6ページ目

Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

2日目は6時起床。朝早めの移動なのでホテルは素泊まりにしていた。前日にフィッシャーマンズワーフMOOからホテルに直行してしまったので駅前のバス乗り場を把握しないまま当日を迎えてしまったが、ホテル出て駅方面に向かったらバスターミナルは目の前だった。

 

 

7番乗り場から出る音別駅行きが白糠駅に行く。暫く走ると海辺の道に出た。岸が砂や岩ではなく湿原の続きのようになっていて美しい。

 

1時間ほどで白糠駅前に到着。駅前では地元の方が花壇の整備をしている。先に駅で白糠から帯広までの乗車券を買っておく。白糠の対象スポット「ウレシパチセ」は10時開館なので、ここで朝ごはん休憩するつもりでいた。と言っても、何もなさそうな所なのでコンビニで買って駅で食べる感じになるかなあ。ダメもとで閑散としたメインストリート?を歩き、飲食店を1軒ずつ見ていったが案の定早くてランチからだなあ。


 

 

と思ったら、飲食店街の1番外れに朝9時からやってる「純喫茶」があった。マスターのおかーさん、テレビ見て寛いでたけど私が入るとテレビ消してBGMのクラシックを流し始める。由緒正しい純喫茶!という感じで、こんなゆったりした朝毎朝過ごしたいなあ。

 

飲食店街の一番東まで来たのでウレシパチセへ行くのが近くなった。線路を越えてすぐ。

 

 

ウレシパチセは現地のアイヌゆかりの方がその文化を残す活動をしているところで、現地のアーティストの作品などが展示されている。管理人(なのかな)の女性は旦那さまがアイヌの方とのこと。

 



中にはアイヌの衣装着て撮影できるコーナーがあった。コロナ禍以降この手のサービスは全国から消滅していたが、復活させてるとこ初めて見たな。20年前の阿寒湖アイヌコタン以来のアイヌ衣装を着てアシリパさんと記念撮影。が、建物の中に入るとスマホの電波が悪くなかなか起動できなかった。代わりにWi-Fiルーターも試してみた(こちらも圏外)結果、このルーターを置き忘れて白糠を離れてしまうことに




11:04発の一両の列車で帯広へ向かう。約2時間半の電車旅、カーテンのない広い窓は日差しはキツいが景色が良い。


電車の中でチセにルーター忘れたことに気がついて、途中で長い停車があった駅で電話をして家に着払いで送って貰うことになった。

 

この日これから行く幕別考古館は途中駅の幕別や池田で降りてバスで行く方が距離的には近いのだが、バスの待ち時間がえらいことになるので小さな駅では時間が潰せないと判断し、一度帯広に出ることにした。豚丼は絶対食べたかったし。

 

帯広へは13:17着。帯広駅バスターミナルから幕別考古館は乗り換え無しで行けて、次のバスは13:57発。40分で豚丼食べれるかなと駅の近くの人気店「ぱんちょう」に行ってみたが、めっちゃ並んでる。次のバスはその1時間後になり考古館に着くのは閉館約30分前の15:25になるが、写真見ると施設自体は小さそうだったので30分あればたぶん大丈夫だろう。

 

 

並んでいるうちに余裕で13:57は過ぎてしまい、席に着けたのが14:20頃。座ってからもけっこう待たされて、豚丼が運ばれてきたのは14:38だった。14:57のバスもギリギリじゃないか

 



かくして、1時間待った豚丼を5分でかきこみバスに乗ることになったのだった。なお豚丼は豚に厚みがあるわりに脂身が少なく案外あっさりしていた。タレが美味しいからご飯も完食しちゃうよねぇ。

 

電車で先程来たルートを戻るような形で幕別方面へバスは進んでいく。乗り過ごさないようにアナウンスを注意深く聞いて「考古館前」で下車した。幕別駅からもだいぶ離れた、本当に何もないところだな帰りのバスが16:25発なので、16:00に閉館した後ちょっと暇だな。

 

 

幕別考古館は見た目は民家という感じで、引き戸をガラガラと開けて入ってみると右側の部屋からテレビの音が聞こえてきた。居間そのものという感じだったが人は不在。左の部屋の方から人の声が聞こえてくるので行ってみたら、そこに資料館があった。男性がここの管理人のようで、町内の女性が2人なにかの打ち合わせで訪ねてきていたようだった。管理人さんによるとおふたりは町議会の偉い人らしく、帰りは車で帯広まで送っていただけることになった。

 

 

 

この幕別考古館は昭和初期に開館したもので、ウポポイや二風谷の博物館のように近代的な演出はなく、明治〜昭和のこの地のアイヌの生活をそのまま展示しているようなところだった。このスタンプラリーで回った色々なところでイナウを目にしてきたが、ここまで年季入ってるの見るの珍しいな。

 

 

この地に住んでいたアイヌたちの生活の写真も多数展示されていたが、「土人」と記されたままになっている所に時代を感じる。

 

ひととおり見学した後町議会の方に帯広まで送っていただいた。彼女たちのお話によると考古館がある所はまさにこの地のアイヌコタンがあった所なんだそうだ。個人所有っぽい雰囲気の資料館だったが町の管理施設だそう。これまで訪れたところは現地の方が皆ゴールデンカムイのスタンプラリーで来たというと分かってくれたが、ここだけは「なんかそんなチラシがあったわね」くらいの反応で考古館が対象スポットになっていることは把握されてない感じだった(管理人さんは知ってたのかな)。そういえば、対象スポットにあるいずれかのキャラクターのバナーもここにはなかったような。

 

ホテルが駅から少し離れているのでそちらの方に送っていただき大変助かった。この日の宿も前日の釧路と同じエリアワンなのだけど、今回はキャンペーンで割安になっていたのでちょっと贅沢してサウナ付きの部屋というものを予約していた。

 

 

外観も釧路と雰囲気違うが、部屋の作りがぜんぜんちがーう!広い!バストイレ別だしお風呂は広いしテレビもデカイしソファとテーブルもある!ちょっと金出すといいとこ泊まれるんだな(と言いつつ、割引価格なのでそれでも1万円しない)

 

 

車で送っていただいたおかげで時間もできたのでどっかにお茶しに行こうかなと思っていたが、せっかくならこの広い部屋を活用してたまにはホテルステイを楽しもう。というわけで、同じ通りの駅よりにある六花亭まで行ってスイーツを購入してきて部屋でいただいた。紙皿だから映えないけどまあいいや。バターサンドのアイス版みたいなのが悪魔的な美味しさだったこれを知ってしまったので私北海道来るたびに六花亭行ってこれ食べちゃうだろうな

 

部屋でしばし休憩。夜はBEYONDのこの日の公演を見ているスケ友さんとごはん行く約束をしていた。リンクからのバスが出たという連絡が来たので駅方面に向かう。

 

 

夜は平和園のジンギスカン食べようという話になっていたが、東銀座店は40分待ち、それより駅に近い本店に至っては2時間待ちというすさまじい人気ぶり。コロナ禍で店内待機ができないそうなので東銀座に名前を置いて、通りがかりのホテルのロビーにあったカフェ&バーでお茶しながら時間を潰す。結局1時間待たされたがお肉は大変美味しくいただいた。昼は豚、夜は羊と牛で肉尽くしの1日だな。

 

 

ホテルに戻ってからサウナでととのいタイムが待っているのでお酒は飲まずに帰ってきた。と言っても、私はこれまでサウナが苦手で12分も入ってられないし水風呂にも入れないからどちらかというと避けてたんだけど。しかし「ととのう」感覚が知りたくて最近はお風呂にサウナがあれば挑戦しているというまだ手探り状態で、今回の個室サウナで練習して感覚を掴みたいというのがこの部屋を取った理由だった。

 

結果、やっぱり暑くて、というか熱くて12分連続して入ってられないのだが、水風呂を普通のサウナより高めの温度で入れておいたらそれが気持ち良くて、なんとなくわかってきた?かも?なおサウナ入ったらここ数日の便秘が一気に解消したので効果はあるんだな。無事にととのえた?のでゆっくり就寝した。








金カムスタンプラリー第三弾はアシリパさんエリアの釧路と帯広を行く。この日程はついでにBEYONDの帯広公演を見にいこうと思っていたので固定していた。といっても、帯広周辺のスポットは2つしかないので釧路から入って周辺のいずれかのスポットに行ってから帯広に移動する計画。残りの釧路周辺のスポットはBEYOND釧路公演の時に回ろうかなと考えていたが、計画外に滋賀公演にも行っちゃったので切り捨てようかなと。

 

アシリパさんエリアはかなり広いので日数が限られる場合は取捨選択が必要になる。行くならアイヌ関連のところが良いなと思い、阿寒湖アイヌコタンに行くことにした。ここは20年くらい前になるが行ったことはあるので外そうかとも思ったが、当時はなかったアイヌシアター「イコロ」が対象スポットになっていて、公演内容も気になる。本当は屈斜路湖に向かって白石エリアの弟子屈アイヌコタンに行ければ2キャラ集められて効率が良かったのだが、屈斜路湖は休日は釧路からのバスがないので断念した。

 

釧路から帯広に向かう途中の白糠にも対象スポットがあるのでそこにも寄ることに。そんなに大きな施設じゃなさそうだけど、白糠、毎年ふるさと納税してるので実際に足を運んでみたい。阿寒湖釧路白糠帯広と移動することにしたが、阿寒湖のイコロシアターでいちばん見たい演目が20:00からと遅いので、これを見ようと思うと初日は阿寒湖泊になるので翌日に釧路に戻ってから白糠を経由して帯広に行くとこの日は帯広周辺のスポットには行けなくなる。が、最終日のBEYONDのチケットが取れてしまうとこの日は帯広のスポットは1箇所しか行けない。ということで、BEYONDのチケットが取れた場合はイコロの夜公演は諦めて夕方に釧路に戻り、翌朝から白糠に移動して午後に帯広から幕別考古館に、チケットが取れなかった場合はイコロの夜公演を見て阿寒湖に泊まり、翌朝釧路に移動してから午後に白糠、最終日に帯広と幕別に行くつもりで阿寒湖と釧路の宿を両方押さえていた。結果、BEYONDのチケットが取れてしまったので阿寒湖の宿はキャンセル。

 

東京ブロックの疲れを引きずったまま平日5日間仕事し、旅の初日となる土曜は朝8時発の飛行機だったので前日は3時間だけ寝て4時半に家を出た。さすがに眠い。機内の記憶がほぼない。

 

 

 

釧路空港に着くと阿寒湖行きのバスがわりとすぐ出るので空港で乗車券を買って乗り込む。阿寒湖に着くとバスセンターを経由してから湖畔の各ホテルを回っていくが、運転手さんによるとアイヌコタンに行くには鶴雅ホテルの前で降りると近いとのこと。ただし、帰りの便はバスセンターから出るのでそこまで歩いて戻らないとならない。バスの中では運転手さんが丹頂鶴がいるとアナウンスしてくれたりするのだが、ぜんぜん起きてられなかった

 

 

11:00過ぎに鶴雅ホテルに到着。外観もアイヌ模様でかっこいい。アイヌコタンまでは歩いてすぐ。

 

 

 

傾斜の急な坂道の両側にアイヌの民芸品店が並ぶ景色、見覚えあるなあ。20年前はアイヌの衣装着て写真撮ったんだけど、その時に入った店の方が地元が一緒で、アイヌ文化に興味持ってこの地に移住したと仰ってたんだよな。あの方は今どうしてるんだろうか。

 

 

まずは坂を登った一番上にあるイコロシアターに向かう。イコロで見たかった古式舞踊の午前公演が11:00開始だったので、やっぱり微妙に間に合わなかったな15:00からのロストカムイだけ見ようとチケットを買おうと思ったが、販売は30分前からだった。じゃあ14:30までこの周辺の散策とお昼ご飯だな。 ARでアシリパさんだけ撮影して一旦撤退。

 

 

ご飯より先にもう一箇所の対象スポット、オンネチセに寄ることにした。ここも20年前にはなかったのかなあんまり記憶がないな。アイヌの伝統を受け継いだ近現代のアーティストたちの作品が展示されている施設で、アーティストの経歴見てると世襲の人もいれば自らの意思で弟子入りした人もいるんだな。坂道の両側に並んでいるのはオンネチセで紹介されているアーティストだったりその子孫が運営しているアトリエ兼土産物屋になっている所が多いようだ。前回行ったウポポイや二風谷のアイヌコタンは近代的な雰囲気だったけど、ここは20年前に来た時と雰囲気が変わっておらず、温泉地の長閑な商店街という感じだった。また、欧米系の外国人がけっこう多い。コロナ禍以降海外からの観光客を暫く見ていなかったので新鮮だった。

 

 

オンネチセの中にアイヌ料理が食べれる「丸木舟」というレストランの紹介があったので行ってみた。メニュー見るとその隣の民芸喫茶ポロンノの方がアイヌ料理が多そうだったが、並んでたので断念して丸木舟の方に入った。

 



アイヌ料理、興味はあるけど個人的には美味しそうとは思わないから他のメニューがあると結局そっちを選んでしまうのよなぁ。ルイペとかも食べてみたかったんだけど、これじゃお腹は膨れないしおつまみとして食べるには一人では多いし。




オハウも品切れだったので、結局食材だけアイヌ寄りの「縄文カリー」というスープカレーを食べた。




鹿肉は美瑛でも食べたけど、食べれるけど美味しいとも思わないなぁ具はいももちみたいなのがめちゃ美味しかった。でもよく考えたら今回のスタンプラリー、アシリパさんエリア以降はアイヌ関連のスポット行く機会がほぼないからやっぱりここでアイヌ料理食べとけば良かったかな。

 

 

 

中途半端に時間が余ってしまったので阿寒湖畔に行ってみることにした。どこから湖畔に出られるのだろうと温泉街をウロウロしてたらなんかオシャレな建物があったので入ってみたら、ここは鶴雅ホテルの2つの棟を結ぶ通路部分で、宿泊客でなくてもそこからホテル裏の湖畔に出れるようになっていた。

 

 

湖畔の小さなガーデンもオシャレだし、そのガーデンを臨むように作られてるバーもオシャレだなあ。潤沢な資金と時間があればこういうところに泊まりたい

 

 

 

時間になったのでイコロシアターに戻る。15:00からの公演「ロストカムイ」は、絶滅してしまったエゾオオカミ=ホロケウカムイとアイヌの関わりをデジタルアートと近代舞踊とアイヌ舞踊で描くという作品で、レタラのような白いオオカミを女性ダンサーのコンテンポラリーダンスで表現していた。古式舞踊の公演が見たかったのはアスタナ万博の時に一時アイヌ舞踊が流行ったからだったんだけど、この公演のアイヌ舞踊も見たら真似したくなる動きがいろいろあったな。

 

公演が終わると15:30過ぎ。釧路行きのバスは16:00発なので、歩いて阿寒湖バスセンターに向かう。バスセンターは様々なシャトルバスなども停まっていたがどこから出るのかなー、と建物内のインフォメーションで聞いてみようと入ってみたら、その建物の裏口が停留所になっていた。

 

釧路駅に向かうバス内ももう爆睡。フィッシャーマンズワースMOOに寄ろうと思っていたので駅に着く前に近いところで降りた。

 

 

 

ここで本日の夕飯を調達する。釧路といえば炉端焼きだろうけど、海鮮苦手なの多いからあんまり興味ないんだよなあとはザンギの発祥の地でもあるらしいが気分がザンギじゃないと思ったときに、「さんまんま」というものの存在を知ったのだ。骨抜きした焼きサンマの押し寿司みたいな感じで、普段サンマ食べない私も骨がなければ食べれる。本当はイートインで焼きたてが食べたかったけどもう終わっていたのでテイクアウト用を購入。




今回は釧路でも帯広でもエリアワンというビジネスホテルを使う。




買ってきたさんまんまをロビーのレンジであっためて部屋で食すうまーーーー!骨がないからパクパク食べれるし身はジューシーだし香ばしい!ロビーで入浴剤も貰えたのでゆっくりとお風呂につかって疲れを取る。明日もそこそこ早いけど、今日こそはなるべく早めに寝よう。







カルルスから登別温泉に戻るバスは現在朝の便が運休していて、一番早い便が10:00発。というわけで、本日もゆったりめの朝である。

 

 

朝風呂行って、部屋でのんびり荷造りしたあとに食堂で朝ごはん。ここの宿は一人客もわりと多かったので気まずさも感じない。

 

 

旅館には地域猫さん以外にもここで飼われてる子もいるみたいだ。あずきちゃん、きなこちゃんにご挨拶してから帰る。

 

旅最終日のこの日は白老にあるチェックポイント2カ所を廻る。そのうちの1つ、しらおいイオル事務所キチサニは16:00で閉まるので先に行きたい。こちらの方が鉄道駅から近いのだが、電車の本数が少なく到着が遅くなるため(特急使えば別だが)、登別温泉から新千歳行きの高速バス「おんせん号」に乗ってウポポイ前で下車してから歩いて向かう予定を組んだ。おんせん号は完全予約制で、事前にネットで予約していたが登別温泉のバスターミナルでチケットを買うこともできるようだった。

 

しらおいイオル事務所は外観の写真みた限りほんとに「事務所」って感じで小さそうなので、雨足が強ければカットでもいいかなと思っていた。幸い雨もほとんど降っていなかったのでバスで着いたウポポイにまずは入らず、イオル事務所に向かう。歩いて15分くらいだ。

 

 

イオル事務所はアイヌ文化体験などのプログラムを企画、実行している事務所のようで、そういう体験に参加するのでなければサッと見て終わってしまう。事務所内の展示品は撮影禁止のものも多く、尾形のバナーに鯉登のARを並べて撮っただけで終わってしまった。さて、ウポポイへ戻ろう。

 

ウポポイは現在は人数制限を行なっているようで、入場料と博物館への時間指定券を取っておかなければならない。事前に12:00から博物館入館で取っておいたが、当日券も余っているようだった。

 

 

2020年に誕生したばかりのウポポイ、入り口のコンクリートの壁は中に入ると北海道の森や動物の様子が描かれていて一気にその世界観に引き込まれる。チケットエリアに入る前に売店やレストランがあり、アイヌの食材を使ったものやアイヌ料理を再現したメニューも扱っているようだ。

 

広大な敷地内に様々なパビリオンがあり、それぞれ決まった時間にプログラムを用意しているので効率よく回るにはタイムテーブルを見て整理券を取っておく必要がある。13:30からのアイヌの踊りのショーと15:00からのトンコリ演奏体験は落としたくなかったので、まず入口のインフォメーションで13:30からのショーの指定席券を貰い(なおショーが行われるホールでも貰える)、それから体験学習館に行ってトンコリ体験の整理券を貰ってきた。時刻は11:48。さてこれから忙しい。12:00から博物館に入り、13:30にはショー、終わったらトンコリ体験までにごはんだな。

 

 

 

と思ったが、ショー終わりまで空腹に耐えれない気がしたので博物館入館までの10分でちょっとおやつ食べることにした。入り口にあったカフェでアイヌのお団子「ペネイモ」を食べた。なんというかこれ単体だと味がない。ペネイモぜんざいというメニューもあったけど、私的には塩気が欲しいかなあ。

 

 

 

敷地内のとりわけ大きな建物が博物館がある棟。事前予約が必要なのは2階にある常設展示と特別展示。2階に上がるとガラス張りのロビーからポロト湖を一望することができる。

 

 

常設展示のホールに入ってみると、これまでもアイヌ関連の資料はたくさん見てきたが、展示が圧倒的にオシャレである。

 

 

また多くの説明文にアイヌ語表記があるのが興味深い。施設全体も案内板にアイヌ語表記があるし、前日のバスのアナウンスの比じゃない量だ。「自動販売機」などにもアイヌ語表記が付いてるし、アイヌ語ってちゃんと現代に生きる言語なんだな。もちろんそれはこうして現代に「生かす」活動をしているからであって、ご尽力されている方々に敬意を表したい。

 

 

常設展示を見終わって時間が余ったので、特別展示のチケットも買うことにした。現在行われているのはこの3連休から展示が始まった、アイスの研究史にフォーカスしたもの。時代ごとに行われていたアイヌの調査・研究、その過程で集められた資料などを展示している。

 

 

中に以前板橋の資料館で見た石田収蔵も出てきて、おお、ここで繋がったか、という感じ。板橋の資料館行った当時はゴールデンカムイ読んでなかったもんなあ。

 

1階の映像展示は博物館への時間指定券とは関係なく見れるようなのでまた後で戻ってこよう。体験交流ホールへ移動する。

 

 

ホールの席はほぼど真ん中の両席だった。ステージの後ろがガラス張りになっていて、湖を挟んで向かいにあるチセを臨むように出来ているの美しい!

 

演目は撮影禁止だったが、まず司会の女性2人が出てきてウポポイ全体のことなどを説明。ウポポイは公用語アイヌ語を目指しており、スタッフは全員アイヌ名で呼び合うそうだ。

 

20分間のショーの中で、解説などを挟みながら歌や踊りが披露された。出演者たちは日常的にアイヌ文化に触れていた人たちなのか、ここで働くためにこれらの芸能を習得したのかとか、彼らの歌うアイヌの歌にはハモリはないが輪唱や合いの手はあるので、音程とかはどう合わせてるのかななどと考えてしまった。

 

改めてこうして見ると和人とは全く違う文化を持ってるアイヌだけど、もし同化政策や差別などを経験することなく日本やロシアの一民族として初めから地位を得ていたら、いや、その前にアイヌ世界が独立を果たしていたらこれらの文化はどのように進化していったのだろうか。それでも生活は近代化していっただろうし、どのような形で伝統が残っていたのかな。

 

ショーが終わってホールを出ると雨が降り出していた。ポロト湖ももやがかかっている。トンコリ教室まで1時間15分ほど。ここでお昼休憩だ。

 

 

 

先程のレストランでオハウが食べられるのも気になったのだが、フードコートで行者にんにく入りのラーメンを食べることにした。ついでに初日から白老の名物として気になっていた「白老牛」の串があったので追加。白老牛、フードコートでも裏切らない美味しさ。行者にんにくは繊維が固くて噛みごたえがあるのでラーメンに絡ませて食べると存在感がある。そんなに匂いは感じないと思っていたが、食べ終わったあとの口内の不快さはけっこうあるな。ニラに近い感覚。

 

15:00近くになったので体験学習館へ向かった。教室の名前は様々な動物のアイヌ語名になっていて、どれも金カムで見覚えがある。トンコリの教室はフンペ(くじら)だった。

 

 

 

教室には机にひとつずつトンコリとその楽譜が置いてあったが、なんだこれ見方がぜんぜんわからないと絶望しかけたが、先生が丁寧に教えてくれた。

 

 

トンコリは開放弦のみで演奏し、楽譜は楽器を鏡合わせに写した状態で、左右どちらの手でどの弦を弾くかが書かれたのみ。右から左へ進んでいく。なんとなく短い音と長めに響かせる音の区別は書いてあるが、具体的なリズムは記載がないので聞いて覚えるそうだ。40分間のレッスンでシンプルな曲を1曲覚えた。

 

 

終わってから他のお客様がチューニングについて質問していたので便乗してみたが、図を見ると弦と弦の音程差は同じだが全体の高低が異なる相対音感型のようだ。これは東部の調弦で、地域によっては別の音程差もある。この辺はドンブラと似てるな。

 

 

 

教室後、雨足が少し弱まった隙にまだ行っていない東側のエリアに行ってみた。こちらにはコタンを再現した村があり、チセの中でも伝承などさまざまな体験教室が行われているが、この日のプログラムは受付終了していた。

 

帰りの飛行機は21:00発。18:03白老発の在来線から乗り継いで新千歳空港へ19:15に到着する計画でいたが、もう少し早めようかな。一本早いのとその前だと特急になるのでポリシーに反するのだけど(鈍行で移動したい人)、今回は台風というイレギュラーもあるしな。

 

博物館の1階には映像上映があって、次が17:15から。これを見たら18:03発しか選択肢がなくなるし、疲れ具合から見ても寝落ちする可能性が高そうなので断念した。最後に体験交流ホールの近くにある小さな棟で別の映像展示を見た。カムイたちの視点で景色を俯瞰し、最後に自らの肉体を人間たちに与えるためアイヌの矢に射抜かれて終わる。というもの。予想通り、暗い部屋に入ったらウトウトしてしまった

 

 

見終わって時間を見ると、今ここを出れば予定より2本早い特急に乗れそうだと思ったのだが、駅へ歩いて向かうと微妙に間に合わなかった。が、その次の特急が遅れていてその影響で元々乗る予定だった鈍行も遅れるというから、予定を早めて正解だった。

 

18:30ごろに新千歳空港到着。欠航情報はバンバン出ているが、21:00発の成田便は運行するようだ。

 

 

チェックイン待ちの間に夕飯を食べた。最後は海鮮にしようと思っていたのでどんぶり茶屋へ。チェックイン開始早々に手荷物検査を通過して、搭乗ゲートで充電しながら待っていた。

 

飛行機はかなり揺れて怖かったが、無事に成田に着くことが出来た。これから自宅へは戻れないので東京駅までのバスに乗り、予め近くに取っておいたホテルで一泊して翌日に帰宅した。

 

9月の3週連続旅、これにて終了。次回は10月の3連休でスタンプラリー第三弾を決行する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

二風谷ゲストハウスのドミはベッドが広く、周りに荷物をガンガン置いても余裕があるので寝心地が良かった。苫小牧方面に戻る手段が限られているため珍しくゲストハウス内で朝ごはんを食べる時間もある。

 

午前中は平取から苫小牧への直通バスがないので、昨日とは乗り継ぎ方法が変わる。まずは8:21発の富川高校前行きに乗ってひとつ手前の富川市街へ。

 

 

 

 

バスの中、昨日は寝ていて気付かなかったけど日本語アナウンスのあとにアイヌ語のアナウンス流れてる⁉︎しかしアイヌ語が日常言語として使われていた時代にはバス自体なかったはずだが、その辺の単語とかどうしてるんだろうな。と思ったらこんな記事があった。アイヌ語がこうして現代言語として進化していくの、面白いなあ。

 

アイヌ語アナウンスは平取町内だけのようで、途中で「ここまでの放送は日本語とアイヌ語でお送りしました」的なアナウンスが入った。それからしばらく乗って富川市街で下車。周りは中華屋とか飲み屋とか夜来たら楽しそうなところはいくつかあるが、この時間はどこも開いてないので約30分バス停で立ち尽くす。

 

時刻表通りの9:15に苫小牧駅前行きのバスが来た。あとはもう乗ってるだけだ。逃したら他に移動手段がない苫小牧⇆二風谷の行程を無事に終えられそうでホッとする。この路線のバスは走行距離が長いせいなのか高速バスと同じ車両なので座り心地も良い。行きと同じくウトウトしながらバスに揺られていたが、鹿が林から車道ギリギリまで出てきているのを見て目が覚めた。

 

二風谷を出た時は晴れ間が覗いていた空はついに雨模様になった。ここから先は傘持ちか、面倒だなあ。

 

11時少し前に苫小牧駅前に到着。次の目的地は登別温泉。苫小牧から登別温泉まではJRの特急+登別からの路線バスが一番早いようだが、12:02のバスなら温泉まで1本で行けるしその方が安いのでここでお昼休憩。苫小牧の繁華街までは徒歩15分ほどかかり、そこまで移動する時間はないので近くで探す。日曜休業のお店が多いな。駅から少し歩いたところにあるヴァンカムという洋食屋さんが人気のようなので行ってみることに。

 

 

レトロな内装の店内ではサザンの曲がずっとかかっていて良い雰囲気。まだ11時台にもかかわらずけっこう賑わっていて、私が入った後もひっきりなしにお客さんが入ってくる。メニューもとても豊富で迷ってしまったが、「ストロガノフ風」というワードが気になったドリアをチョイス。ハーフサイズ+ケーキのセットにしたかったけどそこまで時間ないかな、と普通サイズの単品にしたが、女性は単品でもハーフサイズで良いと思うすごいボリュームだった。

 

苫小牧駅前に戻って1番乗り場でバスを待つと、定刻より少し遅れて登別温泉行きのバスがやってきた。苫小牧の中心部を出ると海沿いの道を走る。天気が良ければ絶景なんだろうが、台風が近づいている今は靄がかかり、グレーの空と海は境界線もわからずまるで世界がそこで途切れているような不穏さがある。時折視界に捉えられる海は激しい白波が立っていて、今にも襲いかかってきそうである。

 

不穏な景色のまま進むバスは明日行く予定の白老町に入り、ウポポイの看板が見えてきた。明日は今日以上の荒天であろうことが残念ではあるけど、アイヌ模様の白老駅も可愛かったし楽しみだな。

 

白老を過ぎると「〜温泉」のバス停が続く。どこかの温泉に行きたいらしいおばあちゃんがバス停のアナウンスがあるたびにバスを停めて「ここから◯◯温泉は行けますか?」と運転手さんに尋ねては「そこは今は営業してないですねぇ」とか言われて、最終的に降りていく時も「前はここに◯◯がありましたよねぇ」と雑談していった。運転手さんも別に下車を急かすわけでもなくのんびりと受け答えしている。都内じゃ見られない光景だろうな。

 

バスは登別駅を経由して山道を登り、登別温泉に到着した。北海道の路線バス距離が長いので運賃が平気で1000円超えてくるのだが、5000円札、10000円札が両替できないので困った。運転手さんに伝えると無線で目の前のバスセンターに連絡してくれて、バスセンターの受付で支払いとなった(途中下車の場合はどうなるんだろうか)

 

受付でついでにこれから使うのぼりべつクマ牧場のロープウェイ乗り場を聞いてみると、乗り場まで徒歩15分ほどかかるという。バスセンターで無料のシャトルバスを呼ぶことも出来るそうで、雨なのでそれで行くことにした。ロープウェイ乗り場までの道は歩道のない急な坂道で、これは呼んで正解。帰りもシャトルバスだな。

 

 

 

ロープウェイ乗り場でARを起動。ここも鯉登少尉。

 

ロープウェイは窓もその外も曇ってて景色は全く楽しめなかったが、逆に高さがわからないので恐怖感を感じることもなかった。

 

 

ロープウェイを降りて最初にあるのが子グマ牧場。こぐまちゃん、可愛い〜〜〜!ぜひとも鯉登少尉と記念撮影したかったが、牧場まで登ってきちゃうとGPSがチェックポイントから外れちゃうのね()

 

 

 

ヒグマ資料館も面白かった。クマ類の進化の過程や生態、ホルマリン漬けの内蔵まで展示されている。オープン当時はクマ科として捉えられてなかったパンダが現在では入っていることなど、当時の展示を残したまま訂正しているのも興味深い。

 

 

また、クマの世界にも上下関係があるようで、牧場の歴代ボスの政権交代の歴史とかも微笑ましくも切ないなあ。なおボスと言ってもサルみたいに群れるわけではないので、偉くなると自分の勝手が通るという感じらしい。

 

 

クマ牧場の中にもアイヌコタンを再現したユーカラの里がある。アイヌの歌が常に流れていて、ひとつひとつのチセの中は当時の様子を再現したり、アイヌの道具などが展示されていた。

 

 

15:00からはクマのアスレチックがあるというのでステージへ。色々な遊具や丸太が置いてあるオリに立候補で選ばれたお客さんが自由にエサを仕込む。人間たちが去った後に地面がスライドする仕掛けで地下からクマちゃん登場。司会のお姉さん曰く「お客さんの反応めっちゃ気にするタイプ」だそうで、拍手を貰えるとやる気だしてエサを探すそうだ。

 

 

アスレチックステージが終わってから成グマの牧場へ。オスとメスで分かれているようだ。売店でクマさんのおやつを買えるので、お客さんがそれを投げるのをウキウキしながら待ってる姿がかわいい。不動の推しはシロクマだけど、茶グマもかわいいなやっぱり。遭遇はしたくないけど。オスの牧場の方は「にんげんのおり」と言われる通路があり、クマさんを間近で見れるようになっている。雄はでかいなあ。絶対遭遇したくないなあ。最後にもう一度こぐまのところに行ったら取っ組み合いしてるわプールで泳いでるわでわちゃわちゃしててめっちゃ可愛かった。アイヌコタンではこんなカワイイ子を熊送りしちゃうのか()

 

さて、この日は宿泊先を2カ所で悩んでいた。当初はせっかく有名な温泉観光地にいるので登別でちょっとリッチな宿泊まってゆっくりしようかなと思っていたが、金カムをテーマにした旅としては更に山奥の「ペンケユ」ことカルルス温泉にも行きたい。登別もカルルスも宿の空きがなくてそれぞれ一択しかなかったのだが、結局カルルスを選ぶことにした。そっちの方がだいぶ安いし。

 

登別温泉からカルルスからのバスは14:50を逃すと18:55まで無い。14時代に乗れれば温泉でゆっくりできるけど、苫小牧から登別温泉に着くのが13:30過ぎだから厳しいだろうなと思っていた。クマ牧場の入場料が2400円と意外と高いので駆け足にはしたくなかったし、とりあえず時間を気にせずにクマぼく時にいたら登別温泉のバスターミナルに帰ってきたのは16時過ぎだった。もう18:55のバスしか選択肢がないので、宿に到着が19:30頃になる旨連絡しておく。

 

 

 

せっかく時間ができたので、登別温泉の観光地をゆっくり散策する。地獄谷も金カムの聖地に入っていたので(が、後半まだ1回しか読んでないので具体的なことはあまり頭に入っておらず…)遊歩道を雨の中歩く。硫黄の匂いと地熱の温かさではやく温泉に浸かりたくなった。

 

 

18:55のバスまで待つことになったら温泉街のどこかでスイーツ休憩しようと思っていたので、目をつけていた「道産子ぷりん」に入った。たまご型の容器に入ったなめらかプリンが売りのようで、色々なデコレーションがあるのもカワイイ。チョコレート味が売り切れてたので北海道らしくバスカップとチーズ味にしてみた。店内もオシャレ。

 

ぷりんのカフェを出てからコンビニで本日の部屋飲みアイテムを買い込んでバスターミナルへ。すっかり真っ暗だ。本日泊まる鈴木旅館のホームページに「暗くなると鹿などが出る可能性がある」と書かれていたが、私はクマとの遭遇が怖い

 

 

鈴木旅館はカルルス温泉のバスターミナルから徒歩5分程度。ビビりながらもなんとか辿り着くことができた。玄関に猫ちゃんがいっぱいいて、天国かここは。地域猫さんを受け入れているらしい。

 

 

 

鈴木旅館は明治32年創業らしいので、金カムの時代には既にあったことになる。外観も内装もめちゃめちゃ年季入っててテンション上がる。温泉は3種類の温度の湯があり、高温湯は源泉そのままでかなり熱め。これに入って出てを繰り返すとサウナのような気分を味わえる。

 

部屋に戻ると21時近く。遅い時間のバスになることを想定して夕飯はつけてなかったので、登別温泉で買い込んだ酒とおつまみで一人宴会して夜を過ごした。


 

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ゴールデンカムイARスタンプラリー第二弾。今回はSWの前半3連休を使って鯉登エリアと尾形エリアを行く。

 

最初にコースを決めたのは2週間前の稚内旭川ではなくこちらの方だった。今回の対象スポットのなかでもとりわけ興味深かったのが二風谷とウポポイ。知床が3日間では厳しいと断念したので、代わりにこの日程を使うならば登別まで足を伸ばせそうとコースを組んでみた。調べてみると二風谷のアクセスが厳しく、今回もまたひとつ狂ったら目的地に辿り着けない設定だ。

 

今回は千歳発着なので時間をめいっぱい使う&節約のため行き早朝発・帰り深夜着のLCCで行く。仕事が長引いてしまったので23時過ぎに前泊する空港直結のカプセルホテルにチェックイン。飛行機は6:30発だがホテルとターミナルが違うので余裕を持って4時に起床した。

 

台風が近づいているのか心配だが行きは穏やかなフライト。新千歳に降り立つとやっぱり厚い雲に覆われていてちょっと不穏な空模様。

 

新千歳空港から札幌向かわずに南千歳で乗り換える。苫小牧は10数年前にスケート関係で来たことがあるが、その時は真冬でものすごく雪深かったことだけを覚えている。あと乗り換えの南千歳で降りてアウトレットではしゃいだなぁ。が、肝心の苫小牧駅周りのことは何も覚えていなかったので、駅から出るとバス乗り場を探すのに右往左往。25分あるのでカフェとかで軽く朝ごはんできるかなと思ってたが全然無理だった。というかカフェなんて無いな。

 

本日の最終目的地は二風谷。土日は苫小牧から二風谷にたどり着けるバスが1本しかなく、行ったらもう帰る手段がないので泊まるしかない。地図見ると本当に何もなさそうだったのでコンビニだけ寄って夕飯用にカップラーメンなどを購入しておく。二風谷への乗り継ぎポイントとなる平取行きのバスが11:25苫小牧発なのでこの間に苫小牧の対象スポット、苫小牧市立美術博物館もねじ込むことにした。苫小牧市美術博物館も駅からは離れていてバスで行くのだが、上手い具合に最寄りのバス停が平取行きバスの停留所にもなっているので駅まで戻る時間が省けたためコースに入れることができた。

 

苫小牧駅から21番のバス(の他でも行けるらしいが)で最寄りの出光カルチャーパーク停留所まで行く。博物館へ向かう前に、次に乗るバスがここを通るのかをリサーチ。

 

 

 

なんと出光カルチャーパークのバス停、東西南北の4箇所あってしかも工事の関係でルートが変わった?ぽいので、調べておいて正解だった二風谷へは途中の平取行きのバスに乗るのだが、今駅から乗ってきたバス停ではなく「西」で乗らないとならない。図がシンプルすぎて「西」がどこだかわからずちょっと離れて散らばっている四方の停留所を全部見て回るはめになってしまった。「西」は近藤商会というところの前のバス停。

 

バス停確認作業を終えて博物館へ。ここで取得できるのは鯉登少尉のAR

 

 

 

いつのまにか私の一番の推しになってた鯉登ちゃん、やだーARバラ持ってる可愛い〜!博物館のあるカルチャーパークは既にうっすらと紅葉して秋模様だし、なんだかデートしてるみたいな絵が撮れたじゃないか!

 

 

 

博物館は常設展と期間展があったが、時間がないので常設展のみ。入るとバナーも鯉登少尉だった。かっこいい。なお館内の展示は撮影OKだが、帰りに何を何枚撮ったか申告書を書かなくてはならない。

 

 

 

近郊の静川遺跡の発掘により明らかにされた縄文時代の生活、アイヌの文化、そして和人がこの地に来て開拓していく歴史が展示されていた。野田先生のサインもあった。

 

 

 

 

またスケオタとしては苫小牧市のスケートの歴史が興味深かった。沼に良質な天然氷が張る好条件が揃っている苫小牧は昔からスケートが盛んだったようだ。スケートそのものがヨーロッパから日本に伝わったのは明治時代だが、氷上を滑るということ事態は江戸時代から行われていたんだな。リンクも市内に4ヶ所ある。

 

少し余裕を持って11:15ごろに博物館を出た。平取行きのバスはほぼ定刻に到着。ここから約2時間の路線バス旅。北海道、路線バスの走行距離も長いな。寝不足なのでバスの中ではほぼ寝ていた。

 

平取で13:15に下車した後、13:35発の予定が少し遅れて日高ターミナル行きのバスがやってきた。このバスで二風谷の「資料館前」というバス停まで行く。時刻表だと一駅ぽかったので歩けるんじゃないかと思っていたが、徒歩だと1時間くらいかかるので不思議に思っていたのだが、間に時刻表に書かれてないバス停がたくさん存在していた。

 

 

 

そうしていくつかの停留所を経てたどり着いた二風谷コタン、広大な敷地にチセが点在していてまさにコタンだ!が、お腹が空きすぎたので先に昼食を摂りに行くことにした。バスを降りたところにあるランチハウスBEEがオオウバウリを使った料理などアイヌの料理があるとのことだったのだが、定休日だった。残念。仕方なく、500mほど先のドライブインユーカラというところに行く。ここは普通の食堂という感じだが、平取は豚肉が有名らしくここの豚カツも評判が良いという口コミを見たのでカツ丼を頼んでみたらめちゃめちゃ美味しかった。

 

 

 

 お腹が満たされたのでコタンに戻る。ここでは尾形上等兵のARが取得できる。チセと尾形が組み合わさるとどうにも物騒だな。

 

 

コタンの奥にある資料館では二風谷のアイヌ文化を継承していくための活動の様子が見て伺える。現地の方々が集めたアイヌの道具や衣装などがスタイリッシュに展示され、入り口のシアターではこの地でアイヌ語の教室が開かれたり、丸木舟「チプ」の儀式も現在はお祭りとして毎年開催されていることなどがビデオで紹介されていた。

 

 

またアイヌの手仕事を現代アートとして蘇らせる職人もいる。敷地内にあるいくつかのチセでは中で職人さんが民芸品を作っているところを見学できるようになっている。そのうちのひとつで職人さんと少しお話した。二風谷地区は人口の7割がアイヌの血を引いているが、アイヌのアイデンティティを持って生活しているのはここで働いている人たちだけだと仰っていた。今でも差別があるため、多くの人は日本人として生活してるとか。現在は親からもらうアイヌ名というのはないが、芸名的にアイヌ名を名乗るアーティストもいるらしい。また、職人に貝澤さんという苗字がやたら多いのはこの近くの川で貝が取れたことに由来し、明治時代に役人が面倒臭がってこの辺の人に全員「貝澤」姓を与えたからで、全員が親戚関係というわけではないそうだ。

 

 

なお平取町ではスタンプラリーとは別の金カムイベントも開催されていた。コタンはじめ各地に謎解きが用意されているようで、パッと見だと全然わからなかった(謎解きは撮影OKだが拡散禁止)。これをやりにもう一回来ようとか思っちゃうじゃないか

 

 

続いてもうひとつの対象スポットになっている萱野茂アイヌ資料館へ向かう。こちらはコタンと交差点挟んで反対側に少し歩いて行ったところにある、萱野氏が生前個人的に集めていたアイヌ資料が展示されている。個人資料館にありがちな昭和な雰囲気と圧の強い誘い文句がお出迎えしてくれる。

 

 

 

1階は萱野氏の紹介とアイヌに関する展示が中心。現在も二風谷コタンで行われているアイヌ文化の継承の礎を築いたのが萱野氏だ。

 

 

2階は世界の少数民族に関する展示を集めたカオス空間だったが、こう見るとやはりロシアに様々な民族がいるおかげでほぼ名前知ってるな。

 

 

 

本日の宿はこの資料館敷地内あるゲストハウス。萱野茂氏のお孫さんが経営しているようで、彫りの深いアイヌらしい目元がお祖父様そっくりだった。動く手段がもうないので、ここに泊まることは自動的に決定していた。苫小牧で予想したとおり本当に売店ひとつないので、カップラーメン買ってきて正解だった(ゲストハウス内でもカップラーメンとレトルトカレーは販売されている)。共同フロアにテレビもないし、やることもないので今日は早く眠れそうだ。



 

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