シュルプ(韓国ドラマ) | 猫とアロマと優しい花と

猫とアロマと優しい花と

2020年7月24日。愛猫もも永眠(16歳)
2022年アロマインストラクター資格も返上し
ブログタイトルと一致するのはガーデニングだけになりました。
今は主に、日常の事、韓国ドラマの事、お花の事などを綴っているブログです

ネットフリックスで配信中の<シュルプ>見終わりました。

2022年 tvN 全16話

 

あらすじ

 

問題児である王子を未来の国王として育成しようと奮闘する王妃イム・ファリョン(キム・ヘス)

そんな彼女には優秀な長男の世子(ペ・イニョク)がいるが、突然、病に倒れる。

するとチャンスが来たと側室達が王の母の座を狙おうと教育競争が巻き起こる。

王の母である大妃(キム・ヘスク)はファリョンに「私は孫よりも国が大事だ」と申し渡し、

威圧的な態度をとる。

 

↑Wikipediaより引用。

 

※言ってみれば、絢爛豪華な王朝を舞台にした壮大なる嫁姑バトル。

時代物から韓流の沼にはまった身としては、久々に見た昌徳宮(チャンドックン)に

心躍りました。ここが出て来ると、様々な韓流歴史ドラマが蘇ります。

 

 

※キャスト 

 

キム・ヘス     イム・ファリョン    王妃

言わずと知れたキムヘス姐さん。堂々たる中殿役。

かっこいいの一言に尽きます。

ぐっと顎を引いて相手を睨み付ける姿はここでも健在。

王宮内を闊歩する姿にも惚れ惚れしました。   

 

 

 

キム・ヘスク     大妃、ファリョンの姑

大ベテランですね。今回は凍り付くような冷たい大妃を演じました。

 

 

サイトから拝借した画像。スクショしたけど…大丈夫かな💦

凄いね。キムヘス姐さんとキムヘスクの顔の大きさの違いってば!

 

 

チェ・ウォニョン   イ・ホ    王、ファリョンの夫、大妃の息子

このドラマは女性が主役。王としては、無難だったね。

最後の見せ場もそれほどおお!っていう感じもなく淡々と終わった気も…。

 

 

オク・ジャヨン   ファン貴人    イ・ホの側室

後宮の一番きつい人役。怖かった。

カウンターズで悪霊に寄生された女性を演じた時のイメージが有ったから余計に…

 

 

王子たち

世子(と監督)を囲んで。

 

 

 

個性強めな後宮達

 

 

※不可解な死を遂げた世子。世子亡き後、巻き起こる

大君(王の正室である中殿(王妃)から生まれた王子)と後宮達の君との間で

世子の座を巡って繰り広げられる大バトル。そこにあるのは駆け引き、陰謀、し烈な権力闘争。

やる気のなかった大君たちをいかにして世子候補として認めてもらえるかに

頭を悩ませながら教育し、傍ら世子の死因を突き止めるため奔走する王妃。

ざっくり書くとこういうストーリです。

 

しきたりを次々に破り自己主張をして行く王妃の姿は現代に通じます。

最近のドラマの風潮か、さりげなくLGBTも取り上げ、排除する側、見守る側の対立も

入れるなど、ステージを変えればスカイキャッスルに住むセレブママ達のマウント合戦💦

それでも王妃の貫録勝ち。

成長して行く大君一人一人に暖かいまなざしを向けたキムヘスが

強く、そしてうっとりするほど美しかった。

 

邦題のシュルプは、古代朝鮮語の言葉で「傘」を意味します。

最初から最後まで王妃は大君達の、また君達の、そして権力によって片隅に追いやられた

人たちにとっても、暖かく、優しく、厳しい<傘>でありました。