Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜 -5ページ目

Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

半年間にわたる(主に金銭的に)過酷な北海道通いもいよいよラストスパートである。今回は土日の2日間で杉元エリアを回る。



実は杉元に関しては、11月のNHK杯の際に真駒内からバス1本で行けるピリカコタンに出向きAR取得済である。なので全面的にカットしても良かったのだが、他が複数箇所回れてるのに主人公だけ1ヶ所ってどうなのというのと、10数回行ってる札幌だけど雪まつりを経験したことがまだなく、そのためにこのタイミングでスタンプラリー計画当初から予定していたので覆さないことにした。土曜日は小樽の対象スポットに行き夜に札幌で雪まつり見学、日曜は札幌市内の残りのスポットを一気に回る気でいたが、最近知人が千歳に移住したので遊びに行く時間を確保するために札幌のスポットは大幅にカットすることにした。


札幌ならLCCも飛んでいるが、これまでの北海道通いで冬服で預け荷物なし7㎏以内に納めることが不可能と察したのでANAで行くことにした。札幌は便数も多いので、前泊なしで家から行ける一番早い便をチョイス。2時間ほど寝て朝5時前に家を出た。飛行機の離着陸に恐怖感のある人間なので、寝不足のまま行くと機内ですぐに寝落ちできてちょうど良い。


飛行機がちょっと遅れたので急いでエアポートライナーに乗って小樽へ向かう。バスの本数が少ないので1本遅れると予定が大幅に狂ってしまう。


小樽駅は人でごった返していてホームからの階段を降りるのもひと苦労。外国人が多く、韓国語、中国語、英語が飛び交っている。観光客、戻ってきてるんだなあ。




小樽は数回来ているが運河方面ではないところへはあまり行った記憶がない。今回は駅から水族館行きのバスに乗り、祝津3丁目のバス停で降りる。道端にこんもり積もった雪を見て、ああ、冬の小樽だな、と思い出す。




くすんだ色の海と空を見て金カムの辺見を思い出した。漫画の舞台はこんな真冬ではなかったけど、この海でニシン漁に出て溺れてたな




これから向かうのはその鰊御殿。明治〜大正にかけて鰊漁で財を成した青山家の別邸である。坂道を登っていくとその邸宅がどーんと構えていた。現在は青山邸と、レストランや宴会場などがある貴賓館が隣接している。雪まつりの影響による混み具合がわからなかったのでレストランを予約しておいたが、そこまでしなくても大丈夫そうだった。


先に青山邸を見学する。靴を脱いで回るので足が冷えるということで、受付でもこもこ靴下を貸してくれるのがとてもありがたい。中は撮影禁止だったが、8畳〜12畳の部屋がいくつもあってそのひとつひとつに豪華絢爛な家具や装飾品が置かれ、その栄華を極めた様子が伝わってきた。鰊漁が終焉を迎えることは金カムにもるろ剣にも出てきたけど、青山家はその後どうなったのかな。なお本邸は山形に、かつてこの地にあったニシン漁の労働者・ヤン衆の寝泊まりする小屋はこれまたスタンプラリーの対象になっている札幌の開拓村にある(が、今回は行かない)



見学を終えてからレストランでニシン蕎麦をいただいた。ニシン普段好んで食べる魚ではないのだが、蕎麦つゆの中に入っているにしんの甘煮はほろほろで美味しい。





予定通り14:21のバスに乗って、次は小樽市総合博物館に行く。博物館の前にある車両のカフェが気になるー!時間と別腹があればここでお茶休憩したかった。




総合博物館はこちらの本館とこの後向かう運河館があるが、本館は小樽、ならびに北海道の鉄道開拓史がメインだった。展示にロシア語解説がついているところが北海道らしい。




にしても、北海道の鉄道は近代になると廃線のトピックしかなくて寂しいものがあるな




外に出てみると車両らしき大きさのものがたくさんブルーシートに包まれていた。これ見れたら鉄道マニアにはたまらないんだろうなぁ。


博物館の2階は撮影禁止の期間展エリアで、現在はアイヌ工芸展が開催されていた。10月に訪れた白糠のアイヌ文化復興についてのビデオが流されていて、アシンメトリーな髪型をした現代的な若者がアイヌの伝統的な儀式にきっちり参加してるのとか、いいよね


博物館は本館と運河館のセット券があるが、運河館までは1.4㎞と微妙な距離。普通の道なら大したことないけど雪道だとなかなかキツイ。






歩いていくとだんだんとこれまで知ってる小樽の景色になってきた。レンガ作りの運河館、外観はこっちが優勝だな。中は本館が鉄道なのに対し、こちらは海路の開拓史が中心。当時のニシン漁の写真なども展示されていた。


これにて小樽の対象スポットは終了。せっかくなのでいつも行く小樽らしいキラキラ観光スポットも行っておこうと運河沿いを歩き、ガラスのアクセサリー見たりルタオ本場でバレンタインのチョコを物色したり。しかし博物館の移動で歩き、更に運河沿いを歩き、観光の中心地から駅も15分くらい歩くのですっかり疲れてしまった。寒さと写真撮りまくってたせいか、機種変したばかりにも関わらずスマホの電池も瀕死。


札幌へ向かう電車では爆睡し、地下鉄ですすきのまで移動すると雪まつり会場へ向かう人で構内は通勤ラッシュの東京並みの大混雑。なんとか外へ出ると、電池残量数%のスマホで地図見ながら宿へ向かう。




今回宿泊するのは星野リゾートのカジュアル形態、OMO3。大塚のOMO5が気に入って複数回泊まってるのだが、大塚以外は初。全国旅行支援以前に食事チケット付きの安いプランがあって予約していたのだ。てっきり朝ごはんを買うためのチケットだと勘違いしていたが、ロビーでは24時間フードとドリンクが売られていていつでも使うことができるそうだ。


スマホの充電が終わるまでしばし休憩。気がつけば20時過ぎてしまったので雪まつりが終わってしまう前に始動せねば。会場は大通公園とすすきのがあるみたいだが、すすきのはどの通りなのか正確に把握出来てなかったのでカット。大通り公園に直接向かう。





大通り公園内は展示エリアの左右に道があってそれぞれ一方通行。人の流れに任せて歩いていくとライトアップされた大きな洋館が見えた。ナイチンゲールが過ごしたイギリスのエンブリー荘とのこと。




雪まつり、作品にどれくらい規制があるのかわからないけど抽象的な作品も稀にあれど何らかのモノだったり、キャラクターものが多い。商標とかどうやって管理してるんだろ?




雪像のプロジェクションマッピングも。JRAの馬はカザフスタンを思い出すなあ。


22:00の終了ギリギリまで歩き続けてほぼ一巡することが出来た。そのままN杯の時に行きそびれた(私が帰った後に後泊組は行ったらしいんだけど)〆パフェの佐藤に寄ってみたが、行列はビルの出入り口を飛び出して隣のビルを囲むように続いていた。まあそうなりますよね雪まつりシーズン。ただでさえ体が冷えていて、寒空の下並んでまで冷たいパフェを食べる気力もなく、通りがかりのラーメン屋に寄って帰った。ホテルに戻る道にも〆パフェのお店があるので寄ってみたけどそこも60分待ち。いいや。札幌はこれからも来る機会あるからパフェはまた今度だ。




が、小樽でもカフェに寄らず温存してたので、舌がすっかり甘いものを求めているというわけで、そんなこともあろうかと小樽でよく売られていたニッカウヰスキーの商品からアップルワインをチョイスして買ってきていたのでそれを部屋で飲もう。正直瓶が重くてリュックに入れたら肩がバッキバキになってしまったので少しでも減らして帰りたいというのも本音である。




OMO3、部屋は新しいし快適だけど、この季節の札幌で湯船に浸かれないというのは難点だな。シャワーがいたるところから飛び出してくるから体は温まったけど、立ちっぱなしだと疲れるし。


早速ホテルのフードチケット1000円分の一部を活用しておつまみとアイスを買った。ロビーでは外国人が飲みながら寛いでいる。私は部屋でまったりと、深夜の1人飲みを楽しんだのだった。








前日に引き続き酔っ払って寝落ちたようだ。しかも今回はスマホゲームをやってる途中だった形跡がある(函館来てまで何をやってるんだ…)


せっかく温泉のあるホテルに泊まってるので最終日くらい朝風呂しようと、目覚ましは7時にかけていた。ゆっくりお風呂に浸かったものの、旅の間は毎日リュック背負って歩き回ってるから疲労回復がぜんぜん追いついてない感じはする。そろそろ休むためだけの旅というのを考えるべきなのか


9時から朝ごはんをいただき、11時のチェックアウトぎりぎりまで荷造りをした。スーツケースをホテルに預けて、最終日の散策をスタート。前日につけてた耳当てが痛かったのでスーツケースにしまって代わりにニット帽を持ってきたのだが、風が強くて飛ばされそうになってしまう。脱ぐと寒いし耳当てを持ってこなかったことを後悔。でも地元の人の会話を聞いていると今日は暖かいらしい。実際、耳が冷えたとはいえ苫小牧も函館も思ったほどの寒さではなかった。十数年前のインカレで帯広に行った時のマイナス20度に比べると十分に想定内という感じ。





前日と同じく路面電車で五稜郭へ向かう。今回は昼の部ということで公園内の散策と箱館奉行所の見学をする。本来なら昼〜夕方にかけて公園とタワーをセットで行けば効率が良かったのだが、お天気の関係で分けることになった。この日の予報が雪だったので、天気の良いうちにベイサイドに行っておきたかったのだ。


五稜郭公園前の電停で降りて、明るい時間のタワーを見上げながら歩く。タワーの1階ロビーをお土産を見ながら抜けて公園の入り口へ。




五稜郭は歴史的にも箱館戦争の舞台になったところだが、金カム的にも最後の決戦の舞台であり、公園内とその中心にある奉行所が土方のARスポットになっている。橋を渡って星形の郭内に入っていくが、金カムにもこの橋の描写がある(らしい。後半まだ1回しか読んでないから覚えてない)。


公園に入るころには雪がけっこう舞っていた。晴れてるうちにベイサイド、って思ってたけど公園散策も雪降っちゃうとしんどいな。




五稜郭公園自体は10年前にも来た。その時も思ったけど星型に突き出した角の上に積まれる土塁が登ってみると結構怖くて、手すりもないので間違って落ちる人いないんだろうかと心配になる。雪に埋もれるとますます土塁の境界線がわからない。




そしてタワーから見た五稜郭は大きく見えるが土塁の積まれた5角の内部に入ってしまうと意外と小さく、すぐに中心の箱館奉行所に着いてしまう。この箱館奉行所は10年前に来た時には時間がなくて中には入らなかったんだよな。




奉行所は箱館戦争後に取り壊されたので、現在あるものは復元したもの。なるべく当時の素材、方法を使った復元課程についての展示などがされていたが、復元されたのって当時の建物の一部だけで本当はもっと大きな建物だったのねフルバージョンで見てみたかった気もする。




世界の五稜郭の紹介も面白かった。これ見ると行きたくなっちゃうな。




奉行所の後、金カムにも出てきた「箱館戦争当時からある建物」兵糧庫を見て(冬季は休憩所のみ解放してて見学エリアは封鎖してるみたい)、郭内を半周して裏側の橋から出た。




ここから出ると回転寿司の函太郎が近いのでお昼休憩。函太郎はこれから行く予定のところの近くにもあり当初はそっちに行くつもりだったが、バスの本数が限られるのでここで食べて時間を潰すのがちょうど良さそうだったので。




回転寿司、小腹が空いた時にちょっとだけごはんものを食べたい時とかに都内でも1100円のチェーンとかわりと行くんだけど、さすがに質が全然違うよねえ。美味しい。そしてタッチパネルで人と関わらず注文できるというのが楽。




あまり長居できないのでパパッと食べて、最寄りの中央図書館前のバス停へ移動。ここに来て初の路線バス。市電とバスの2日間1700円のフリーパスを買っていたのだが、元を取ることができた。



松葉町のバス停で交差する通り沿いにある久保田写真館側の松葉町バス停に移動。五稜郭から乗ってきたバスが4分ほど遅れてきたのでちょっと心配だったが乗り換えもうまく行き、初めて津軽海峡側の海沿いへ。




次の目的地は土方・啄木浪漫館。石川啄木も金カムに出てきたし、とコースに入れてみたのだが、ここも冬季休業だったーー!!!だから事前に調べろと




しかもこの辺りは観光の中心地からも離れてるので時間を潰す場所もない。約1時間後のバスで帰るつもりだったが正直浪漫館も小さそうなのでそれすら持たないかもと思っていたのにどうすんだと寒々しい津軽海峡を見ていたが、運良くその1本前のバスがすぐに来るっぽい。というわけで、フリーパスの元を取っただけみたいな状態で函館駅前に戻ってきたのだった。


このまま歩いて旅の最後の目的地へ行く。それは函館駅から歩いて500mほどの所にある、土方歳三最期の地。総合福祉センターに隣接する公園内にある。




土方歳三は五稜郭から弁天台場の救出に向かう途中、この一本木関門の辺りで被弾して絶命したと言われている。享年35歳。新選組のほとんどが自分より若い時に亡くなってるんだよなあ。戊辰戦争も、ここ数年毎年跡地を訪れてる西南戦争も若い命が失われて、彼らは歴史の敗者ではあるけど彼らが日本の未来のために戦ったことが今の自分たちの生活にどこかで繋がってるのだと思う。


駅周辺に戻ると16:00過ぎ。17:20発のバスで空港に向かうつもりだったので、浪漫館に行けなかった分空いた時間をオシャレカフェに充てようかなと思っていたけど、市電でベイエリアに行くには中途半端な時間になってしまった。スマホも瀕死なので充電できる所を探そうと駅前の「誠」の提灯があるビルに入ってみたがめぼしいものはなく、その後函館駅構内にタリーズがあったので行ってみるとコンセントがあったので最後はそこで休憩。17:00少し前に店を出てホテルに荷物を取りに行き、駅前のバスターミナルに向かった。今回はインカレと続いてたから致し方なしで持ってきたけど、やはり雪中のスーツケースはキツい。



函館空港でお土産を買って(土方関連の土産を買うなら五稜郭だったなと軽く後悔)、少し遅れて飛び立った飛行機で東京に戻ってきた。これにてスタンプラリー第四弾は終了だけど、函館は色々課題を残してしまったので再訪必須だな。で、その時期にまたスタンプラリーやってたら他の地域も計画立てて行っちゃうんだろう







朝、目覚ましで起きたらベッドに斜めに横たわったままの姿勢だった。スマホの充電もできないまや寝落ちたみたいでケーブルが転がっている。電池は残り4%。良かった切れなくて。




準備をしている間にちょっとだけ充電して、朝食会場へ。ここのホテルは朝ごはんが高評価で、ブッフェで炉端焼きやお刺身など北海道らしいメニューが好きなだけ食べれる。しかし苫小牧でも朝晩ブッフェで時間がないに関わらずガツガツ掻き込んでいたので、既に胃が疲れているなぁ


前の晩にスマホの充電ができていなかったので完了するまで部屋で待機。今日はスタンプラリー対象スポット以外にも行きたいところがたくさんあるのでこの時間のロスは痛い。最終的に昨日行けなかった五稜郭タワーまで到達しなきゃならないが、計画通り行けるか。


充電している間にマンガアプリでるろうに剣心北海道編の最新刊を読んだ。ちょうど新選組と御陵衛士のエピソードで、時代の敗者である彼らが明治という新時代にどう折り合いをつけて生きていったのかという部分が掘り下げられている。生き方を変えた者、変わらない者そして変えられなかった者の末路として土方歳三が回想されるという、この場で読むのに大変相応しい内容で函館観光のモチベーションがますます上がった。




結局出発は11時になってしまった。まずは函館駅前から路面電車で終着の谷地頭まで行き、函館八幡宮で2023年の初詣。雪に覆われた階段を息を切らしながら上がっていく。場所柄なのか、18日というピークを過ぎた時期だからなのか、人もさほど多くなくスムースにお参りできた。




そのまま階段は降りずに横に移動。妙心寺を超えて碧血碑へと、そこへ向かう山道の入り口がテープで封鎖されている!慌てて調べてみても冬季休業などの案内もないし、テープがあるだけなので状況がよくわからない。


碧血碑の連絡先を探したところ函館の観光インフォメーションの番号が記載されていたので電話してみると、そこでも封鎖の情報はなかったらしく市に確認して折り返すと言われた。その間に上から人が降りてきて、テープを越えて帰っていったええっ封鎖じゃないの?それとも何か特定の人だけ入れるようになってるのか?




電話を待つ間、雪に埋もれたその先に文字があるのが見えた。もしやと思って雪を掻き分けてみると、倒木により立入禁止の案内がほどなくして観光案内からも折り返しが来て、同じ回答を得た。降りてきた人は勝手に入り込んでたのだと思うが、こちらとしては禁止としか言いようがないと。そうだよね




かくして、新選組等旧幕府軍の慰霊碑として知られる碧血碑は空振りに終わったのだった。るろうに剣心北海道の聖地中の聖地、金カムスタンプラリー以上にこの旅のハイライトだったのにー!いやね、降りてきた人みたいに勝手に入っちゃう手もあったのだが、それやっちゃうと大っぴらに人に話せないからねいつか正攻法でいって「行ったよー」と言えるように、今回は断念することにした。




碧血碑がカットされたおかけで少しばかり時短にはなった。谷地頭の電停まで戻り、十字街で乗り換えて一駅、末広町で降りて北方民族資料館へ。ここは10年前に訪れた時も気になっていたのだが開館時間中に辿り着くことが出来ず、外観だけ見て帰ったところ。10年越しの夢を叶え、また土方ARもゲット。




そうか、金カムの影響か北方民族って北海道と樺太の民族ばかり想像していたがもっと広く紹介してるんだな。ナナイとかヤクートとか私の興味をそそるワードがたくさん。ああロシアの辺境に行きたいいいいい!




展示室に入るといきなりアイヌのチプとは明らかに違う形の丸木舟がお目見えしてテンションが上がる。アリューシャン諸島の先住民、アリュート(アレウト)のものらしい。




イテリメンの服とかも北海道アイヌよりかなりあったかそう。




そして展示品についての館長の解説がわかりやすくて面白い。細かくアップデートされているみたいなので、展示内容もが入れ替わったらまた来たいな。


北方民族資料館の後はるろ剣とも金カムとも関係なく旧イギリス領事館に行こうと決めていた。資料館で2館共通入場券(500)を買っていたので、坂を登って領事館へ移動。




時間は14時少し過ぎ。ここで当初の予定通りお昼ごはんにする。旧イギリス領事館でいただくアフタヌーンティーというのを経験してみたかったのだ(これも二次元のある作品がきっかけだがたぶん知らない方がほとんどだと思うので伏せておく)高級ホテルのアフタヌーンティーみたいな本格的なメニューじゃないけど、スコーン、サンドイッチ、スイーツをお茶と共にいただいてイギリス気分を味わう。

アフタヌーンティーの後に資料館としてのエリアへ。函館開港後、領事として着任したリチャード・ユースデンの当時の執務室や家族の部屋を再現している。




そして順路終わりに大きな鳥瞰図の絨毯を見下ろすことになるのだが、これ見て思いだした、私ここ10年前にも来てるわ。当時は半日+朝しか滞在時間がなかったので元町エリアの有名どころだけ見たんだよな。


領事館を出たのは15:20頃。日没までにあと2箇所行きたい所があるが、ここからだとそれぞれ徒歩10分、25分くらい。かなり時間がタイトだから急がなきゃ。




雪に覆われた坂道を慎重にかつ急いで歩き、次に来たのは旧ロシア領事館。ここは10年前にも来たことをはっきり覚えているが、金カムで少年時代の鯉登が誘拐された時にも出てきた場所だからもう一回見ておかないとね。中は公開してないので外観を撮影したのみ(改装して中も公開してくれないのかなぁ…)


更に先を急ぐ。日が沈む前に行きたかったのは外国人墓地の先にある「ティーショップ夕日」というカフェ。その名の通り夕日を臨む絶景で有名なカフェなので、日が出ているうちに行かないと意味がない。日没は16:20頃、もうだいぶ傾いているが夕日に向かって走れー!とばかりに雪道を小走りに20分ほど進む。





そしてたどり着いたその先にあったカフェは、やっていなかったーーー!!!


そうだよな、雪だし日没早いしこういう所は冬季休業だよな。事前に調べてから行けよな


仕方ないのでカフェからではなく歩道から海を眺めて元来た道を歩く。そういえば、10年前もここ来て外国人墓地を散策したな。そして大通りを外れて住宅街の細い路地を歩くと猫ちゃんがたくさんいて今回もちゃんといた。猫自体はきっと代替わりしちゃってるけど、こんな寒いところでも今でも地域猫が育ってるのは嬉しいなあ。


さて、私は地味に問題を抱えていた。ティーショップ夕日への道を急ぐあまり旧イギリス領事館でトイレに行かず出てきてしまったのだがここにきて限界が近いカフェで入ろうと思ったらアテが外れてしまい、公園等の公衆トイレは紙がなかった。そしてティッシュはホテルに置いてきてしまった。函館どっく前電停近くにコンビニがあったのでそこで寄ろうと思ったがタイミング良く路面電車が来てしまい、この先も急ぎたかったので五稜郭タワー到着までの40分更にトイレを我慢することに


五稜郭に着いたのは17時過ぎ、すっかり陽も落ちて暗くなっていた。タワーまでのエレベーターもちょうど出るところだったが係員さんが最上階にもトイレがあるというので上がってしまうことにした。が、1戸しかなく空いてなかったので更に待たされて、ようやく尿意から解放されたときはホッとしたよ




五稜郭も10年前に訪れているが、前回は昼間。人だかりを縫って窓ガラスに張り付くと、眼下に五角形が光り輝いていた。色はシンプルだけど、一角ごとに点滅したりといくつかのパターンがあるようだ。


タワー内には土方さんの銅像も。映画に漫画色んな土方さんがいるけど、本物がいちばんかっこいい気がするなあ。

夕飯はラッキーピエロをテイクアウトして部屋で飲みながら食べようと思ってたが、昼もサンドイッチだったし胃袋の疲労的にもハンバーガーを食べる元気がない。米をちょっとだけ食べたいと思い、五稜郭タワーの麓にあった回転寿司でちょこっとだけいただいた。


で、ラッキーピエロは酒と共にいただきたいという思いは捨てきれなかったので駅前まで戻ってきてから中身のチャイニーズチキンだけテイクアウトしに行った。お風呂で体力を回復させてからチキンをつまみに晩酌タイム。そしてこの日も寝落ちたのだった。









3ヶ月の沈黙を破って、2022年度の金カムスタンプラリー後半戦の開始。


4弾は1月の3連休を使って函館へ行く計画を立てていた。年末年始が休み的には一番長いんだけど対象スポットも休業してしまうので活かせないという悲劇のため今回は大人しくしてたよ


函館エリアのARは土方。一箇所八雲町にあるのが遠いけど、スポットの全体数が少ないので2日あれば全箇所回れそうではあった。でも函館は10年前に行った時にとても気に入っていつか再訪したいと思っていた所であり、その時に行けなかった所を始め行きたい所がたくさんある。そのため時間を多めに割くことにし、3連休を八雲町1日、函館2日で振り分けるつもりだった。が、手配後に157日に苫小牧で行われるインカレに招集がかかり、行きの飛行機をキャンセルして7日の試合終了後に苫小牧から陸路で函館に入るコースに変えた。使える日が1日減ってしまったので八雲町はカット。


宿を手配した当時はこの日程は全国旅行支援の対象外だったが、函館は「はこだて割」という独自の割引を行っており、これを使うと料金が半額になる(更に、ホテルによっては全国旅行支援との併用もできるらしい)。これを機に「函館三大ホテル」と言われるラビスタ函館ベイ、函館国際ホテル、センチュリーマリーナ函館のうち2箇所をハシゴしようと考えていたが、手配に着手した時には既に枠が埋まっていた。そこで、第四候補のホテルWBF海神の湯を予約。ここも温泉と朝食の評価が高い。


問題はこの「はこだて割」、割引条件は全国旅行支援と同じくワクチン3回の接種証明か陰性証明なのだが、私はまだ3回目接種ができてないので陰性証明が必要になる。





この陰性証明、全国旅行支援であれば3日以内は日付でしか判断せず、メールで来る陰性通知さえあればOKらしいのだが、はこだて割の場合は定義が厳しく、72時間以内であること、生年月日が記載されていることが条件になる。となると、5日の早朝には苫小牧に出発する私はその前日の4日に都内でPCR検査を受けて、7日の試合終了後にすぐ函館へ移動して72時間以内にチェックインしないとならない。





生年月日入りの陰性証明は木下のPCRセンターが1000円で発行してくれるが、18:30までしか営業していないので一番遅い時間に受けても7日の18:30より前に函館のホテルにチェックインしないとならない。となると、苫小牧からの移動は14:16発、17:13着の特急がデッドライン。インカレの最終競技が終わるのが13:40予定。初日に音響トラブルで時間が押しまくったので相当不安だったが、その後は問題なく進み予定通りの列車で函館に移動することが出来た。





函館は10年ぶり。駅前にいきなり新選組の「誠」のでっかい提灯があってテンション上がるー!




チェックインも問題なく完了。お部屋で荷物を整理しつつ(ホテルWBF、部屋はかなりコンパクトでスーツケース広げるとかなり窮屈)、本日の予定を確認。冬季限定で五稜郭がライトアップしているので、公園内には入れない時間だけどタワーだけ行って早速土方ARをゲットしようかな、などと考えていたが、スマホの充電待ちでなんだかんだで19時すぎにいざ出発!としたところ、タワーの情報を見ると既に営業終了していた。ライトアップというからこの時期だけ遅くまで営業してるのかと思い込んでいたが、タワーは18時で終了、ライトアップも19時までだった。仕方ない、予定変更で明日行くか。


というわけで函館初日はスタンプラリーとは関係なく夕飯を食べるのみとなった。10年前は札幌〜盛岡の周遊旅で1泊したのみだったので行くタイミングがなかったラッキーピエロを回収しに行く。




ホテルから最も近いのは駅前店だが、その道のりで10年前の記憶が蘇ってきた。そうだ、その時はこの辺の安いホテルに泊まって(後日どこだったかも思い出した)、函館朝市に行ったなあ。




函館経験者が口を揃えて絶賛する話題のご当地バーガーチェーン、まず見た目に賑やかな店舗デザインが個性的。




一箇所だけ赤い席があって、財運が上がるとのことだったので迷わずそこに座ったわ()



ハンバーガー屋さんなのに一番人気が「チャイニーズチキンバーガー」って、ビーフじゃないんだ?と思っていたが、食べてみたら甘辛ソースの唐揚げがこれでもかというボリュームで入っていて、それがマヨネーズと絡む暴力的な美味しさだった。これ、ビール好きな人にはたまらないやつだわ。バーガーだけじゃなくてメニューもたくさんあるし、これは複数回来ないと完全に理解はできないだろう





帰りにコンビニでお酒買って、お風呂に入ってから晩酌。ホテルの1階に無料のバーがあって赤白ワイン、ソフトドリンク、アイスキャンディが取り放題。ワインを1杯ずつ、アイスキャンディを1本お部屋に持っていって、コンビニで買った日本酒とちゃんぽんしたらすぐ回って寝落ちて初日が終了した。








最終日はアイスショーに行くまでは特に予定がないので珍しく朝ごはん付きのプランにしていた。

 



前日に焼肉たらふく食べたのに今日も朝から胃は元気だ。ホテルの朝食バイキングにも豚丼があったが、うーん。やっぱり炭火で焼いた豚丼がいいなあ。カレーとビーフシチューが美味しかった。

 

 

チェックアウトして外に出る。予報通り雨。10:00に帯広駅から会場へのシャトルバスが出ると聞いたのでそれに合わせて行ってみるともうほぼ満杯。そうだよね、早く来なきゃ座れないということが頭からすっかり抜け落ちていた。ショーの後すぐに次の場所へ移動するため荷物を全部持ってきていたので、立っているとかなり邪魔。

 

シャトルバスは普通の路線バスを直行便にしてくれているだけなので通常流れるアナウンスを運転手さんがバンバン飛ばして「次は〜」「次は〜」だけ繰り返されるのが妙におかしかった。どこを走っているのかもわからず、気が付いたら到着。

 

 

席は今回はほぼ正面だったので映像が立体的に見えて、スケーターとより一体感が増して良かった。やっぱりキャスト一人一人が華があっていいなあ。

 

しかし滋賀の時はまだ外が暑くて、中に入ると涼めて良いわ〜くらいの気持ちだったので舐めて考えていたが、1ヶ月後の北海道はだいぶ違うな…2日間着込みすぎて逆に暑かったのでヒートテックを着ないで来たのだが、大失敗だった。

 

そして帯広の森、楽天モバイルの電波が全く入らない。ショー終了後は路線バスでアシリパさんエリアの対象スポット、帯広百年記念館に向かうつもりでルートも調べていたが、まるっきり圏外だと再確認できないので不安。かつ、ショーが終わってリンクから出たのが13:30頃で、乗る予定の路線バスが来る時間は14:06予定なので雨の中30分待つのがキツい。シャトルバスの入場整理していた係の人に聞いてみると、駅まで戻った方が百年記念館へ行けるバスの本数が多いというので、シャトルバスで駅まで戻ることにした。

 

 

調べてみると駅からだとシャトルバスを降りた2番乗り場でそのまま待てば約10分後の14:28のバスに乗れるようだ。そこから春駒通13条で下車(乗換案内はそうなってたが、帰りのバス停の方が近かった)

 

 

百年記念館は公民館のようなところで着いた時も現地の方のなんらかの会が開かれていたようだった。建物の一角に大きめの博物館があり、農業大国帯広の開拓の歴史を見ることができる。ビデオ展示なども充実しているので全部じっくり見ようと思ったら45時間かかりそうだ。

 

 

 

旭川は軍が開拓したけど、帯広は民間会社なのね。晩成社が帯広に来た明治16年てちょうどるろ剣北海道編の舞台だな。あの作品も北海道各地に移動しそうなので、そのうち帯広も出てくるだろうか。

 

 

博物館の隣にアイヌ関連の書籍などが読める教育センターがある。

 

 

その中にアシリパさんのバナーがあったので、アシリパさんが「見ろ!私だ!」と騒いでる風写真撮った。

 

 

帰りは途中で約20分の乗り換え待ちをして空港に向かうルートが出てくるのだが、一度駅に戻ってから向かった方が効率が良さそうだ。16:15ごろに記念館を出て、行きとは違う緑ヶ丘6丁目というバス停でバスを待ち、駅へ向かった。このバスでも行きに降りた春駒通を通るので、あのまま乗って緑ヶ丘6丁目で降りた方がよかったのかもなあ。

 

 

駅に戻ると時間は17時前。お昼ご飯を食べずに駆け抜けてきたのでお腹が空いた。先に空港へのバス乗り場を確認するためにバスターミナルの待合室に入り、チケットも購入。帰りの飛行機は20:05発でそれに接続するバスは18:25発なのだが、天気が悪く欠航の可能性も出ていたのでできればもう1本早い17:25発のバスに乗りたい。

 

 

駅の中にある「ぶたはげ」という豚丼屋さんがこの時間なら空いていてすぐに入れたので、急いで食べてしまうことにした。最悪乗り遅れたら1時間後のバスまでお茶でもして時間を潰そう。




ぶたはげの豚丼はお肉4枚で980円、お新香、味噌汁つき。ぱんちょうは4枚で930円だけど味噌汁は別売り。

 

 

ぱんちょうの方がお肉は分厚い気がしたが、こちらのお店は自分で追いダレ追いコショウできるので個人的にはこっちの方が好みだな。ご飯の白い部分に追いダレするの美味しいもんな

 

ぶたはげは厨房を囲むようにカウンターがあるので豚丼臭いままバス停に向かう。17:25発のバスで空港に向かう(なお、前日に焼肉行ったスケ友さんはこの1時間後のバスで空港に来たのだが、バス乗ってたの1人だったそうだ。みんな大事を取って1本前に乗ったんだな)

 

 

空港内のレストランにオオウバユリの天丼があってとても気になったがごはん食べたばかりだしそもそも売り切れだった。でも早く来た分時間は余りまくっているので、六花亭のお店でサクサクパイを買って食べながら充電して時間を潰す。

 

荒天での欠航が心配されていたが夜は風はさほど強くなく、無事に東京まで戻ってくることができた。東京ついたら気温が10度上がって暑くてたまらない。早く帰ってシャワーで汗を流して明日に備えよう。

 

これにて私の金カムスタンプラリーは前半戦が終了。残りは年明けてからの雪中行軍になる予定。