hullで配信中のホン・チョンギ見終わりました。
と言うか先週ぐらいに見終わっていたのですが、書く程でもないと思いながらも
ベテランと若手の組み合わせが上手くて、久々楽しめた歴史物、
そしてホンチョンギが描く絵のシーンが圧巻で、今は何でもCGで撮れる時代、
昔はこうやって一筆一筆、命を込めながら王の肖像画を描いていたのかと思うと
その緊張感が伝わって、そこは素晴らしかったです😊
あらすじ
死の神、魔王を御真(王の肖像画)に封印する儀式が行われ、その際御真を描いた絵師の娘、
ホン・チョンギと封印式を進行した動士の息子、ハ・ラムが魔王の呪いをかけられて誕生した。
ホン・チョンギは生まれながら盲目で、人間の生死を司る生命の神サムシン(ムン・スク)は、
ハ・ラムをホン・チョンギの運命の相手と定める。
9年後、ハ・ラム(チェ・スンフン/子役)とホン・チョンギ(イ・ナムギョン/子役)は
運命的な出会いを果たし友になる。
そんな中、雨乞いの儀式でサムシンはハ・ラムの中に魔王を封印、
ハ・ラムは視力と家族を失う。
そして魔王の力の根源である目はホン・チョンギに託され、
ホン・チョンギは視力を回復する。
時は流れ19年後、ホン・チョンギ(キム・ユジョン)は天才的な絵師となる。
一方ハ・ラム(アン・ヒョソプ)は昼は役所で働きながら、
夜は家族の復讐のため秘密組織で情報を集めていた。
ある夜、追われていたチョンギはとっさに籠に飛び込む。そこで赤い瞳となったハ・ラムと再会し…。
↑あらすじは<KnTV様より転載させていただきました>
※主なキャスト
キム・ユジョン ホン・チョンギ 絵師
トンイの子役時代から、色々な子役を経てずいぶんお姉さんになりました。
でもやっぱり、お茶目で明るい所は彼女のキャラクター。
ここかしこに<トンイ(子供時代の)>を感じました😊
アン・ヒョソブ ハ・ラム、日月星(イルウォルソン) 秘密組織の首長、役人
売れっ子ですね~。韓国イケメン俳優さん達、どんどん若手が活躍して来て
下剋上時代?今回はカラーコンタクトでお顔のニュアンスが違って
また新たな魅力発見でした。
コンミョン 亮明(ヤンミョン)大君、イ・ユル タン王朝第3王子
イ・ユル君、大君役がとっても似合ってました
見直した~。おっとりした感じも彼の雰囲気にぴったりで、
<タンタラ>や<ハベクの新婦>のような現代物より歴史物が良いかなって思いました。
ムン・スク サムシン 生死を司る神
大好きムン・スクさん。同じ年なので憧れまくってます。彼女見てると
皴も怖くないって思えてくる。
チョ・ソンハ ソンジョ タン王朝4代目王、亮明大君と朱香大君の父
もうね、彼が出て来ると、大体<悪役決定!>ですよね…
今回は割と良い人でした。でもってやはりベテラン…。改めて力を感じましたね。
王様役が多いし、袞龍袍(コルリョンポ,곤룡포)がまたとても似合うんだよねこの人。
キム・グァンギュ チェ・ウォノ 商団の長
ひょうひょうとした感じで、どんなドラマでもその場に柔らかさをもたらす俳優さん
今回も、ユーモラスであって、厳しくも優しい人物を好演
チェ・グァンイル ホン・ウノ ホン・チョンギの父、絵師
彼も悪役が多いけれど、この狂気に侵された父親の役は上手かったな~
※今回はキャスト紹介が多かった💦他にもよくお見掛けする俳優さんたくさん出ていました。
ベテラン、中堅、若手のバランスが良く、特にベテランの力を強く感じたドラマでした。
若者たちだけだと、甘々の恋愛物語になる所が、脚本もよく出来ていて
要所要所で甘くなりかけたストーリーをベテランが締めてくれるので
最後まで飽きずに見られました。CGシーンもとても見応えがありましたよ😊
また素晴らしいのは絵画のシーンです。一筆一筆に命を込めて描き上げる王の肖像。
この時代の人達はどれほどの緊張を持って筆を持ったのかと思うと、1枚の絵の持つ
深い意味合いに心突き動かされ、このシーンは特に見入りました。
イ・サンの時の図画署の人々のシーンを思い浮かべましたし
演出は<風の絵師>のチャン・テユと言う事で、大いに頷けました。
最終話は尻切れトンボ的な終わり方。散らばっていた伏線が回収しきれないで
終わった感が否めません。殆ど若手だけの出演だったため若干間延び。
そこがとても残念。消化不良です。
ただ、映像も美しいし、テンポもよく、絵の仲間のチームワークの息もピッタリで
楽しめました。民放でも放送されたようなので見た方もいらっしゃるかもしれませんね😊