GWオタ活四国旅1 | Dombyra-dee-dee〜中央アジアの無駄話とスケートとたまに旅行記〜

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中央アジアと日本を行き来しているくだらない日常とフィギュアスケートと旅行記など。カザフスタンの話とデニス・テン君の話が多いです。
コロナ禍以降はもっぱら国内旅行の話。最近は自分でも滑るのでその合宿関連多め。

コロナ禍をきっかけに中学生以来の二次元オタクに戻った私、同じくそれ以来の推し声優ができた。


梅原裕一郎さん。


この1年でドハマリした乙女ゲームの推しキャラの声がこの方で、そもそもそのキャラクターに興味を持った決め手が「声」だったので、どんな方なんだろうと調べてみたらまあ、なんで俳優にならなかったんだというレベルのイケメンだった。


20ン年前と違って好きな声優さんが出てるから作品を見る、という時間は取れないが、個人的な好みで見てるアニメ作品にも全てこの方が出演している(というか、最近の二次元作品、特に男性声優はどの作品もほぼ同じキャストが名を連ねてて、一部の超売れっ子にしか仕事が来ないんだなというのが伺える)。


で、一回生でお姿見てみたいなーとか思っていたところ朗読劇のチケットが取れたのだが、その前の週にこんなものがあるという告知が流れてきた。




オタクになっても旅人であることは変わらないので推し活の目的地が遠い方がやる気が出てしまう。行きたい!チケットも安いし!


ちなみにこのトークショーに出演されるもう一人の声優さん、鳥海浩輔さんも同じゲーム内でキャラクターの声を担当されているので私的にめちゃめちゃ美味しいメンバーである。


そして高知は7年前のGWに愛媛・高知を旅したときに四万十川の景色に魅せられてしまい、ぜひ再訪したかったところでもある。


そして無事にチケットが当たってしまい、ひとりの声優のために高知に行くことが決まったのだ。


いつものことだが移動手段と宿はなるべく安く抑えたいので、色々検討した結果高知へは直接入らず愛媛in、高松outというコースにした。7年前の旅で愛媛〜高知をローカル線で移動した時の景色が印象的で、今回も同じコースを辿る。


7年前、何の予備知識もなく乗った予土線の景色があまりにも美しく、またうとうとしていたら目の前に現れた十川のこいのぼりの大群をもう一度見たかった。当初、今回は十川で途中下車してこいのぼりをじっくり堪能することも考えていたが、それだと次の電車まで2時間待たないとならず、その先の接続も悪くなる。


そんな中、高知の見どころをリサーチしている時にそういえば次高知に行くことがあれば訪れたいと思っていた「沢田マンション」の存在を思い出した。調べてみるとどうやら泊まれるらしいという話が出てくるので、出発まで1週間切ったタイミングだったがオーナーに電話してみると空きがあった!元々予約していた高地市内のホテルはキャンセルし、沢田マンションの居住区見学可能時間に到着できるよう予土線の途中下車はやめてノンストップで愛媛〜高知を駆け抜けることにした。だったら松山→高知のバスの方が安いし速いんだけど、ローカル線の景色は見たいのでわざわざ電車移動する。


5月3日。出発日。経費削減のため遅めの便にしているのでこの日は松山に着くだけ。



今回は愛媛県内はどこも回らないが、できれば到着日のうちに宇和島鯛めしだけは食べておきたい。空港にある店舗は19:00ラストオーダーで飛行機の便は18:55着。無理だな。早めに街中に移動して遅くまでやってる店を探そう。大街道から松山城のロープウェイ乗り場に続く道沿いに何店舗かあるが、ラストオーダー20:30の所が多いのでこれもギリギリだな…とか思っていたが飛行機が遅れた。これはもうダメかもしれない。




松山空港に着いたのは19:05頃。思ったよりは早いが空港内の店舗のラストオーダーにはやはり間に合わなかった。


バスですぐに駅まで移動し、予約していた近くの宿に荷物だけ置いて繁華街へ。路面電車の大街道駅すぐ近くにあるかどやというお店が22:00までやっているが、電話してみるとかなり混んでいて並んで待つ必要があるという。向かってみると地下にある店舗入り口から階段沿い、そして外まで大行列。一応店頭に名前だけ書きに行ったが、ラストオーダーの21:30までに入れなかった場合は切り捨てられるようだ。これはたぶん無理だな、他を探そう。


ロープウェイ乗り場までの道を進んでもう一店舗見つけたが、そこも行列。更に奥にその店舗、鯛めしもとやまの本店があり、ラストオーダーは20:30になっているがギリギリ入れそうな人数だった。よしここに賭けて待ってみよう。




もとやまの店舗前にはガチのポンジューススタンドがあったので飲みながら待つ。





結果、20:30は過ぎたが並んでる人は入れてくれるようで、無事に宇和島鯛めしにありつくことができたのだった。ああ、7年越しの味。美味しい。これで今回の愛媛の目的は果たせた。



到着は遅いし次の日は始発だし、宿の滞在時間は限られるので寝れれば良いということでドミ使用。しかし翌日遅れられないという緊張感か全く寝付けない上に4時にかけた目覚ましよりも早く起きてしまい、翌日は1時間しか寝ずに8時間の電車移動をすることになってしまった。